旨辛サルサの材料にタバスコが必要なので、人生ではじめて、タバスコを買ってきました。
私、辛くなるのは良いのですが酸っぱくなるのは抵抗があるので
タバスコは避けていたんですよね。タバスコ経験値0ですよ。
サルサの残りのタバスコ、一体どうやって使えば良いのだろう?と公式レシピを見てみたら、タバスコを使ったレシピが色々載っておりました。
中にはタバスコを使ったデザートとか、あるらしくて。
クッキーをタバスコシロップに浸すレシピが、あるらしくて。
なにそれちょっと詳しく。
せっかくだし、という事で、作ってみました
その名も「ギリシャ風クッキー」。
クッキーをシロップに浸すギリシャのお菓子「メロマカロナ」が元ネタではないか…と思われますが
メロマカロナにタバスコが入ってるとか、ギリシャではタバスコシロップにクッキーを浸すとか、そんな事は全く無いようでした。
焼きあがったクッキーを、タバスコ入りシロップに浸して
完成したのはこんな感じ。

さすがにネタレシピでしょう。
……と、思っていたんですが
普通に美味しいです。
そもそもタバスコ入りシロップという概念がどうなの、って感じじゃないですか。
これが結構おいしい。
基本的に「甘酸っぱい」は美味しいんですよね。単なる「甘い」より食べやすくなるので。
なのでタバスコとレモンの酸味が砂糖とマッチしており、最後にほんのりとした辛味が来る感じ。
チリチョコレートが行けるなら全然行けますね。
シロップの時点で既に「ほんのりとした辛味」程度なので
これにクッキーが加わると辛さはほとんど認識できません。
なので、普通に美味しい。
後味が若干ピリピリしますが、このピリピリはしょうが程度なので
ジェネリックジンジャークッキー、みたいな感じ。
ジェネリック?で良いのかは微妙ですが。
ジンジャー強めのジンジャークッキーが好きなら美味しく食べられるかと思います。
クッキーにタバスコ、と聞くと抵抗感があり、私も今回は完全にネタだろうと思っていたのですが
作らないと分からないものですね。
むしろ辛さよりも、クッキーをシロップに浸すことで保存性が悪くなり、食感もしなしなになってしまう方が気になりました。
もし次作るなら生地に直接タバスコ入れるかな。