ラベル インド料理沼への道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル インド料理沼への道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年6月9日月曜日

マサラポテトをピーマンに詰めたやつを食べるよ

旨辛レシピで使ったピーマンが余っているので、ピーマンを使ったインド料理を検索していたところ
Bharwa Shimla Mirchという、読み方も良く分からない料理を見つけました。
バルワ シムラ ミルチ…ですかね。
スパイスで味付けしたマッシュポテトをピーマンに詰めたものです。

イギリス統治時代に登場したレシピらしいので、もともとはピーマンの肉詰めだったものがインド化してベジ料理になったのかな?と勝手に想像。
中東イスラム圏の料理でも肉詰めが多い事を考えると、もっと昔かのレシピなのかもしれませんが。

作成は簡単です。
マッシュポテトにスパイスを加えて混ぜる。


今回はパクチーを加えておりますが、ここにパニール(チーズ)が入るパターンもあるらしい。チーズ入り美味しそう。
で、それをピーマンに詰めて、ほどよく焼くだけ。


美味しそうに焼けました。
というわけでワクワクしながら食べてみたところ

……苦くて。
ピーマンが過去一かってくらい苦くて。
ピーマンだったからかろうじてセーフですが他の植物からこの苦みがしたら間違いなく傷んでると思いますよってくらい苦くて。
大人の舌でこの苦さはちょっとやばいと思いますよ……もしかして本当に傷んでいたのかな?
私の中の「ピーマン美味しさメーター」ががっつり下がりました。
苦みがある野菜なのは知ってるけど、ここまで苦く無かったでしょうピーマン。

なおYoutubeを見る限り、この料理で使われているピーマン、日本で言うところのパプリカなんですよ。ちょっと小ぶりに見えるので品種が違うかもしれませんが。
いずれにしろここまで苦いものは使っていないと思うので、もし次やる時はパプリカで作ろうと思います。
というか今回買ったピーマンは特に苦過ぎた。
しばらくピーマンはいいです…

2025年5月23日金曜日

ジャックフルーツのアチャールを作るよ

冷凍ジャックフルーツが残っているので、アチャールを作ります。
アチャールはインドのピクルスで、生野菜を使うマリネっぽいものから、梅干しのような保存目的と思われるものまで幅広く「アチャール」と呼ばれるようです。
どうやら、北インドのほうでは保存性が高く、南インドではマリネっぽいものが多い模様。

レシピはYoutubeより。
まず塩とターメリックを加えたお湯でジャックフルーツを茹でる。


生果実の場合は1時間程度茹でないと柔らかくならないようですが、冷凍品はそこまで煮込まなくていいだろう……と、思って10分ほど煮ましたが、固めの仕上がりになりました。
相変わらず茹で加減が難しい。

煮込んだらざるにあげて水切り。
ここで水分を残しておくとアチャールの保存性が落ちるとのことなので、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。

お次はスパイス。


フェンネル、マスタード、フェヌグリーク、唐辛子を炒めてパウダーに。
ターメリックと塩を追加して、お酢を加えて混ぜ
熱した油を加えてさらに混ぜ
そこに茹でたジャックフルーツを加えて混ぜる。

で、瓶に詰めて完成。



なお、瓶に詰める前と、詰める途中も適宜油を追加したほうが良いようですね。
カロリーにビビって油を控えましたが、ジャックフルーツが少し大きめなので、隙間が空いてしまいます。
空気に触れるのは良くないので、油必須でしたね。
早めに消費したいと思います。






2025年5月16日金曜日

オバマ大統領にも振舞われたインド料理を作って食べるよ

以前、ベサン粉を固形にしてカレーの具材にしましたが
ベサン粉をそのままカレーに加える、どちらかというとスープタイプのカレーがあるらしいんですよ。
その名もGujarati Kadhi。オバマ大統領訪印の時に振舞われたというカレーのようです。

カディとは。
ホットヨーグルトで作るベジタリアンカレーの事です。
日本語にすると衣類のKhadiと同じ「カディ」になってしまうので、カディカレーと呼ばれるのが一般的なご様子。
インスタントカレーとしても出回っており、前に買ってましたね私。

