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2025年2月3日月曜日

冬野菜のサンバルを作って食べるよ

以前買ってきたツールダル、南インドではサンバルとして食べるのが一般的のようです。
サンバルとは。
ツールダルと野菜が入ったカレーで、南インドにおける味噌汁的な存在とのこと。
日本で紹介されているメニューだと、にんじん、トマトなどを入れる事が多いようですが
野菜であればOKというレシピもあり
ポジションが味噌汁なのでしたら季節の野菜で楽しむのも良いはず……

平たく言うと、レシピの野菜が揃わなかった。

というわけで、揃った野菜でサンバルを作ります。
今回入れる具は、ブロッコリーの茎の部分、大根、ニンジン、セロリです。


南インドは米食文化なので、バスマティライスを用意しております。

「味噌汁のような存在」と言うだけあって、尖ってない味のカレー。
辛すぎず、酸っぱくも無く、色も黄色で、特徴的な作り方をするわけでもなく
美味しくはありますが、正直感想に困る。
しかしこの尖りの無さこそ毎日食べられる味ですね。あと濃い味ではないという点も。

今回、野菜は何でも良いという指示に従ったものの、セロリのようなクセ強め野菜を入れてしまったのでちょっと心配でしたが
インド料理店で食べたサンバルにわりと近い感じで完成したのでひと安心です。
これは春が来たら春野菜、夏が来たら夏野菜でサンバル作れちゃいますね。

どんどん作っていこう。

2025年1月28日火曜日

けしの実たっぷりじゃがいものサブジ

お正月に松風焼きを作ったため、今我が家にけしの実があります。
インド料理に、このけしの実をペースト状にしてじゃがいもを炒める…?煮る…?料理があるらしいんですよ。
その名もそのまま「Aloo Posto」、日本語読みだとアルーポシュト、アルポシュトといったところでしょうか。

さっそく作ってみたんですけどね、
けしの実をすりつぶし……と、レシピにあるのですが、全然擦れないんですよ。
さらにググってみたら「けしの実はすり鉢より小さいから…」と書かれてました。
ダメなんですか!

インドのヴィレッジクッキングとか見ると薬研みたいな摺り器使ってるから、ああいうのが必要なのかも…ダメなのかも…
なんとかならないかとハンディブレンダーで試してみた結果がこちら。
ちょっとだけ細かくなった。



じゃがいもを炒めてそこにこの半端けしの実汁を加えるのですが
加熱するとくるみのような香ばしい香りがするんですよ。
けしの実ってこんなにいい香りするんだ…知らなかった…



じゃがいものほかに卵で作るバージョンもあるようです。
けしの実、味はあまり主張する感じではないので
ごま和え感覚で色々使えるかも。

なおけしの実、食物繊維とカルシウムが豊富だとか。
そんな事言っても通常食べる量はたかが知れているわけで…
…という時に、このけしの実ペーストサブジ、良いのかもしれません。

2025年1月10日金曜日

ツールダルのカレーを食べるよ

先日買ってきたツールダルでダルカレーを作るよ
ツールダル、和名は樹豆。
たいへん干ばつに強く、3~4か月で収穫できるとか。
ちょっと大きいムング豆、あるいは、黄色いレンズ豆といった形状をしております。

30分ほど浸水すると豆自体がだいぶ柔らかくなり、圧力鍋が無くても調理可能です。
煮込み速度に関してはさすがにムング豆orレンズ豆のほうが早いかな。
煮込んでいる時の香りがとても香ばしくて良かったですね。

味は…私の舌ではムング豆とそこまで変わらない気がするというか…
正直、レンズ豆もどんな味かと言われるとよくわかっていないくらいでして
食べ比べると違うんだろうけど、意識してないとその3種の豆の差が分からない気がします。

これを煮込んでカレーにしてみたのがこちら。


ブロッコリーの茎の部分とにんじんを角切りにして入れてます。
油で炒めたパンチフォロンとココナツも加えておりますが
これがまあ実に美味しくて。
半分くらいパンチフォロンの効果もあると思う。豆が香ばしくてフェンネルが爽やかでほんのり甘い香りもして…複雑!料理上手になったみたい!

