ラベル 料理 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 料理 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年7月22日火曜日

アレパを作って食べるよ

我が家に、何の用途で買ったのかまるで記憶にないコーンミールがあるんですよ。
もしかして196ヵ国レシピの残り…だとしたらだいぶ古……
という気がしておりますので、せっせと消費します。

今回は、コーンミールで作るパン、アレパを作ります。

アレパとは。
コロンビア・ベネズエラでよく食される、とうもろこし粉から作る平パンのこと。

おいおい、私は196ヵ国レシピを経たから知っているんだ。
とうもろこしの粉に水を混ぜても、グルテンが入っていないからパンみたいに伸ばせないということを!

……と、思っていたのですが
アレパに使うのは「ホワイトコーンミール」と呼ばれる粉で
これは通常のコーンミールとは異なり、「ニシュタマリゼーション」と呼ばれる措置を施したものなので
小麦粉みたいな運用ができるんですって!
もしかしなくても、196ヵ国レシピで散々失敗したとうもろこし団子シリーズ、ホワイトコーンミールを使え案件でしたね。

今回はコーンミールの消費が目的のためホワイトコーンミールを別に買ってしまうと意味が無いので
デリッシュキッチン版のコーンミール+強力粉で作ります。

温めた牛乳を注ぐことでコーンミールに火が加わったような状態に………?
と、期待したのですが、全くそんな事は無く
私が購入したのは、粒は小さいけれどトウモロコシであって小麦粉ではないのだと思い知った感じです。



別に不味くはないですが、パンを期待して食べるとちょっと違いますね。
粟団子の粟、っていう感じがします。
これが……ニシュタマってないコーンミール……!!

ちなみに「ニシュタマリゼーション」は、オルメカ文明の頃から伝統的に行われているトウモロコシの”あく抜き”…石灰などで煮込むことで
この処理を行う事で栄養素の吸収率もアップするんだとか。
特にトウモロコシに含まれるナイアシンは、ニシュタマリゼーションを行わないと吸収されないので、トウモロコシを主食運用するなら必須の処理のようです。

トウモロコシ以外にも灰で煮た食べ物いっぱいあるんでしょうけれど
糖質がいっぱい摂れる穀物を、たまたま灰で煮たらパン状にしやすくなって栄養素もアップしちゃった。とか、うまくできてますよね、世界。

2025年7月18日金曜日

揚げない油淋鶏を作って食べるよ

オレンジページが揚げない油淋鶏を紹介していたんですよ。
揚げない系のレシピ、色々あるんですよね、揚げないコロッケとか揚げないフライドポテトとか。
多くを「ふーん」で通り過ぎてきたのですが、なぜか油淋鶏は気になったので作ってみました。

これが成功したら揚げないジェネリックケンタッキー、揚げない大鶏排とか色々応用効くぞ!

というわけで作成。参考にしたレシピはこちら。

油大さじ2は使うのですが、これすら惜しんでみようということで
鶏肉の皮を剥いで、まずは鶏皮だけを焼いて油を出すことに。


これでパリパリの皮ができ、油も確保できます。
油ももともと鶏肉の一部だったので鶏肉のカロリーで収まるはず。

片栗粉をたっぷりまぶしたもも肉をこの油で焼き、完成したのがこちら。

揚げない油淋鶏 with パリパリ鶏皮。

これは充分、油淋鶏ですね。
ジェネリックケンタッキーに新たな道が見えてきました。

ただやはり揚げ物よりも「弱い」のか、水蒸気にさらされるとカリカリ感が失われやすい気がします。
カットすると肉汁が出てしまって衣が柔らかくなるので
いっそ一口大で作るほうが良いのかもしれません。次はそうしよう。

2025年7月1日火曜日

ミャンマーのトーフを作って食べるよ

ミャンマーに黄色い豆腐があるらしい。
その謎を解き明かすべく、我々はネットの奥地へ向かった……

というわけで、なぜか続いているベサン粉料理シリーズ、本日はミャンマーの「トーフ」、正式名称はシャン豆腐と呼ばれるらしいです。
原材料は大豆ではなくひよこ豆で、レシピはファリナータと同じく、ひよこ豆:水=1:3で作るようです。