以前に購入したインスタントは何か具が入っていた気がしますが
今回作るのは具無し。

ヨーグルトにベサン粉を入れて混ぜ


各種スパイスを入れた鍋に加えて煮詰めるだけ。
若干カレーリーフ入ります。


ベサン粉が加熱されて、ほんのりとろみが出ます。

ずいぶん寂しいカレーだな?と思ったのですが、それもそのはず
単品で食べるより、豆や野菜に添えて食べるほうが多いらしいです。
確かアチャールの食し方に、「ヨーグルトとパン、アチャール」のセットがあったなと思ったので
今回はアチャールとパンを添えるのみでいただきます。

ほんのり甘くてマイルドな味わい。
すごくダイエットにはなりそうな気がします。
あとゆで野菜と合わせると確かに良いかも。
私はなんとなくさつまいもが合いそうな気がしています。
次はさつまいもを用意しよう。


なお、衣類のカディのほうは、たいへん良く汗を吸い、速乾で、夏場快適らしいので
そっちはそっちで試してみたいかも。


2025年4月28日月曜日

茄子ライス、バンギバスを作って食べるよ

以前に茄子のご飯詰めを食べたとき、商品名が読めなくてググっていたら見つけたインド料理です。
茄子とスパイスを混ぜて炒め、そこにご飯を投入する、南インドのピラフ…というか、私の眼にはチャーハンっぽく見えますよ。
インドのチャーハン。

英語表記ではvangi bathとなっており、日本語ではバンギバート、と表記される事もある模様。
私、マクルーバ以降、とろとろの茄子とご飯の組み合わせが大好物ですから
期待が膨らむばかりです。

さっそく「バンギバスマサラ」から作ることに。
豆とスパイス、ポピーシード、胡麻などをフライパンに入れて炒る。



我が家、スパイスミルが無いので
ハンディブレンダーでできる限り粉砕を試みます。
豆とか粉砕できるの…?と、不安になっておりましたが、食べるのに困らないくらいには粉砕できました。


しかしYoutubeなどで見かけるものより茶色い…これで大丈夫かしら。心配。

茄子とスパイスを炒めて、バンギバスマサラを加えてご飯を加えて混ぜて
完成。



最初、スパイスと米が混ざらないかと思いましたが、何度も混ぜるとちゃんと馴染みました。

赤色が足りないので辛くないかと思いましたが、青唐辛子が入っているので結構辛い。
使っているスパイスはわりとカレーに近いものの、クミンがあまり目立たないのでカレーとは全然違う味わいですね。
では何に近いのかと言われると困りますが…コリアンダー風味かな。
コリアンダーと言っても、いわゆるパクチー(葉)と、スパイスのコリアンダー(種子)は風味が違うので、パクチー味ではないです。
ちょっとまろやかな風味。


バンギバスマサラがもう少しお手軽ならまた作るんだけど…
おかわりについてはちょっと考えちゃいますね。味は美味しいんですけどね。


2025年4月25日金曜日

パンダララッサを作るよ

西インドのカレー、パンダララッサを作りますよ。
「パンドララッサ」のほうが一般的のようですが、今回レシピを参考にしたインターネットオブスパイスさんが「パンダラ」表記なので、それに沿っております。
西インドの白いチキンカレーで、ココナツミルク、カシューナッツ、ヨーグルトで作るのでマイルド。


ヨーグルトの酸味はほとんど感じられません。
酸味があっても美味しいと思う、というか、酸味があると以前に作ったレモンバターチキンカレーに近くなりそうかな。
これもめちゃくちゃ美味しいですね。
今回はナンで食べています。日本米とかナンのほうが合いそうだと思ったので。


〇〇ラッサ、という名前の料理、結構多いようなんです。
今回作った白カレーのパンダラ(パンドラ)ラッサ、赤いカレーのタンブララッサ
チキンラッサ、マトンラッサ、バタタ?ラッサなどなど…
じゃあ「ラッサ」に何か意味があるんだろうな、と推測するわけですが
なかなか出てこなくて、
Google翻訳によれば、マラーティー語で「スープ」という意味があるらしく
パンダララッサはマハラシュトラ州の料理なので、おそらく「スープ」かな?

