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2025年10月9日木曜日

クリーミーと辛さが両立するカレーを作って食べるよ

どこかに私が作った事がなくて、かつ作れるカレーはねぇがー。
そんな気持ちでネットを徘徊していたら見つけたのが本日のカレー。
Chicken Pasandaでございます。

レシピをググると主にイギリスサイトがヒットするので、
キチンティッカマサラと同じようにイギリスで大人気のカレーっぽいですね。
ムガル帝国がルーツで、クリームやナッツが入ったリッチなカレーとなっております。
Pasandaとは、ヒンディー語で「好み」という意味があるらしく、王様が好きな料理だったとか、そうでないとか。

イギリスのレシピではクリームとアーモンドが入り、ターメリックで色を付けた黄色いカレーが多いようですが
今回参考にしたインド人シェフのレシピでは、ポピーシードと牛乳で作るタイプ。
そして結構な量のチリパウダーが入るので、比較的クリーミーな味わいと辛さが両立する、なんとも不思議な味わいになっております。

で、作ったのがこちら。



結構辛い…いや辛くない…やっぱりちょっと辛い…辛くない。を行き来する不思議なカレーになりました。

特筆すべきは味だけでなく、作るのがめっちゃ簡単なこと。
フライドオニオンを使うので玉ねぎを炒める工程がなく、
マリネ液に切った鶏肉を漬けてそのまま焼くだけ。
めちゃくちゃ簡単。
手間に対して得られる旨さが多い。すなわちコスパが良いという事ではないかっ……!

これはまたいつか作りたいですね。

2025年9月26日金曜日

すべてが刺激物のカレーを作って食べるよ

今日も今日とてインドのカレーを検索していたら、すごいカレーを見つけたんですよ。
その名もInji curry
injiはタミル語で生姜のこと。
その名の通り、生姜の千切りが具材です。
メインが生姜の千切り、その他玉ねぎ、青唐辛子、赤い色はすべてチリパウダーという
刺激物てんこ盛りのカレーとなっております。

そんなに生姜たっぷりで食べられるの?と思ったのですが
とりあえず作ってみる事に。
1皿あたり生姜1個、フライパンいっぱいの生姜を炒め



完成したのがこちら。



これは圧倒的生姜。

あ、これは
インド版生姜の佃煮ですね。
インドのカレーには珍しく砂糖が入るので、なおさら佃煮っぽいです。
ご飯にめちゃくちゃ合うと思う。とても美味しい。
これもうカルディとかで売ってる美味しい調味料のレベルで美味しい。

美味しい…のですが、口の中があまりに生姜にあふれ、生姜による攻撃性がなかなかに高いので、生姜に殺菌される側の気持ちになれました。
前に生姜のピクルス作ったのと同じですね。

主食のカレーのつもりで作りましたけど、生姜の殺菌力の強さでお腹を壊しそうな気配がしましたので
ポジション的にはチャツネやアチャールのほうが近い気がしました。
ちょっとずつ食べると絶対美味しいやつ。



2025年9月12日金曜日

最近は魚のカレーがささやかなブーム

今では色々な調味料がスーパーに並ぶようになりました。
特にエスニック方面の調味料の躍進は素晴らしく、ナンプラーを筆頭に、スイートチリソース、シラチャーソースなどなど。
スパイスもハーブも充実っぷりが素晴らしいじゃないですか。

しかし、しかしアレが無いんですよ。
タマリンドが。

ヱスビー食品さんのアンケートにも、タマリンドペーストをチューブ調味料にしてくれと書いたりしてるんですが、需要ないんでしょうか。
コロナ禍でカレー作成が流行ったと聞いたのは気のせいだったんでしょうか。
それとも簡易ペーストなどに頼らずガチタマリンドをお湯で戻して使っているのでしょうか。

なおタマリンドが無い場合、梅肉ペーストでも代用できるらしいのですが
最近は、以前に購入したタマリンドチャツネを使っております。
梅肉だと甘さが少し足りない。

そしてこれが大変美味しいんですよ。

本日はサバの水煮缶で作るミーンモーリー、別名フィッシュモーリー。
白身魚をココナツミルクで煮込んだケララ州のカレーです。

レシピはティラキタさんのものを使用。
https://recipe.tirakita.com/recipe/1248/

サバ缶の汁も入っているので、その旨味もありますが
タマリンドのほんのりとした甘さが加わると…ううう、うまいっ!さらにうまいっ!