水で溶いたひよこ豆を加熱して、とろみが出たら容器に移して粗熱を取る………はずが
やはりフライパンの中でスクランブルエッグ状態になる。

今回はそれを揚げます。そう、揚げ物なのです。
これを揚げると「トーフジョー」という食べ物になるらしい。



なんか違うものが出来た気がするけど、こんな感じで。

ひよこ豆水、加熱すると固まるのに、揚げると柔らかくなるんですよ。
不思議ですね。

これが正解かどうかはともかく、これはこれで、外側カリっと、中とろっとして美味しいです。
まさにカスタード。
ファリナータの本来の姿は多分これなんだろうな…シャン豆腐だけど…

2025年6月19日木曜日

ファリナータを作って食べるよ

本気で探せばベサン粉料理は結構あるものですね。
今回はちょっとエリアを変えて、イタリアのベサン粉…もとい、ひよこ豆の粉を使った料理「ファリナータ」を作ってみます。

ファリナータ、とは。
ひよこ豆の粉で作る無発酵の薄いパンケーキ。別名ソッカ。
平パンなので、つまりこれはフォカッチャの一種になるようです。

レシピは非常にシンプルで、ひよこ豆の粉、塩、水のみ。
ひよこ豆の粉:水=1:3くらいで溶き、生地の上から胡椒とローズマリーを散らすと。

イーストもベーキングパウダーも入らないとなると、平パンっていうか薄パンじゃないと、ガッチガチになって食べにくいんじゃないですか?と疑問に思っていたのですが
ファリナータは、中をそこまでしっかり焼かずとろっとした状態で仕上げるようです。
「カスタード」と表現されておりました。

私にそんな絶妙な焼き加減ができるのでしょうか?
そして実際焼いたものがこちら。



絶妙な焼き加減、できませんでした。

もう少し厚みがあっても良かったかもしれません。というか、焼いている途中、中央がえらい膨らんできて
表面がでこぼこしてしまいました。
写真で見たファリナータは平たくて焼き目も綺麗だったけどなぁ。

今回は初回だった事もありレシピ通りオーブンで焼きましたが
フライパンで焼いたほうが、外側カリっと、中とろっと食感に近づける気がします。焼き目は諦めるとして。

で、お味ですが
これは塩の分量がすべてと言っても過言ではないくらいシンプルな味わい。
今回は成功でした。
ただひよこ豆って結構独特の匂いがするので、匂いは気になるかな。慣れの問題だと思いますが。
もっとガツンとローズマリーを盛っても良かったかもしれない。

ベサン粉が余ったら全部これで良いかな。と思うくらいには美味しくいただけました。

2025年6月5日木曜日

羊羹テリーヌを作って食べるよ

最近、お菓子作ってないなぁって思うんですよ。
久々にお菓子を作ろうと思います。
と言っても今回作るのは超簡単。
あんこを流して固めるだけの羊羹テリーヌです。

あんこに煮溶かした寒天とドライフルーツ、くるみを入れて
型に流すだけ
上に目立つようにナッツとフルーツのせたら映えるかな?と思ってやってみました。



なかなかいい感じのような気がします。
作成の手間の割には映える!


小さいのと、色もおそらく同化してしまって見えていませんがオレンジピールが入っており
これがあんこの甘さの中にさわやかさを加えてくれます。
ドライいちじくも入っていますが、これからの季節ならもうちょっと酸味のあるフルーツ…パイナップルとか、マンゴーでも良さげな気がしました。

なお、ちょっとお酒が入っており、しっかり煮切らないので
このようかんを食べると私、若干動悸がします。
洋酒の力強すぎ…

でもいつものあんこに爽やかさが加わって、見た目も華やかだし
これは良いですね。






2025年5月20日火曜日

ジャックフルーツでカレーを作るよ

肉の食感の果物がある。…と聞いて、以前ジャックフルーツを食べました。
とはいえ、以前食べたものは完熟果実のシロップ漬け缶詰。
より肉に近い食感なのは、未熟な調理用果実のほうらしいのですが
輸入制限もあり「簡単には出会えない」などと書いておりましたが

業務スーパーに売ってましてね。冷凍品ですが。


見つけた瞬間、思わず「あるのか!」と言いかけました。
アメ横の地下とか、海外食料品店とかじゃないと無いと思ってましたよ。

パッケージに「カレーに」って書いてるんですよ。
これは作るしかないじゃないですか。

というわけで、ジャックフルーツでカレーを作って食べます。
開封してみたら、すごく良い香りするんですよ。
冷凍でこの香り!?と驚くレベル。これは生果実もいつか出会ってみたいですね。