それにしては今回作ったの、ちょっと水分少ない気がする…何か間違えただろうか。
まあ、美味しかったのでヨシ。

2025年4月11日金曜日

ひよこ豆の粉でお豆腐のようなものを作る

インド食材店に、ひよこ豆を粉末状にしたものが売られております。
それがベサン粉。
お菓子を作りたくて買ったのですが、お菓子だけで全部消費できる量ではなく
どうやって消費しようか、迷って色々検索していたら
ベサン粉から豆腐っぽいものを生成している動画があったんですよ。

そんな事できるの!?…と驚いたわけですが、当の豆腐も原料は豆。そう考えるとおかしくは無い…か?
というわけで、本日はベサン粉を豆腐みたいにして、それをサブジ…というかほぼカレーにしてみます。

ベサン粉にスパイス各種と塩、水を混ぜ
フライパンで加熱します。

…私、加熱するとゆっくり固まるものだと思っておりました。
水分が飛んで固形に近くなるのかな?とかね。

わりとあっという間に固形になります。


一体なぜそんなに速く固まるんですか?と思って調べてみたところ
豆に含まれるたんぱく質が加熱される事により変質して固まる…卵が固まるのと同じ原理らしいです。

じゃあきな粉も水を入れて加熱すると豆腐になるんですか?大豆だし?
…と思ったのですが、きな粉は脂質が多いから固まらないらしい。
料理って複雑…!

原理をよく分かっていなかったので、フライパンの中で既にスクランブルエッグ的になってしまい
出来上がりはちょっとボコボコに。
四角くカットしてひよこ豆キューブの完成。




これをカレーの具にします。

実質ひよこ豆のカレーですね。
食感は、芋ようかん…よりもう少し固めかな?
ひよこ豆キューブを作る時に加えた水分が少な目だった気がするので、もう少し水分を入れると違う食感になるかも。



腹持ちが良く、味も美味しいですし、これは新たなカレーを発見してしまいましたね。
というか、ひよこ豆キューブだけで色々活用できそうな気がします。
オムレツっぽくしたり、お好み焼きみたいになるんじゃないかという気がしないでもない。

今後色々活用していきたいですね。

2025年2月3日月曜日

冬野菜のサンバルを作って食べるよ

以前買ってきたツールダル、南インドではサンバルとして食べるのが一般的のようです。
サンバルとは。
ツールダルと野菜が入ったカレーで、南インドにおける味噌汁的な存在とのこと。
日本で紹介されているメニューだと、にんじん、トマトなどを入れる事が多いようですが
野菜であればOKというレシピもあり
ポジションが味噌汁なのでしたら季節の野菜で楽しむのも良いはず……

平たく言うと、レシピの野菜が揃わなかった。

というわけで、揃った野菜でサンバルを作ります。
今回入れる具は、ブロッコリーの茎の部分、大根、ニンジン、セロリです。


南インドは米食文化なので、バスマティライスを用意しております。

「味噌汁のような存在」と言うだけあって、尖ってない味のカレー。
辛すぎず、酸っぱくも無く、色も黄色で、特徴的な作り方をするわけでもなく
美味しくはありますが、正直感想に困る。
しかしこの尖りの無さこそ毎日食べられる味ですね。あと濃い味ではないという点も。

今回、野菜は何でも良いという指示に従ったものの、セロリのようなクセ強め野菜を入れてしまったのでちょっと心配でしたが
インド料理店で食べたサンバルにわりと近い感じで完成したのでひと安心です。
これは春が来たら春野菜、夏が来たら夏野菜でサンバル作れちゃいますね。

どんどん作っていこう。

2025年1月28日火曜日

けしの実たっぷりじゃがいものサブジ

お正月に松風焼きを作ったため、今我が家にけしの実があります。
インド料理に、このけしの実をペースト状にしてじゃがいもを炒める…?煮る…?料理があるらしいんですよ。
その名もそのまま「Aloo Posto」、日本語読みだとアルーポシュト、アルポシュトといったところでしょうか。

さっそく作ってみたんですけどね、
けしの実をすりつぶし……と、レシピにあるのですが、全然擦れないんですよ。
さらにググってみたら「けしの実はすり鉢より小さいから…」と書かれてました。
ダメなんですか!