インドのカレーは甘さが無いとは聞きますが
私やっぱり醤油にみりんを加えて魚を煮込む食文化ですから
ちょっと甘さがあるほうが、なんというか「合う」って感じするんですよね。

そんなわけでチューブ調味料「タマリンド」の発売を心待ちにしております。

2025年8月15日金曜日

夏の冷たいサラダを食べるよ

サラダは寒いのであまり食べない私ですが、夏であれば寒くても全然かまいませんので
夏はサラダのシーズンですよ。
今日はインドのサラダ、カチュンバルを作ります。

カチュンバルはダイスカットされた野菜にレモン汁とスパイスをかけて食べる料理。
具材はトマト、きゅうり、紫たまねぎに加え、本来なら熟していないマンゴーの実が入るようです。
熟していないマンゴーの実…探せば日本でもあるのかな?
今回はマンゴー無し、そしてひよこ豆追加で作りました。



レシピはエスビー食品さんのものを。

なお、南インドに「コサンバリ」というカチュンバルの親戚がいるらしく
本来、豆を加えて作るのはこちらの「コサンバリ」のほうらしい。
コサンバリはトマトが入らず、豆とキュウリがメインの緑色になるようなので
今回作成したのは、カチュンバルとコサンバリの中間…みたいな感じでしょうか。

豆が入っていたほうが腹持ちが良いという理由で私は好きなのですが
本家本元が見たら「カチュンバルに豆を入れるなんて!」とか、言われちゃうのかもしれない。

2025年8月4日月曜日

魚のカレーにはマスタードが合う話

もうずっと昔、ニコニコ動画に時々登場していた「明日のための料理」というシリーズがすごく好きだったんですよ。
それに似ている…いや似ていないか?
映像の綺麗さが似ている、素敵なYoutubeチャンネルを見つけまして、うっとりと眺めております。
https://youtube.com/shorts/yOu23tlpLSo?feature=shared

鍋の中で焦げていく玉ねぎとか、ぐつぐつと音を立てて沸騰しているカレーとか、眺めているだけで癒しですわ。
金曜日の夜とかに延々眺めていたいかも。

そんな中、私でも作れそうな、そして美味しそうなレシピが登場しましたので作ってみました。
サバ缶とじゃがいものカレー


ベンガル地方にShorshe Maachと呼ばれる、マスタードと魚のインドカレーがあるらしく、その一種?アレンジ?なのかな。
マスタードの香りが魚の臭みを消すと同時にアクセントになり、大変美味しいです。
サバ缶は汁ごと投入するので旨味もバッチリ。

マスタードは加熱することで辛さが弱くなるので、辛さはほとんど無く、良い香りと、一部ブラウンマスタードを使ったのでほろ苦さが残っております。
ルゥはとろみ少なめのサラサラ系。
マスタードの香りも相まって、夏場食欲が落ちる時期にも食べられるサラサラ感じゃないかと思います。
…まあ私食欲落ちないので、想像なんですけど。

スパイスからカレーを作る時に、いつものカレーとは違った味わいを体験できるもの、
それが魚カレーだと思っております。
結構さっぱりとした仕上がりで、香り重視。
市販のカレールゥって肉向きなんだな。と実感しますね。
魚向きのルゥ、出ても良いのに………と、思いましたが……売れないかぁ。
各社、検討していない訳が無いですよね。

2025年7月14日月曜日

きのこドーピアザを作って食べるよ

インド料理のレシピを見て常々疑問に思っていた事があるのですが、今のところきのこ料理が出てこないんですよ。
以前家の近くにあったインドカレー屋さん(おそらくインネパ)は、しめじのチキンカレーを出していたのできのこ食べると思うんですけどね。