袋の表示によると、レンジ5分でサラダにできるようなのですが
食べてみたところ結構固かったので、圧力鍋で煮込んでみることに。

あとは食べやすい大きさに切って、普通にカレーを作るだけ。
レシピはブリティッシュ・ベイクオフに登場したナディアのものを使っております。



紫キャベツのアチャールと、水分量を間違えて薄いホットケーキになってしまったナンがセットです。

圧力鍋はやり過ぎでしたね。
肉の食感はどこかに行ってます。かわりに、とても柔らかくなりました。消化は良くなってそう。

冷凍状態ではフルーツの良い香りがしましたが、カレーにするとさすがにカレーに上書きされるのか、トロピカルな香りは全く気になりません。
味も特に…クセのある味ではないので
なんだろう。柔らかくしすぎたタケノコっていうか……?

シロップ漬けは「物置の臭いがする」と書いた私ですが、冷凍ジャックフルーツは全くそんなことが無く、独特の見た目とは裏腹にクセもなく食べやすい味でした。
もう一度買ってきて肉っぽさを再現してみたいですね。


2025年4月18日金曜日

チキンオーバーライスを作って食べるよ

とある事象に出会ったあと、全く別の場所で全く同じ事象に遭遇すること、ありますか。私は今までそんな事……全く無い、と言う自信は無いな。ものすごくくだらない事で2,3あったかもしれない。
でも先日確かに遭遇したんですよ。これは運命というやつじゃないですか?

何かって、チキンオーバーライスなんですけどね。

そうです。食べ物です。この運命的な偶然の出会いだって食べ物の話なんです。
たまたまSNSでチキンオーバーライスを知り、これはいつか食べたいなと思って名前を脳に刻んでいたら
次の日くらいに、Youtubeでチキンオーバーライス食べてる動画が流れてきたんですよ。

流行ってるの?

ググってみたところ、2023年頃からぼちぼち出始め、2024年に「最近見るようになった」と言われているので
流行、までは行かずとも、市民権を獲得しつつあるようですね。
これは乗るしかない。運命が私に食えと言っている。

というわけで、チキンオーバーライスを作って食べますよ。

どんな料理かというと、焼いたチキンにヨーグルトソースをかけてターメリックライスの上に乗せたもの。
アメリカの屋台メシの一種のようです。
ワンプレートでたんぱく質も摂れて、野菜を添えるとさらに映えるので
一人暮らしには良い料理かもですね。

何件かググってみたところ、ターメリックライス・グリルチキン・ヨーグルトソースという要素はありつつも、レシピはかなりブレがあるらしく
辛そうなソース、甘めのソース、肉もタンドリーチキンにしてみたり胸肉だったり
かなり幅広い料理のようでした。



今回は少し甘めのヨーグルトソースのもので作成。
デュカも合うよ。とのことなので、デュカをかけたわけですが
カリカリ食感が追加されて、大変良いじゃありませんか。
デュカはオイルは不使用なので、ヘルシーにカリカリさせるスパイスとしてとても良いですね。

ご飯は一度に3回分くらい炊くので、ターメリックライスを炊いてしまうと余らせてしまう事があるのですが
チキンオーバーライスで消費できるの、良いですね。
ターメリックライスが炊きやすくなりますね。
次は辛いソースバージョンも作ってみようと思います。

2025年4月17日木曜日

ストラッツァータを焼いて食べるよ

以前にフォカッチャについて調べていた時に見つけたイタリアのパン、ストラッツァータを焼いて食べてみますよ。
ストラッツァータとは、イタリアの黒コショウ入りパンの事らしいです。
ネットで調べてみたところ、大きいドーナツのような形で作るのが一般的な模様。
海外では調理器具を販売しているらしいKENWOODがレシピを公開していたのでそちらを参考に作ってみました。

スパイスマッシャー活用のチャンスなので黒コショウは粒から潰しています。
こねと一次発酵をホームベーカリーさんにお任せして
焼きあがったのがこちら。



私の想像ではもう少し輪が大きくなる予定でしたが、思ったより真ん中の円が潰れてしまいました。
少し焼きが足りない感じもしたので、もう少し大きなドーナツで作るか…2回目以降なら丸パンに成型してしまうのも有りかもしれません。

で、こちら、焼き上がりは素朴な見た目で心配でしたが、カットすると黒コショウの香りがいっぱいに溢れてきまして
すごーーーーーーーーーーく良い香り!