インドのヴィレッジクッキングとか見ると薬研みたいな摺り器使ってるから、ああいうのが必要なのかも…ダメなのかも…
なんとかならないかとハンディブレンダーで試してみた結果がこちら。
ちょっとだけ細かくなった。



じゃがいもを炒めてそこにこの半端けしの実汁を加えるのですが
加熱するとくるみのような香ばしい香りがするんですよ。
けしの実ってこんなにいい香りするんだ…知らなかった…



じゃがいものほかに卵で作るバージョンもあるようです。
けしの実、味はあまり主張する感じではないので
ごま和え感覚で色々使えるかも。

なおけしの実、食物繊維とカルシウムが豊富だとか。
そんな事言っても通常食べる量はたかが知れているわけで…
…という時に、このけしの実ペーストサブジ、良いのかもしれません。

2025年1月10日金曜日

ツールダルのカレーを食べるよ

先日買ってきたツールダルでダルカレーを作るよ
ツールダル、和名は樹豆。
たいへん干ばつに強く、3~4か月で収穫できるとか。
ちょっと大きいムング豆、あるいは、黄色いレンズ豆といった形状をしております。

30分ほど浸水すると豆自体がだいぶ柔らかくなり、圧力鍋が無くても調理可能です。
煮込み速度に関してはさすがにムング豆orレンズ豆のほうが早いかな。
煮込んでいる時の香りがとても香ばしくて良かったですね。

味は…私の舌ではムング豆とそこまで変わらない気がするというか…
正直、レンズ豆もどんな味かと言われるとよくわかっていないくらいでして
食べ比べると違うんだろうけど、意識してないとその3種の豆の差が分からない気がします。

これを煮込んでカレーにしてみたのがこちら。


ブロッコリーの茎の部分とにんじんを角切りにして入れてます。
油で炒めたパンチフォロンとココナツも加えておりますが
これがまあ実に美味しくて。
半分くらいパンチフォロンの効果もあると思う。豆が香ばしくてフェンネルが爽やかでほんのり甘い香りもして…複雑!料理上手になったみたい!

いいな…パンチフォロン…ツールダル…
ツールダルはサンバルにするのが定番のようなので、次回はサンバルにチャレンジしますかね。

2024年12月23日月曜日

パンチフォロンを作って食べるよ

ある日図書館に行きまして、古めの料理本をペラペラとめくっていたところ
「材料:パンチフォロン 小さじ1」って書かれているレシピがあったんですよ。
何だ?この、注釈も無く〇〇で代用可能という文字も無い、知ってて当然でしょう?みたいな風体で掲載されている謎の材料は。
チャービルとセルフィーユみたいな、知ってるけど言語が違っているアレかな?

と、思い、さっそくググってみたところ
5種類のスパイスをミックスしたインドの調味料。ベンガル地方でよく食べられるものらしい。
つまりインド版五香粉の事らしいです。
パンチ=5でしたねそういえば。そうか。

インド版五香粉と記載しましたが粉にはなっておらず
ただ5種類の香辛料を、基本的には同量ずつ混ぜるだけで完成。
材料はおおむね
クミン
ブラウンマスタードシード
フェヌグリーク
ニゲラ(カロンジ)
フェンネル

とのこと。

先日購入してきたニゲラはこのためです。
フェヌグリークも今回初めて買ってきましたよ。


各々、ちょっと食べてみる。

ニゲラはだいぶ苦いスパイスです。
山の中で食用じゃない植物を口にしたときの味っていうか…これ単品だと、なぜこんなに苦いスパイスを食用にしようと思ったんだろう?と思うような、なんとも言えない苦みがありますね。

フェヌグリークはとても固い。
あまり香りもしないし、味もほぼないような…ちょっとだけ苦いかな?加熱すると甘い香りが出るようなので、調理後の風味を楽しみにしています。

これ以外に、カレー風味でおなじみのクミン、ご存知マスタード、そして爽やかなフェンネル
それらを同量合わせて作ったパンチフォロンがこちら


最も基本的なレシピはジャガイモの炒め物らしいので、作ってみたのがこちら。



クミンの風味に、フェンネルの爽やかさと風味が良いアクセントとなっており、いわゆるカレー味とは少し違った香りと味わい。
ニゲラの苦みはそこまで感じず、もしかしてこれがフェヌグリークの甘さ?と思われる香ばしい香りもしますね。
これは複雑、そして美味しい。