……まあ海外に和食を紹介する時も、「きのこ料理」と呼べるほどのものは無く、すき焼き等にしいたけが1,2枚登場するだけと言われればそんな気もする。

しかし探せばあるようです。その名もKumbh Do Pyaza。おそらくクンブドーピアザ
マッシュルームのドーピアザでございます。



ドーピアザはドーが2,ピアザが玉ねぎで、玉ねぎを2つの方法で調理するもの。
カレーではマトンドーピアザが有名でしょうか。
序盤に投入され、じっくり炒めるみじん切り玉ねぎと
中盤に投入され、透明になる程度に炒めた薄切り玉ねぎ、
それとマッシュルームのカレーです。

なんとなく、野菜のほうが優し気な印象がありますが
油分が入っていないので唐辛子の辛さがダイレクトに効いており、これ結構辛い。
2人分で青唐辛子1/2しか入ってないんですけどね。肉のカレーならピリ辛くらいのはず。

もう少し辛さを控えめにすると、お腹に優しそうなカレーになる気がします。

2025年6月9日月曜日

マサラポテトをピーマンに詰めたやつを食べるよ

旨辛レシピで使ったピーマンが余っているので、ピーマンを使ったインド料理を検索していたところ
Bharwa Shimla Mirchという、読み方も良く分からない料理を見つけました。
バルワ シムラ ミルチ…ですかね。
スパイスで味付けしたマッシュポテトをピーマンに詰めたものです。

イギリス統治時代に登場したレシピらしいので、もともとはピーマンの肉詰めだったものがインド化してベジ料理になったのかな?と勝手に想像。
中東イスラム圏の料理でも肉詰めが多い事を考えると、もっと昔かのレシピなのかもしれませんが。

作成は簡単です。
マッシュポテトにスパイスを加えて混ぜる。


今回はパクチーを加えておりますが、ここにパニール(チーズ)が入るパターンもあるらしい。チーズ入り美味しそう。
で、それをピーマンに詰めて、ほどよく焼くだけ。


美味しそうに焼けました。
というわけでワクワクしながら食べてみたところ

……苦くて。
ピーマンが過去一かってくらい苦くて。
ピーマンだったからかろうじてセーフですが他の植物からこの苦みがしたら間違いなく傷んでると思いますよってくらい苦くて。
大人の舌でこの苦さはちょっとやばいと思いますよ……もしかして本当に傷んでいたのかな?
私の中の「ピーマン美味しさメーター」ががっつり下がりました。
苦みがある野菜なのは知ってるけど、ここまで苦く無かったでしょうピーマン。

なおYoutubeを見る限り、この料理で使われているピーマン、日本で言うところのパプリカなんですよ。ちょっと小ぶりに見えるので品種が違うかもしれませんが。
いずれにしろここまで苦いものは使っていないと思うので、もし次やる時はパプリカで作ろうと思います。
というか今回買ったピーマンは特に苦過ぎた。
しばらくピーマンはいいです…

2025年5月23日金曜日

ジャックフルーツのアチャールを作るよ

冷凍ジャックフルーツが残っているので、アチャールを作ります。
アチャールはインドのピクルスで、生野菜を使うマリネっぽいものから、梅干しのような保存目的と思われるものまで幅広く「アチャール」と呼ばれるようです。
どうやら、北インドのほうでは保存性が高く、南インドではマリネっぽいものが多い模様。

レシピはYoutubeより。
まず塩とターメリックを加えたお湯でジャックフルーツを茹でる。


生果実の場合は1時間程度茹でないと柔らかくならないようですが、冷凍品はそこまで煮込まなくていいだろう……と、思って10分ほど煮ましたが、固めの仕上がりになりました。
相変わらず茹で加減が難しい。

煮込んだらざるにあげて水切り。
ここで水分を残しておくとアチャールの保存性が落ちるとのことなので、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。

お次はスパイス。


フェンネル、マスタード、フェヌグリーク、唐辛子を炒めてパウダーに。
ターメリックと塩を追加して、お酢を加えて混ぜ
熱した油を加えてさらに混ぜ
そこに茹でたジャックフルーツを加えて混ぜる。

で、瓶に詰めて完成。



なお、瓶に詰める前と、詰める途中も適宜油を追加したほうが良いようですね。
カロリーにビビって油を控えましたが、ジャックフルーツが少し大きめなので、隙間が空いてしまいます。
空気に触れるのは良くないので、油必須でしたね。
早めに消費したいと思います。