コショウの辛さはそこまで主張せず、でも香りはしっかり香ってきます。
パウダータイプのコショウを使うと辛味も出るのでは?と予想してますがどうかしらね。

基本、サンドイッチにして食べるようなので、鶏ささみを挟んでみる。


パンに黒コショウの風味がしっかりついているので、めちゃくちゃ合いますね。
シンプルにチーズだけ挟んでもよさげ。

ところで皆様、コショウと甘いものの組み合わせ、いかがですか。
私はぜんぜん行ける派です。むしろ好き。
昔食べた黒コショウのアイス、めちゃくちゃ美味しかったなぁ…
なので、ジャムとかハチミツとか、全然合わせられますね。いちごジャムとか絶対合うでしょ。
今度食パンを焼く時にもコショウ入れちゃおうかしら。と思っております。



2025年4月7日月曜日

パンチフォロンでパスタを作ってみる

和風パスタがあるなら、インド風パスタもあるんじゃないですか?
「インド(笑)」と思ったのならお待ちください。
なにもカレーの中にパスタを突っ込もうという訳ではないんです。

パスタってほら、ペペロンチーノやカチョエペペのように、極めてシンプルなスパイスだけで美味しくなっちゃうじゃないですか。
アレ、行けるんじゃないかと思ってるんですよ。

先日作ったパンチフォロン、そうインド版五香粉が。

というわけで、ペペロンチーノならぬ、アーリオ・オーリオ・パンチフォロンを作りますよ。
作り方はペペロンチーノと同じで。
スライスしたニンニクと大雑把にくだいた唐辛子、パンチフォロン小さじ1を炒める。


茹でたパスタとゆで汁を投入して、できるだけ頑張って乳化。



具、何か入れてもいいかなぁという気もしましたが
とりあえず初回は何もなしで。

これ、うんまいですわ。

パンチフォロンの風味がちゃんとパスタから感じられる…!
ペペロンチーノがワンランク美味しくなりますね。
インド感はあまり無く、洋風ペペロンチーノとして大変美味しくいただけますね。

弱点は、パンチフォロンの食感が残っており、時々粒に当たった時にガリっとなるでしょうか…
パウダーだと完璧なのかもしれません…でもまた作ると思います。

エリンギとか、キャベツやセロリを入れてアレンジしても良さそうな気がします。


2025年3月7日金曜日

中華クリスピーチキンシーズニングを食べるよ

お正月に立てた、最も低レベルな目標。「ジェネリックフライドチキン作成」
一応目標としたからにはきちんと取り組まなければいけないと思っております。
とはいえ、ジェネリックフライドチキン作成にどうやって取り組んでいけばいいのでしょうね?

ということで、まずフライドチキンの魅力ポイントを考えてみる。
1にスパイスの香り、2に衣のパリパリ感、3に脂

この中から脂を落とせばいいわけね~。簡単、簡単。
……頭で考える分にはな!

でも方向性は決まったというか、自作フライドチキンでやる事は
 1.味付けを本家に近づける(あるいは本家と違っても美味しいと思う味にする)
 2.油脂分なしでサクサク感を得る
の2点を考えれば良いわけですね。とりあえず。

そんな中私、良いものを見つけました。

中華クリスピーチキンシーズニング


ふりかけるだけでお肉がサクサクになる…っぽい。
ほんとぉ?
半信半疑のまま、胸肉をただ焼いただけのものに振りかけてみる。


思ったより肉にくっついてくれる。というか、上に乗せるだけでも充分かも。
このシーズニング、単品ではけっこうサクサク食感なのですが
お肉と食べるとサクサク感が負けるというか…肉の弾力に押されて、単品で食べるよりサクサクしないですね。
サラダとかチャーハンに振りかけたほうがサクサク感は楽しめるかも。