フェンネルの爽やかさのお陰で魚料理とも合いそうですね。鮭でも良いかも。





2024年11月29日金曜日

南インドの白いシチューを作って食べるよ

以前にも書きましたが、海外にはクリームシチューは無いらしいです。
クラムチャウダーはどうなんだという話ですが、これはシチューではなくスープ扱いなので、白いシチューは無いったら無いらしいですよ。
が、世界は広かった。
上記の「世界」は欧米に過ぎず、本当に世界中探せば、南インドにあるらしいんですよ。白いシチューが。

というわけで、Kerala Ishtu…読みはイシュトゥで良いのでしょうか。
こちら、英語のシチューが語源になっているようなので、インド固有の料理ではなく、イギリスシチューのローカライズが定着したもののようです。
日本のシチューも明治維新と共にやってきたらしいので、おそらく先祖は同じかと。

具材も鶏肉、じゃがいも、にんじんと日本のものとよく似てるんですよ
これはもう生き別れの兄弟みたいなものですね。
白く進化するところまで同じとは…不思議なものです。実は先祖のイギリスシチューがクリームシチューだったと言われたほうが驚かないです。

違いは何かというと、ミルクがココナツミルク。そしてスパイスが入ること。
作ってみたのがこちら。


本来は「薄いココナツミルク」と「濃いココナツミルク」の2種類を使うようなのですが
ココナツミルクにそんな種類ある?無いよね?薄いってココナツ成分何%よ?…という感じだったので
一般ココナツミルクを使って作りました。足して2で割ったらちょうどよくなるはず。

味は、ココナツ感が強いためかインド料理というよりタイ料理のような印象を受けました。
使っているスパイスはシナモン、カルダモン、クローブで、いつもの面子であるクミン・コリアンダーが不在なのも影響しているかもしれません。
私が大好きなラクサを思い出すような濃厚な味わい…とっても、美味しいじゃないですか!
青唐辛子が入っていて結構スパイシーなのも良いですね。

ココナツシチューもいいですね。
牛乳が苦手な方やヴィーガンシチューを食べたい方はぜひ、と言える味わいです。
鶏肉が入らない完全ベジ版のレシピも結構多くあるようなので、色々楽しめそうです。

2024年11月18日月曜日

コフタカレーを作るよ

子供の頃、ミートボールのCMが大好きで、毎日あれを食べたいと思いながら過ごしておりました。
なぜかCMに出て来る食べ物は買ってもらえなかったので、イシイのミートボールも大人になってからリベンジしましたっけ、そういえば。
そんなミートボールは世界共通のごちそうのようで、インドカレーにも「コフタカレー」と呼ばれる、ミートボール入りのカレーがあります。

コフタがミートボールのこと。
ミートボール発祥の地はおそらくトルコと言われており、トルコではキョフテと呼ばれています。
196ヵ国レシピで作りましたね。今振り返るとハンバーグ扱いをしているようですが。

いつかコフタカレーを作ってみたいと思っていたところ
最近発売されたカレーのアレンジレシピとしてちょうど紹介されておりまして、これはチャンスとばかりに作成です。
S&B食品クラフトカレーで作るコフタカレーです。



ちなみにこのクラフトカレー、かなり評判が良いようです。
初っ端からアレンジレシピを作っているので感想を言うのも憚られますが
スパイスがぎゅっと効いており、ガチインドではないものの欧風と呼ぶにはスパイシーな、そんなポジションのカレーですね。
ナンでも美味しくいただけるはずですが、これは絶対ご飯が良いですね。
特に今回、具がミートボールなのでご飯がいいですね。

ミートボールはひとくち大くらいの大きさ。埋もれていてあまり見えませんが。
ミートボールの中にもカレールゥが入っているので、これ自体がスパイシーです。


今回、何も考えずに合いびき肉を使ったのですが、
インドで牛豚の合いびき肉を使うわけがなく、本場は一体何肉なんだ?と調べてみたところ
そもそも菜食が多いため、じゃがいもで作られる事が多いようです。
肉ですらなかった!
じゃがいもの中にナッツやチーズ詰めたりするらしいですよ。やだそれ食べたい。

ノンベジの場合は鶏肉か羊肉が多い様子。
ラム肉、良いですねぇ。
スパイスマシマシクラフトカレーならラム肉にも合いそうなので、コフタじゃなくても普通にラムカレーとして食べてみたいかも。