2025年5月16日金曜日

オバマ大統領にも振舞われたインド料理を作って食べるよ

以前、ベサン粉を固形にしてカレーの具材にしましたが
ベサン粉をそのままカレーに加える、どちらかというとスープタイプのカレーがあるらしいんですよ。
その名もGujarati Kadhi。オバマ大統領訪印の時に振舞われたというカレーのようです。

カディとは。
ホットヨーグルトで作るベジタリアンカレーの事です。
日本語にすると衣類のKhadiと同じ「カディ」になってしまうので、カディカレーと呼ばれるのが一般的なご様子。
インスタントカレーとしても出回っており、前に買ってましたね私。

以前に購入したインスタントは何か具が入っていた気がしますが
今回作るのは具無し。

ヨーグルトにベサン粉を入れて混ぜ


各種スパイスを入れた鍋に加えて煮詰めるだけ。
若干カレーリーフ入ります。


ベサン粉が加熱されて、ほんのりとろみが出ます。

ずいぶん寂しいカレーだな?と思ったのですが、それもそのはず
単品で食べるより、豆や野菜に添えて食べるほうが多いらしいです。
確かアチャールの食し方に、「ヨーグルトとパン、アチャール」のセットがあったなと思ったので
今回はアチャールとパンを添えるのみでいただきます。

ほんのり甘くてマイルドな味わい。
すごくダイエットにはなりそうな気がします。
あとゆで野菜と合わせると確かに良いかも。
私はなんとなくさつまいもが合いそうな気がしています。
次はさつまいもを用意しよう。


なお、衣類のカディのほうは、たいへん良く汗を吸い、速乾で、夏場快適らしいので
そっちはそっちで試してみたいかも。


2025年4月28日月曜日

茄子ライス、バンギバスを作って食べるよ

以前に茄子のご飯詰めを食べたとき、商品名が読めなくてググっていたら見つけたインド料理です。
茄子とスパイスを混ぜて炒め、そこにご飯を投入する、南インドのピラフ…というか、私の眼にはチャーハンっぽく見えますよ。
インドのチャーハン。

英語表記ではvangi bathとなっており、日本語ではバンギバート、と表記される事もある模様。
私、マクルーバ以降、とろとろの茄子とご飯の組み合わせが大好物ですから
期待が膨らむばかりです。

さっそく「バンギバスマサラ」から作ることに。
豆とスパイス、ポピーシード、胡麻などをフライパンに入れて炒る。



我が家、スパイスミルが無いので
ハンディブレンダーでできる限り粉砕を試みます。
豆とか粉砕できるの…?と、不安になっておりましたが、食べるのに困らないくらいには粉砕できました。


しかしYoutubeなどで見かけるものより茶色い…これで大丈夫かしら。心配。

茄子とスパイスを炒めて、バンギバスマサラを加えてご飯を加えて混ぜて
完成。



最初、スパイスと米が混ざらないかと思いましたが、何度も混ぜるとちゃんと馴染みました。

赤色が足りないので辛くないかと思いましたが、青唐辛子が入っているので結構辛い。
使っているスパイスはわりとカレーに近いものの、クミンがあまり目立たないのでカレーとは全然違う味わいですね。
では何に近いのかと言われると困りますが…コリアンダー風味かな。
コリアンダーと言っても、いわゆるパクチー(葉)と、スパイスのコリアンダー(種子)は風味が違うので、パクチー味ではないです。
ちょっとまろやかな風味。


バンギバスマサラがもう少しお手軽ならまた作るんだけど…
おかわりについてはちょっと考えちゃいますね。味は美味しいんですけどね。


2025年4月25日金曜日

パンダララッサを作るよ

西インドのカレー、パンダララッサを作りますよ。
「パンドララッサ」のほうが一般的のようですが、今回レシピを参考にしたインターネットオブスパイスさんが「パンダラ」表記なので、それに沿っております。
西インドの白いチキンカレーで、ココナツミルク、カシューナッツ、ヨーグルトで作るのでマイルド。