味のほうは花椒が効いたシビ辛味。
口の中が結構シビレます。
そうめんにも良さそう…とか、餃子にかけたら幸せが訪れそう…とか、色々夢が広がります。

このシーズニングは美味しくいただくとして
フライドチキン作成のほうは、もう少し固めの衣が必要かなと思っております。
それこそシリアルを砕いて衣にするとか、食べる醤油も結構カリカリしてた気がする。
パンの耳をカリカリに焼いて振りかけるのとかどうかしら?とか
色々できそうなのでまた後日チャレンジですね。

2025年1月14日火曜日

おからを洗ってみる話

子供の頃、地元の市場で売られていた卯の花がめちゃくちゃ美味しかったんですよ。
しっとりしていて、なめらかで。
卯の花大好き。と、思っていたのですが、大人になってから卯の花を食べるとパッサパサで、ざらつきがあり、ひどく驚いた記憶があります。

なめらかな卯の花にするために、片栗粉を入れると良いとか、油をたっぷり入れるんだとか聞きまして実践しましたが、どれもあの頃の卯の花を超えられず
そもそもおから自体が違うという話も聞き及んでいる中
和食の巨匠笠原将弘氏のYoutubeで「おからを洗う」という単語を聞きました。

えっ……………………洗う???
洗えるの?あの細かさのものを???

そう思ってググってみると、おからの洗い方が指南されているじゃありませんか。
洗うと、口当たりが良くなるらしいじゃないですか。
……これ、なのでは!?
というわけで、おからを洗って卯の花を作ってみました。

まずボウルに水を溜め、ざるに入れたおからを小さなヘラで押しつける


良い感じのざるが無いのでみそこしを使っています。
濾すとこんな感じ。ざるの目が粗いのか、私の場合は9割くらい濾せてます。

案外おから成分が濃いおから水ができました。

ボウル側のおから水をさらしで濾す


これを卯の花に加工します。
みそこしに残ったほうは後日お好み焼きに入れていただきます。

これをフライパンで炒って、味付け…私はめんつゆ使っちゃいますけどね。


具としてにんじん、ひじき、まいたけが入っております。

食べてみた結果………


あまり変わらず!

みそこしでは、ざるの目が粗過ぎたか。
これなら手間考えると普通に作ったほうがいいなぁ。
押し付け過ぎたかなぁ…触らないほうが良かったかなぁ…いや、やっぱりみそこしでは目が粗いから…
と、脳内反省会が開催されております。

次回、粉ふるいでやってみるか…!?



2024年11月19日火曜日

ベーグルに失敗するので原因を究明してみた

ムラヨシマサユキさんレシピに則ってベーグルを焼いているのですが、表面がボッコボコになる失敗が続いておりました。

おかしい。私、昔はベーグルをまあまあ焼けていたはずなのに。
一体なぜ失敗するようになってしまったのか。

まぁ…よく考えずにパン作ってたからだよなぁ…と、自己解決するんですが
ではどうすればベーグルが焼けるようになるか?
これが問題です。だってこの答えが解っていれば問題なく焼けてるはずですからね。

答えが解らないときはトライ&エラーを繰り返すしかない。
というわけで、ベーグルを色々作ってみるなど。



①ベターホームのレシピ
料理教室で成功事例あり、ライ麦が入る。
加水率  58%
茹で温度 記載なし(沸騰しない程度で茹で実施)
茹で時間 片面15秒

結果:焼けた


発酵時間が各30分と短く、メモ書きで「2次発酵は控えめに」との記載あり。

②富澤商店のレシピ 基本のベーグル
加水率56%
茹で温度 沸騰した後弱める、ぐつぐつ煮ない
茹で時間 片面30秒

結果:焼けた


発酵は1回のみ。こちらも問題なく焼けました

③ムラヨシマサユキさんのレシピ きょうの料理バージョン ふわもちベーグル
加水率55%
茹で温度 沸騰させない程度の火加減
茹で時間 片面1分30秒

結果:焼けた


こちらも発酵は1回のみ。茹で時間は片面1分30秒とかなり長めで心配しましたが特に問題なし。


以上3回作ってエラーは出なかったものの
作ってみて、どれも発酵時間短くない?という事に気が付きました。
失敗した時はレシピを読み間違えたのかな?と確認してみましたが
やはり1次発酵40~50分、2次発酵同じく40~50分としっかり記載されておりました。

今まで一時発酵の時は35度くらいのお湯を保冷バッグに入れ、そこにボウルを入れる、
二次発酵はオーブンの発酵機能を利用していたのですが
それらを止め、こねる時に加える水も冷水にして、発酵時間を各40分、かつ11月の室温で再挑戦した結果

焼けた!