2024年11月5日火曜日

レンコンのサブジを作るよ

先日見た映画「花嫁はどこへ?」内に登場するレンコンのサブジを作ります。
映画のコラボ企画で実店舗で食べれる店があったのですが、ディナータイムのみの提供らしく、ぼっちで行ける感じでは無さそうでしたので自作しますよ

レンコンはご存じ蓮の根っこなので、蓮が咲く地域にはレンコンも存在しているのですが
食用にしているのは日本、韓国、中国南部、ミャンマー、インドと限られるようです。
が、そのインドでも、こちらのサイトによると、マハラシュトラ州(インド西部の州)ではレンコンは入手できないとか。
https://www.culinarynirvana.life/lotus-root-ki-sabzi/

JAさがによると、日本ですら本格的な普及は明治以降らしい。
https://jasaga.or.jp/agriculture/nousanbutsu/renkon

あんなに美味しいものを明治まであまり食べなかったとは…

さてレンコンのサブジ。
レシピをググってみると、ヒンディー語では「Kamal Kakdi Ki Sabji」と言うらしく
トマトが入るもの、じゃがいもが入るものなどバリエーションが色々ありました。
概ね、コリアンダーをベースに味付けをする模様。

今回はインドのクックパッドを元に作ってみました。
トマトが入るタイプのレンコンのサブジです。




動画も見てみたのですが、インドのレンコンはやや細いようなので
日本のレンコンで作る時は半月型にしたほうが良いかもしれません。単純に、フライパンの中での混ぜやすさという点で。
円形のほうがレンコン感ありますが、味のムラがあったのが気になりました。

でも美味しい。
クセのない野菜はサブジにすると間違いなく美味しいですね。

2024年7月18日木曜日

キシュミシュ カジュ プラオを作るよ

ビリヤニと並ぶインドの米料理、プラオを作ります。
プラオは196か国レシピにも登場しましたが、ピラフの親戚ですね。
もともとはトルコの料理ピラウが起源らしく、プロフ、プラオ、ポロなど、親戚筋が多い料理となっております。

重ね蒸しをするビリヤニと異なり、プラオは香辛料や具材を調理した出汁で炊き込む炊き込みご飯となっております。

今回作るのは、レーズンとカシューナッツが入ったキシュミシュカジュプラオ。


ご飯にレーズンが入るのって、中央アジアあたりの食事で見た事ある気がする。
「キシュミシュ」がレーズンの事で本来ならゴールデンレーズンを指すようです。
一般的なレーズンより大粒で酸味が強めらしい。

インド料理にしては珍しく辛くなく、砂糖が入るので、すこし甘めのご飯です。
今回はバスマティライスを使っております。ビリヤニほどではないものの、軽やかな食感は残っております。
単品で食べても美味しいのですが、カレーの付け合わせはレーズン派の私、カレーが添えてあっても良いなと思います。
インド料理だけど、欧風カレーと合いそう。あとはこってりしたチキンコルマとか。

久々にBondyでお食事したくなる味わいでした。


2024年7月12日金曜日

チキン65を作って食べるよ

前から作りたかったものの、材料の関係でなかなか作れずにいたインド料理、チキン65を作りますよ。
チキン65は、手羽中を揚げ、スパイスソースで絡めたもの。
名前の由来は諸説あるらしく、1965年に完成したとか、唐辛子を65本使ったとか、65番目のレシピなどと囁かれておりますが、どれも有力というわけではなく、なぜ65なのかは藪の中の様子。

作る過程の写真は撮ってないので、完成品。


レシピは「ナイルレストランが教える初めてのインド料理」のものです。

ちょっとだけ砂糖が入った甘辛いタレ。
青唐辛子と各種スパイスでピリリと辛く仕上がっております。
めちゃくちゃ美味しい。

ずっと昔、私がまだインド映画もインド料理にも触れていない頃
会社近くのインド料理居酒屋でこれ食べたな。
その時の記憶が蘇りました。あの時もめちゃくちゃ美味しいって感動した記憶が。
思えばあれが、インド料理美味いの原点だったかもしれない。