ヨーグルトの酸味はほとんど感じられません。
酸味があっても美味しいと思う、というか、酸味があると以前に作ったレモンバターチキンカレーに近くなりそうかな。
これもめちゃくちゃ美味しいですね。
今回はナンで食べています。日本米とかナンのほうが合いそうだと思ったので。


〇〇ラッサ、という名前の料理、結構多いようなんです。
今回作った白カレーのパンダラ(パンドラ)ラッサ、赤いカレーのタンブララッサ
チキンラッサ、マトンラッサ、バタタ?ラッサなどなど…
じゃあ「ラッサ」に何か意味があるんだろうな、と推測するわけですが
なかなか出てこなくて、
Google翻訳によれば、マラーティー語で「スープ」という意味があるらしく
パンダララッサはマハラシュトラ州の料理なので、おそらく「スープ」かな?

それにしては今回作ったの、ちょっと水分少ない気がする…何か間違えただろうか。
まあ、美味しかったのでヨシ。

2025年4月11日金曜日

ひよこ豆の粉でお豆腐のようなものを作る

インド食材店に、ひよこ豆を粉末状にしたものが売られております。
それがベサン粉。
お菓子を作りたくて買ったのですが、お菓子だけで全部消費できる量ではなく
どうやって消費しようか、迷って色々検索していたら
ベサン粉から豆腐っぽいものを生成している動画があったんですよ。

そんな事できるの!?…と驚いたわけですが、当の豆腐も原料は豆。そう考えるとおかしくは無い…か?
というわけで、本日はベサン粉を豆腐みたいにして、それをサブジ…というかほぼカレーにしてみます。

ベサン粉にスパイス各種と塩、水を混ぜ
フライパンで加熱します。

…私、加熱するとゆっくり固まるものだと思っておりました。
水分が飛んで固形に近くなるのかな?とかね。

わりとあっという間に固形になります。


一体なぜそんなに速く固まるんですか?と思って調べてみたところ
豆に含まれるたんぱく質が加熱される事により変質して固まる…卵が固まるのと同じ原理らしいです。

じゃあきな粉も水を入れて加熱すると豆腐になるんですか?大豆だし?
…と思ったのですが、きな粉は脂質が多いから固まらないらしい。
料理って複雑…!

原理をよく分かっていなかったので、フライパンの中で既にスクランブルエッグ的になってしまい
出来上がりはちょっとボコボコに。
四角くカットしてひよこ豆キューブの完成。




これをカレーの具にします。

実質ひよこ豆のカレーですね。
食感は、芋ようかん…よりもう少し固めかな?
ひよこ豆キューブを作る時に加えた水分が少な目だった気がするので、もう少し水分を入れると違う食感になるかも。



腹持ちが良く、味も美味しいですし、これは新たなカレーを発見してしまいましたね。
というか、ひよこ豆キューブだけで色々活用できそうな気がします。
オムレツっぽくしたり、お好み焼きみたいになるんじゃないかという気がしないでもない。

今後色々活用していきたいですね。

2025年2月3日月曜日

冬野菜のサンバルを作って食べるよ

以前買ってきたツールダル、南インドではサンバルとして食べるのが一般的のようです。
サンバルとは。
ツールダルと野菜が入ったカレーで、南インドにおける味噌汁的な存在とのこと。
日本で紹介されているメニューだと、にんじん、トマトなどを入れる事が多いようですが
野菜であればOKというレシピもあり
ポジションが味噌汁なのでしたら季節の野菜で楽しむのも良いはず……

平たく言うと、レシピの野菜が揃わなかった。

というわけで、揃った野菜でサンバルを作ります。
今回入れる具は、ブロッコリーの茎の部分、大根、ニンジン、セロリです。


南インドは米食文化なので、バスマティライスを用意しております。

「味噌汁のような存在」と言うだけあって、尖ってない味のカレー。
辛すぎず、酸っぱくも無く、色も黄色で、特徴的な作り方をするわけでもなく
美味しくはありますが、正直感想に困る。
しかしこの尖りの無さこそ毎日食べられる味ですね。あと濃い味ではないという点も。

今回、野菜は何でも良いという指示に従ったものの、セロリのようなクセ強め野菜を入れてしまったのでちょっと心配でしたが
インド料理店で食べたサンバルにわりと近い感じで完成したのでひと安心です。
これは春が来たら春野菜、夏が来たら夏野菜でサンバル作れちゃいますね。