なおレシピの加水率は60%
茹で温度 記載なし
    (静かに揺れるくらいの「火加減」の指示あり、沸騰しない程度の弱火で茹でてみた)
茹で時間 片面30秒

原因:おそらく発酵のしすぎ


私、自作パンはあらゆるものが足りないと思っていたんですよ。捏ねも、発酵も。
凝ってる人は発酵器を買っているし、それが無い場合は発泡スチロール等で自作したりするので
一次発酵も二次発酵も、しっかり温度をキープする必要があるんだと思っておりましたが
あまりやりすぎても良くないのが分かったのは収穫でした。

茹で温度や茹で時間の長さは、多少ブレても大丈夫そう。
表面がボコボコする場合は発酵具合をまず疑ったほうが良さげに感じました。

ベーグルは茹でる工程が入る関係上、成型~発酵後、生地を一旦オーブンシートから剥がす必要が生じるのですが
加水率が多いと剥がしにくいので
「シンプルでおいしいおうちパン」のレシピは簡単・初心者向けそうに見えて
結構難しいのかも。という気がしております。
初心者は、面倒でも手順と計量はバキバキに決まってるほうが、余白が少なくて失敗しないと思います。


さて無事にベーグルが焼けた事ですし、これからベーグル編に入って……行くはずなのですが
ちょっと最近ベーグルを焼きすぎたので、少し別のパンを挟みたいと思います。




2024年9月12日木曜日

米が無いならビリヤニを食べればいいじゃない

少し遠くのスーパーに行ったら米がたくさん売っておりました。
もう米不足も落ち着いた感じですかね。
ただ、少し遠くのスーパーから米を持ち帰るのは大変なので、近所のスーパーの品揃えに関する呪詛だけ吐いて帰ってきました。

なお、米が店頭から消えたと話題になっていた時から、バスマティライスは売られているのを確認しておりました。購入数に上限は設けられておりましたが。
我が家にはバスマティライスの在庫があるので、今回購入はしなかったわけですが
お米が食べたいならバスマティライスを食べれば良いわけですね。
というわけで、ビリヤニを作ります。

今回はベジタブルビリヤニ。野菜のみです。


トマトがまるごと1個入っており、今回買ってきたトマトが結構酸っぱいものだったようで、比較的酸味のある仕上がりになりました。
美味しい事には変わりない。

1993年の米騒動のとき、人生で初めてインディカ米を食べました。
当時米といえば炊飯器で炊く方法しか知らなかったので、日本米と同じように炊飯器で炊き、風味の違いに驚いていたわけですが
炊き方を知っていればちゃんと美味しく調理できて、食べられるものの幅が広がるので
色々なものの調理方法は覚えておくに越したことは無いな、と思うのでした。



2024年9月10日火曜日

カルダモンパンを焼くよ

胡椒餅を作っていて、そういえば最近パンを焼いていない事に気が付きました。最近…?いやむしろ今年に入ってから、全然パンを作っていないのでは?
夏はパンがもりもり発酵してくれるので、パン作りに良い季節のはずなので
ムラヨシマサユキさんのレシピのパンを焼かねば!

…そう思って作ったベーグルが見事に失敗したので
リハビリというか、気が向くままに作りたいパンを作るだけ。

本日作るのはカルダモンパンです。

パン生地の中にはカルダモンパウダーを加え、伸ばした生地にバターを塗るのですが
このバターにも、カルダモンホールから種を取り出しを刻んで加えてあります。
この作業がなかなか面倒くさい…
カルダモンの鞘はぴっちりと硬めなので取り出すのにハサミが必要だし、種は小さく硬いので刻もうとするとあちこちに飛ぶ…

長年要らないと思っていたけれど、今年のナマステインディアでいよいよスパイスグラインダーを買うべきかもしれない。

というか、パウダー使えば良くない?と思ったわけですが
パウダーは熱に弱く、加熱すると風味が飛びやすくなるようです。
このひと手間が美味しさのもとよ……

パンの形は、ノット型(ひとつ結び)とねじるタイプの2種類あるようです。ノット型のほうがメジャーなのかな?
今回はねじるタイプで。こっちのほうが成型しやすそうな気がしたので。

焼きあがったのがこちら。



焼いた段階ではそこまででも無いのですが、ひとくち齧ると口の中が圧倒的カルダモンになります。
我が家のカルダモンは主にカレー用で、ちまちま消費しているので鮮度的に微妙かな…と思いましたが
それでもここまで圧倒的カルダモンとは!