今回、手羽中がなかなか入手できずに手こずったのですが
別に手羽中じゃなくても、普通の鶏肉でも良いようなので
今後また作ろうかと思います。



2024年7月5日金曜日

バルタラッチャチキンカレーを作って食べるよ

6月下旬、Soup Stock Tokyoでカレー祭りが開催されていました。
店内の商品がすべてカレーになるというお祭り。
その日のメニューにバルタラッチャチキンカレーがあったんですよ。
私、ウキウキで出かけたんですが、到着した店舗では冷凍スープのみ取り扱いらしく、お祭りやってなくて
食べられなかったんですよ。カレー。

悔しさを噛み締めて帰宅して、家のレシピを改めて見てみたら
いつか作ろうと思っていたリストの中にバルタラッチャチキンカレーがあるじゃないですか。
作る!
というわけで、ナイル善己さん「南インド料理とミールス」より、バルタラッチャチキンカレーです。


ご飯は雑穀米にしてます。

バルタラッチャとは「ローストしたものをペーストにする」という意味。
ロースト&ペーストの対象となるのは、ほとんどココナツのようです。

ココナツペーストのカレーと聞くとまろやかそうなイメージですが
ナイル善己さんのレシピでは結構な量の唐辛子が入り、なかなかの辛口に仕上がっております。
今作ってる旨辛レシピより辛いんじゃないかな。
改めて、エリックサウスさんのカレーのレシピって、万人が食べやすいようになっていたんだなぁと思いました。ナイル善己さんのは本格派という感じが。

今回はチキンカレーでしたが、海外のレシピを見るとかぼちゃで作るバージョンもあるらしい。
かぼちゃとココナツのカレー?そんなの絶対美味しそうじゃないですか。
次はバルタラッチャかぼちゃカレーですね。

2024年5月2日木曜日

レンジで作るチキンビリヤニ

次は炊飯器でビリヤニを作ると言ったな。あれは嘘だ。というか、嘘になってしまいました。嘘にするつもりは無かったんですが
レシピみたら「レンジ」って書いてたんですよ。
というわけで、「チキンカレーultimate21+の攻略法」に掲載されている、レンジビリヤニを作ります。

ジップロックコンテナがあると便利らしいのですが
我が家のジップロックコンテナ、容量が小さいので
ガラス容器を使います。



バスマティライスを浸水させ、マリネした具材を乗せていきます。
水の中にマリネした肉を入れるのに不安があるのですが
水分は米に吸収されるはずなので、最終的にはマリネ液も米に吸われているはず……そう、信じています。

で、レンチン。
米を入れた時は、容器が大きすぎたなと思ったのですが
チキンを入れてレンチンすると膨らんで、容量1リットルの容器がパンパンになりました。倍くらいに膨らむのかな。

レンチン後、所定の時間蒸らして出来上がりです。
完成したビリヤニがこちら。



レンチンでビリヤニができた〜〜〜

レンジ炊飯自体初で、炊飯ムラになったりしないか心配でしたが
ちゃんと綺麗にできましたね。
味もしっかりビリヤニで、たいへん美味しいです。

ビリヤニ、本格的に作ろうとすると材料も複雑で時間もかかるのですが
お手軽に作ろうとするとレンジでも作れるという幅の広さがすごいですね。

2024年4月19日金曜日

国産バスマティライスで食べるスープカレー

先日買ってきた国産バスマティライス、プリンセスサリーを食べるだけ。

プリンセスサリーはインディカ米を日本で栽培できるようにした米で、
インディカ米のさらさら感とジャポニカ米のもちもち感、両方を併せ持つお米だとか。
米粒はジャポニカ米に近いかな?


以前にパウチで食べたプリンセスかおりの親で、炊くと茹でた枝豆のような香りがするそうです。

プリンセスかおり、良い香りしたもんなぁ。プリンセスサリーも期待です。
一応炊き方をググると、炊飯器調理で良さそうだったので、炊飯器で炊いてみました。

炊飯終了時にはポップコーンのような香ばしい香りが充満しております。
これこれ。この香り。好き。

インディカ米だし、インドのカレーで食べようかなと思ったのですが
サラサラの南インドカレーだと思えばそのような気もしてきたので
無印良品セットでいただきます。


良い感じの器が欲しくなりますね…

国産バスマティとのことですが、米粒を見る限り本場のバスマティのような長さは無いです。
日本米ほどの粘度は無いものの、バスマティのようにパラパラまでも行かず
少しドライで、良い香りの日本米…という印象になるかも。

香りの良さは抜群で、食べた後もしばらく部屋に香りが残るほどでした。
この香りは前に食べた「プリンセスかおり」と似ている気がします。
「プリンセスかおり」のほうが少しもちもち感があって日本米っぽさがあったかも?