どんどん作っていこう。

2025年1月28日火曜日

けしの実たっぷりじゃがいものサブジ

お正月に松風焼きを作ったため、今我が家にけしの実があります。
インド料理に、このけしの実をペースト状にしてじゃがいもを炒める…?煮る…?料理があるらしいんですよ。
その名もそのまま「Aloo Posto」、日本語読みだとアルーポシュト、アルポシュトといったところでしょうか。

さっそく作ってみたんですけどね、
けしの実をすりつぶし……と、レシピにあるのですが、全然擦れないんですよ。
さらにググってみたら「けしの実はすり鉢より小さいから…」と書かれてました。
ダメなんですか!

インドのヴィレッジクッキングとか見ると薬研みたいな摺り器使ってるから、ああいうのが必要なのかも…ダメなのかも…
なんとかならないかとハンディブレンダーで試してみた結果がこちら。
ちょっとだけ細かくなった。



じゃがいもを炒めてそこにこの半端けしの実汁を加えるのですが
加熱するとくるみのような香ばしい香りがするんですよ。
けしの実ってこんなにいい香りするんだ…知らなかった…



じゃがいものほかに卵で作るバージョンもあるようです。
けしの実、味はあまり主張する感じではないので
ごま和え感覚で色々使えるかも。

なおけしの実、食物繊維とカルシウムが豊富だとか。
そんな事言っても通常食べる量はたかが知れているわけで…
…という時に、このけしの実ペーストサブジ、良いのかもしれません。

2025年1月10日金曜日

ツールダルのカレーを食べるよ

先日買ってきたツールダルでダルカレーを作るよ
ツールダル、和名は樹豆。
たいへん干ばつに強く、3~4か月で収穫できるとか。
ちょっと大きいムング豆、あるいは、黄色いレンズ豆といった形状をしております。

30分ほど浸水すると豆自体がだいぶ柔らかくなり、圧力鍋が無くても調理可能です。
煮込み速度に関してはさすがにムング豆orレンズ豆のほうが早いかな。
煮込んでいる時の香りがとても香ばしくて良かったですね。

味は…私の舌ではムング豆とそこまで変わらない気がするというか…
正直、レンズ豆もどんな味かと言われるとよくわかっていないくらいでして
食べ比べると違うんだろうけど、意識してないとその3種の豆の差が分からない気がします。

これを煮込んでカレーにしてみたのがこちら。


ブロッコリーの茎の部分とにんじんを角切りにして入れてます。
油で炒めたパンチフォロンとココナツも加えておりますが
これがまあ実に美味しくて。
半分くらいパンチフォロンの効果もあると思う。豆が香ばしくてフェンネルが爽やかでほんのり甘い香りもして…複雑!料理上手になったみたい!

いいな…パンチフォロン…ツールダル…
ツールダルはサンバルにするのが定番のようなので、次回はサンバルにチャレンジしますかね。

2024年12月23日月曜日

パンチフォロンを作って食べるよ

ある日図書館に行きまして、古めの料理本をペラペラとめくっていたところ
「材料:パンチフォロン 小さじ1」って書かれているレシピがあったんですよ。
何だ?この、注釈も無く〇〇で代用可能という文字も無い、知ってて当然でしょう?みたいな風体で掲載されている謎の材料は。
チャービルとセルフィーユみたいな、知ってるけど言語が違っているアレかな?

と、思い、さっそくググってみたところ
5種類のスパイスをミックスしたインドの調味料。ベンガル地方でよく食べられるものらしい。
つまりインド版五香粉の事らしいです。
パンチ=5でしたねそういえば。そうか。

インド版五香粉と記載しましたが粉にはなっておらず
ただ5種類の香辛料を、基本的には同量ずつ混ぜるだけで完成。
材料はおおむね
クミン
ブラウンマスタードシード
フェヌグリーク
ニゲラ(カロンジ)
フェンネル

とのこと。

先日購入してきたニゲラはこのためです。
フェヌグリークも今回初めて買ってきましたよ。


各々、ちょっと食べてみる。

ニゲラはだいぶ苦いスパイスです。
山の中で食用じゃない植物を口にしたときの味っていうか…これ単品だと、なぜこんなに苦いスパイスを食用にしようと思ったんだろう?と思うような、なんとも言えない苦みがありますね。