ちまちま種を取り出して、本当に良かった。

カルダモンパンは、シナモンロールと同じく北欧でメジャーなパンとのことですが
シナモンロールとはまた全然表情が違う爽やかなパンですね
北欧はカルダモンが大好きで、お菓子やパンに高頻度でカルダモンが入っていると聞きますが、それも頷ける美味しさです。
めっちゃ美味しい。
週末にコーヒーや紅茶と一緒に食べてちょっと優雅な雰囲気になろうと思います。

2024年9月9日月曜日

胡椒餅を作って食べるよ

少し前に買ってきた胡椒餅が大変美味しかったので、今度は自作のターンです。

胡椒餅は、ひき肉にたっぷりの胡椒と、五香粉を加えて作ります。
五香粉は中華料理でよく利用されるブレンドスパイスで
八角、クローブをメインに、シナモン、花椒、フェンネル、陳皮などを組み合わせたものです。
なんと「5種類以上」であれば良いらしく、6種類のスパイスを使っていても五香粉。
大手メーカーはだいたい5種類でブレンドしているようですが、業務スーパーの五香粉は6種類のスパイス使用のようです。
食べ比べると面白いやつですね。これは。

八角、クローブ、シナモンあたりのメンツから、結構甘くエキゾチックな香りであることがうかがえます。
香りを嗅ぐと、どこかで食べた中華料理を思い出す事間違い無し。

その甘めの五香粉に、胡椒のピリッと感が加わって
非常に美味しくなっているのが胡椒餅。
焼いてみた…の、ですが…



なんか、思ったよりパンになりました。

味はとっても美味しい…のですが。
私が思う胡椒餅とは中華風ポークパイであって、ピロシキ亜種じゃないんですよ。
夏場だからちょっと発酵進み過ぎたかなぁ?
これはこれでめちゃくちゃ美味しいんですけどね。

なお包まなくても、フィリングのお肉だけで充分美味しいので
中華風肉団子にしても美味しそうだなと思いました。
五香粉…いいな…

2024年8月23日金曜日

グリーンカレーペーストを使わずグリーンカレーができた話

たまに無性に食べたくなるのがグリーンカレー。
市販のレトルトを買うか、グリーンカレーペーストから自作しているのですが
ペーストを買える場所が限られるうえに、結構な量ができるんですよね。
もうちょっと手軽に作れたら良いのになぁ。

…と、思っていたら
そもそもペーストを使わずに作れるらしいですよ。グリーンカレー。

エスビー食品のレシピより。柚子こしょうグリーンカレーです。



まさかペースト無しで、柚子こしょうで、グリーンカレーになるんですか?
…と、思っていたら思った以上にグリーンカレー。
ペースト無しでグリーンカレーになった……!!

私、成人するまで柚子こしょうを食べる機会が無くて
どんなものかと思って買ってはみたのですが、柚子こしょうを使うレシピもそこまで出会えず、持て余しておりました。
グリーンカレーに使えば良かったのかと。

というか、青唐辛子ペーストと考えればインドカレーにも使えそうだな。
これから我が家に柚子こしょうブームが到来しそうです。

2024年8月19日月曜日

冷やしスープカレーそうめんを作ってみた

以前に一度食べて、その手軽さと美味しさにえらく感動したS&B食品のスープカレーの素。
小麦粉不使用なので、冷やしても口当たりが悪くならずに美味しく食べられるだろうと思い、着々と準備を進めておりました。
その過程で、気づいてしまったんですよ。

ご飯も冷やすのか?と。

……固そう。
なんとか…代用できる冷たい炭水化物は無いものか…

というわけで、そうめんを用意することにしました。
なお世の中の冷やしカレーは酢飯がメジャーとのこと。
それも面白そうだったのですが、そうめんチャンプルーが食べたかったのでそうめんにしました。