こちらは後日作成したマトンチュッカとプリンセスサリー。


ドライタイプのカレーです。
プリンセスサリーは粘度があまり高くないので、汁気の無いカレーでも米粒がくっつかず非常に食べやすいですね。
味の面ではスープカレーともよく合いましたが、食べやすさはこっちかもしれない。キーマカレーとか合いそうな気がします。

プリンセスサリーはポケマルでも買えるようなので、いつかお代わりしようと思います。





2024年4月12日金曜日

異色?パクチーとミントのチキンカレーを食べるよ

インドカレー作りで参考にさせていただいている「チキンカレーultimate21+の攻略法」に変わり種カレーがひとつ載っております。
それがパクチーとミントのカレー、チキンコリアンダーマサラです。

本に、「マニア垂涎」というコメントが添えられてるんですよ。
そもそもこの本、1冊まるごとチキンカレーの本なので、どちらかとえばマニアックなほうだと思うんです。
その本にさらに「マニア向け」、しかも垂涎とか書かれているとは
そうとう沼の深いところにはまって、普通のカレーじゃもう満足できなくなった人向けの空気が漂っている気がします。

レシピを見ると、普段は飾り程度にしか使わないパクチーを、カレーがパクチーで緑色になるくらい入れている、ほぼパクチーカレーとなっております。
最初はパスする予定だったのですが、申し合わせたようにパクチーとミントが余ったので
作ってしまいました。

というわけで、チキンコリアンダーマサラです。




この緑、ほぼパクチー。

一体どんな味がするのかと恐れながら口にしたのですが
思ったよりずっと普通。
確かに最初パクチーの風味は来るものの、案外早くパクチーが去り、カレーの風味で上書きされます。
ミントはほんのり、時々思い出したようにスッとする感じ。
ココナツミルク&カシューナッツのこってり系なので、時々やってくるミントが良い感じに爽やかなアクセントになっています。

垂涎と聞いて、私の中でカレーオタクが狂喜乱舞している姿が浮かんでおりましたが
私の想像は少し行き過ぎだったなと…
パクチー苦手な人にはお勧めしませんが、カレーの風味も入るので、パクチー好きな方にとっては物足りないのではないかと思います。

2024年4月5日金曜日

マトンローガンジョシュを作るよ

先日買ってきたマトンを使ってカレーを作るだけ
本日は、「ナイルレストランが教える初めてのインド料理」から
マトンローガンジョシュです。

カシミール地方の料理で、ローガンジョシュの名前の由来は諸説ある模様。
いずれにしろ、赤い色が特徴のカレーで、その着色にはアルカネットと呼ばれる植物が使われている模様です。
レシピではパプリカパウダーで代用……なの、です、が。

私が作るとどうにも、くすんでる気がしますわよー?
「ナイルレストランが教えるはじめてのインド料理」は、食材はグラム表記ではなく「トマト1個」などの表記になっているので
私が買ったトマトが小さかったとか、熟してないとか、
パプリカパウダーが古くなってて力不足だったとか、そういう理由があるのかもしれません。
いや私の腕の問題か…素材のせいにしてはいけない。

というわけで、うすーいクルミ色っぽくなったマトンローガンジョシュです。


見本のものはもっと小豆というか栗色っていうか、綺麗な赤なんですけどね。一体何が悪かったのでしょう。
レシピを見直しましたが、パプリカの量が足りなかったわけでもなさそうですし…
味は変ではないのですが、うまく作るのって難しいなと改めて思いました。

それにしてもマトンが美味しい。
羊肉は独特の風味がありますよね。野性味があるというか。
人によっては苦手と言うのも分かります。羊肉を食べると、牛ってクセがないなぁ。と改めて思いますし。
個人的にはこの独特の風味がたまらないんですけどね。
定期的に摂取したくなる味わい。

なお、写真の奥のは先日購入した無印のナン。
ほんのり甘くておいしいです。

良ければクリックお願いします

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりぼっち日記へにほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

エスカルゴを食べるよ