フェヌグリークはとても固い。
あまり香りもしないし、味もほぼないような…ちょっとだけ苦いかな?加熱すると甘い香りが出るようなので、調理後の風味を楽しみにしています。

これ以外に、カレー風味でおなじみのクミン、ご存知マスタード、そして爽やかなフェンネル
それらを同量合わせて作ったパンチフォロンがこちら


最も基本的なレシピはジャガイモの炒め物らしいので、作ってみたのがこちら。



クミンの風味に、フェンネルの爽やかさと風味が良いアクセントとなっており、いわゆるカレー味とは少し違った香りと味わい。
ニゲラの苦みはそこまで感じず、もしかしてこれがフェヌグリークの甘さ?と思われる香ばしい香りもしますね。
これは複雑、そして美味しい。

フェンネルの爽やかさのお陰で魚料理とも合いそうですね。鮭でも良いかも。





2024年11月29日金曜日

南インドの白いシチューを作って食べるよ

以前にも書きましたが、海外にはクリームシチューは無いらしいです。
クラムチャウダーはどうなんだという話ですが、これはシチューではなくスープ扱いなので、白いシチューは無いったら無いらしいですよ。
が、世界は広かった。
上記の「世界」は欧米に過ぎず、本当に世界中探せば、南インドにあるらしいんですよ。白いシチューが。

というわけで、Kerala Ishtu…読みはイシュトゥで良いのでしょうか。
こちら、英語のシチューが語源になっているようなので、インド固有の料理ではなく、イギリスシチューのローカライズが定着したもののようです。
日本のシチューも明治維新と共にやってきたらしいので、おそらく先祖は同じかと。

具材も鶏肉、じゃがいも、にんじんと日本のものとよく似てるんですよ
これはもう生き別れの兄弟みたいなものですね。
白く進化するところまで同じとは…不思議なものです。実は先祖のイギリスシチューがクリームシチューだったと言われたほうが驚かないです。

違いは何かというと、ミルクがココナツミルク。そしてスパイスが入ること。
作ってみたのがこちら。


本来は「薄いココナツミルク」と「濃いココナツミルク」の2種類を使うようなのですが
ココナツミルクにそんな種類ある?無いよね?薄いってココナツ成分何%よ?…という感じだったので
一般ココナツミルクを使って作りました。足して2で割ったらちょうどよくなるはず。

味は、ココナツ感が強いためかインド料理というよりタイ料理のような印象を受けました。
使っているスパイスはシナモン、カルダモン、クローブで、いつもの面子であるクミン・コリアンダーが不在なのも影響しているかもしれません。
私が大好きなラクサを思い出すような濃厚な味わい…とっても、美味しいじゃないですか!
青唐辛子が入っていて結構スパイシーなのも良いですね。

ココナツシチューもいいですね。
牛乳が苦手な方やヴィーガンシチューを食べたい方はぜひ、と言える味わいです。
鶏肉が入らない完全ベジ版のレシピも結構多くあるようなので、色々楽しめそうです。

2024年11月18日月曜日

コフタカレーを作るよ

子供の頃、ミートボールのCMが大好きで、毎日あれを食べたいと思いながら過ごしておりました。
なぜかCMに出て来る食べ物は買ってもらえなかったので、イシイのミートボールも大人になってからリベンジしましたっけ、そういえば。
そんなミートボールは世界共通のごちそうのようで、インドカレーにも「コフタカレー」と呼ばれる、ミートボール入りのカレーがあります。

コフタがミートボールのこと。
ミートボール発祥の地はおそらくトルコと言われており、トルコではキョフテと呼ばれています。
196ヵ国レシピで作りましたね。今振り返るとハンバーグ扱いをしているようですが。

いつかコフタカレーを作ってみたいと思っていたところ
最近発売されたカレーのアレンジレシピとしてちょうど紹介されておりまして、これはチャンスとばかりに作成です。
S&B食品クラフトカレーで作るコフタカレーです。