具はなす、ズッキーニ、じゃがいも、玉ねぎ、鶏肉
Coockpotちゃんに調理してもらったのでほくほくとろとろです。

規定量よりも水分は少なめにしたものの、そうめんのつけ汁にするには少し薄味だったかな。
でも美味しいです。このスープカレー、やはり冷やしてもいけるぞ。

2024年7月26日金曜日

しょうがのスイートピクルスを漬けてみた

新生姜が手に入ったので、気になっていたレシピ「しょうがのスイートピクルス」を漬けてみました。

ちょっと甘めのしょうがの酢漬けってつまりガリでしょう?…という認識を覆す、力強いブロックしょうがです。



普段はすりおろしたり、薄くスライスして少量を食べている食材ですよ?
ひと口大のこのサイズを、行けというのか。
ちなみにしょうがの1日の摂取量目安は10gらしいので、1日1片が限界なのかもしれません。

なおレシピでは別に新生姜で作れとは書かれておりませんので
ひね生姜で作る事が前提なのかもしれません。
私がビビッて新生姜にしました。

ピクルス液は白ワインビネガーがベースになっており、ガリよりちょっとだけ塩気があるのですが
完成品の圧倒的生姜味の前にはささやかな誤差です。
味はしょうが。とにかくしょうが。
呼吸をしたくてもすべてしょうがになってしまい、しょうがの辛味がダイレクトに喉にきます。
確かに味はおいしく、柔らかくて食べやすいけれども。しょうがの辛味による攻撃性がなかなか高く、しょうがに殺菌される側になった気分が味わえます。


新生姜のほうが辛味が強かったっけ?という錯覚に陥って一度ググったのですが、やはりひね生姜のほうが辛いらしいので
正規のレシピでは一体どうなってしまうのでしょう。

メリットと言えば、あまり一度に量を食べられないので食べ過ぎない事と
食物繊維は多そうという事でしょうか。
次作るなら、スライスして作ろうかと思います。

というか……もしかして刻んで食べるのが正解だった?

2024年5月10日金曜日

エバラ黄金の味 贅沢辛口でチャーハン作るよ

ピリ辛福袋に入っていたエバラ黄金の味 贅沢辛口が美味しいです。
激辛まで行かない、でもしっかり辛い、絶妙な辛さ、そして味はあの黄金の味なのですから、美味しいに決まってます。
肉も野菜もそんな旨味爆発な味付けにできる素晴らしいタレでございます。
先日これでから揚げを作ったところ、から揚げがピリ辛になり大変美味しかったので
本日はこれでチャーハンを作ります。

具はささみ。理由は余っていたので。
先に加熱してほぐし、混ぜたのがこちら。



贅沢辛口はタレとして食べると唐辛子の辛さがしっかり感じられ、しょっぱいと感じるのですが
チャーハンにすると甘さが際立ちますね。
このタレ、結構甘かったんだな。
コチュジャンっぽさもあるので、ビビンバを作る時に使っても良さそう。

2024年4月26日金曜日

エバラ黄金の味 贅沢辛口で作るから揚げ

皆さま、から揚げの下味、何を使っておりますか。
私は焼き肉のタレです。
エバラ黄金の味で作るから揚げが美味しいんですよ。

先日のピリ辛福袋に入っていたエバラ黄金の味 贅沢辛口を使います。
今回はダイエットバージョンということで、から揚げをちょっとだけ作ります。

まずは黄金の味で鶏肉をマリネ。


ここに小麦粉を加えて衣にし、片栗粉をつけて揚げるだけ。

下味のタレに小麦粉を混ぜて衣にする方法は土井善晴先生のレシピから参考にさせていただいております。
これが美味しいんですよ。
から揚げレシピは土井善晴先生一択です、私。


黄金の味 贅沢辛口は、激辛というほどの辛さはないものの、はっきりと唐辛子の辛味が主張して大変美味しいです。
おそらく本来の黄金の味の辛口は、甘さ控えめ…それこそワインやビールで使う「辛口」のほうだと思われるので
私が期待していた「辛口」ってこっち。というような、実に辛い味わいです。

そういう辛み成分の入ったから揚げもあまり見かけないので
これは本当に、実に美味しいから揚げとなりました。大成功。

個人的に、焼き肉のタレで作る野菜炒めが至高だと思っているので
これのおかげで野菜炒めも辛くなりそうです。


良ければクリックお願いします

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりぼっち日記へにほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