ちなみにこのクラフトカレー、かなり評判が良いようです。
初っ端からアレンジレシピを作っているので感想を言うのも憚られますが
スパイスがぎゅっと効いており、ガチインドではないものの欧風と呼ぶにはスパイシーな、そんなポジションのカレーですね。
ナンでも美味しくいただけるはずですが、これは絶対ご飯が良いですね。
特に今回、具がミートボールなのでご飯がいいですね。

ミートボールはひとくち大くらいの大きさ。埋もれていてあまり見えませんが。
ミートボールの中にもカレールゥが入っているので、これ自体がスパイシーです。


今回、何も考えずに合いびき肉を使ったのですが、
インドで牛豚の合いびき肉を使うわけがなく、本場は一体何肉なんだ?と調べてみたところ
そもそも菜食が多いため、じゃがいもで作られる事が多いようです。
肉ですらなかった!
じゃがいもの中にナッツやチーズ詰めたりするらしいですよ。やだそれ食べたい。

ノンベジの場合は鶏肉か羊肉が多い様子。
ラム肉、良いですねぇ。
スパイスマシマシクラフトカレーならラム肉にも合いそうなので、コフタじゃなくても普通にラムカレーとして食べてみたいかも。

2024年11月5日火曜日

レンコンのサブジを作るよ

先日見た映画「花嫁はどこへ?」内に登場するレンコンのサブジを作ります。
映画のコラボ企画で実店舗で食べれる店があったのですが、ディナータイムのみの提供らしく、ぼっちで行ける感じでは無さそうでしたので自作しますよ

レンコンはご存じ蓮の根っこなので、蓮が咲く地域にはレンコンも存在しているのですが
食用にしているのは日本、韓国、中国南部、ミャンマー、インドと限られるようです。
が、そのインドでも、こちらのサイトによると、マハラシュトラ州(インド西部の州)ではレンコンは入手できないとか。
https://www.culinarynirvana.life/lotus-root-ki-sabzi/

JAさがによると、日本ですら本格的な普及は明治以降らしい。
https://jasaga.or.jp/agriculture/nousanbutsu/renkon

あんなに美味しいものを明治まであまり食べなかったとは…

さてレンコンのサブジ。
レシピをググってみると、ヒンディー語では「Kamal Kakdi Ki Sabji」と言うらしく
トマトが入るもの、じゃがいもが入るものなどバリエーションが色々ありました。
概ね、コリアンダーをベースに味付けをする模様。

今回はインドのクックパッドを元に作ってみました。
トマトが入るタイプのレンコンのサブジです。




動画も見てみたのですが、インドのレンコンはやや細いようなので
日本のレンコンで作る時は半月型にしたほうが良いかもしれません。単純に、フライパンの中での混ぜやすさという点で。
円形のほうがレンコン感ありますが、味のムラがあったのが気になりました。

でも美味しい。
クセのない野菜はサブジにすると間違いなく美味しいですね。

2024年7月18日木曜日

キシュミシュ カジュ プラオを作るよ

ビリヤニと並ぶインドの米料理、プラオを作ります。
プラオは196か国レシピにも登場しましたが、ピラフの親戚ですね。
もともとはトルコの料理ピラウが起源らしく、プロフ、プラオ、ポロなど、親戚筋が多い料理となっております。

重ね蒸しをするビリヤニと異なり、プラオは香辛料や具材を調理した出汁で炊き込む炊き込みご飯となっております。

今回作るのは、レーズンとカシューナッツが入ったキシュミシュカジュプラオ。


ご飯にレーズンが入るのって、中央アジアあたりの食事で見た事ある気がする。
「キシュミシュ」がレーズンの事で本来ならゴールデンレーズンを指すようです。
一般的なレーズンより大粒で酸味が強めらしい。

インド料理にしては珍しく辛くなく、砂糖が入るので、すこし甘めのご飯です。
今回はバスマティライスを使っております。ビリヤニほどではないものの、軽やかな食感は残っております。
単品で食べても美味しいのですが、カレーの付け合わせはレーズン派の私、カレーが添えてあっても良いなと思います。
インド料理だけど、欧風カレーと合いそう。あとはこってりしたチキンコルマとか。

久々にBondyでお食事したくなる味わいでした。


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