いいな…パンチフォロン…ツールダル…
ツールダルはサンバルにするのが定番のようなので、次回はサンバルにチャレンジしますかね。

2024年12月23日月曜日

パンチフォロンを作って食べるよ

ある日図書館に行きまして、古めの料理本をペラペラとめくっていたところ
「材料:パンチフォロン 小さじ1」って書かれているレシピがあったんですよ。
何だ?この、注釈も無く〇〇で代用可能という文字も無い、知ってて当然でしょう?みたいな風体で掲載されている謎の材料は。
チャービルとセルフィーユみたいな、知ってるけど言語が違っているアレかな?

と、思い、さっそくググってみたところ
5種類のスパイスをミックスしたインドの調味料。ベンガル地方でよく食べられるものらしい。
つまりインド版五香粉の事らしいです。
パンチ=5でしたねそういえば。そうか。

インド版五香粉と記載しましたが粉にはなっておらず
ただ5種類の香辛料を、基本的には同量ずつ混ぜるだけで完成。
材料はおおむね
クミン
ブラウンマスタードシード
フェヌグリーク
ニゲラ(カロンジ)
フェンネル

とのこと。

先日購入してきたニゲラはこのためです。
フェヌグリークも今回初めて買ってきましたよ。


各々、ちょっと食べてみる。

ニゲラはだいぶ苦いスパイスです。
山の中で食用じゃない植物を口にしたときの味っていうか…これ単品だと、なぜこんなに苦いスパイスを食用にしようと思ったんだろう?と思うような、なんとも言えない苦みがありますね。

フェヌグリークはとても固い。
あまり香りもしないし、味もほぼないような…ちょっとだけ苦いかな?加熱すると甘い香りが出るようなので、調理後の風味を楽しみにしています。

これ以外に、カレー風味でおなじみのクミン、ご存知マスタード、そして爽やかなフェンネル
それらを同量合わせて作ったパンチフォロンがこちら


最も基本的なレシピはジャガイモの炒め物らしいので、作ってみたのがこちら。



クミンの風味に、フェンネルの爽やかさと風味が良いアクセントとなっており、いわゆるカレー味とは少し違った香りと味わい。
ニゲラの苦みはそこまで感じず、もしかしてこれがフェヌグリークの甘さ?と思われる香ばしい香りもしますね。
これは複雑、そして美味しい。

フェンネルの爽やかさのお陰で魚料理とも合いそうですね。鮭でも良いかも。





2024年11月29日金曜日

南インドの白いシチューを作って食べるよ

以前にも書きましたが、海外にはクリームシチューは無いらしいです。
クラムチャウダーはどうなんだという話ですが、これはシチューではなくスープ扱いなので、白いシチューは無いったら無いらしいですよ。
が、世界は広かった。
上記の「世界」は欧米に過ぎず、本当に世界中探せば、南インドにあるらしいんですよ。白いシチューが。

というわけで、Kerala Ishtu…読みはイシュトゥで良いのでしょうか。
こちら、英語のシチューが語源になっているようなので、インド固有の料理ではなく、イギリスシチューのローカライズが定着したもののようです。
日本のシチューも明治維新と共にやってきたらしいので、おそらく先祖は同じかと。

具材も鶏肉、じゃがいも、にんじんと日本のものとよく似てるんですよ
これはもう生き別れの兄弟みたいなものですね。
白く進化するところまで同じとは…不思議なものです。実は先祖のイギリスシチューがクリームシチューだったと言われたほうが驚かないです。

違いは何かというと、ミルクがココナツミルク。そしてスパイスが入ること。
作ってみたのがこちら。


本来は「薄いココナツミルク」と「濃いココナツミルク」の2種類を使うようなのですが
ココナツミルクにそんな種類ある?無いよね?薄いってココナツ成分何%よ?…という感じだったので
一般ココナツミルクを使って作りました。足して2で割ったらちょうどよくなるはず。

味は、ココナツ感が強いためかインド料理というよりタイ料理のような印象を受けました。
使っているスパイスはシナモン、カルダモン、クローブで、いつもの面子であるクミン・コリアンダーが不在なのも影響しているかもしれません。
私が大好きなラクサを思い出すような濃厚な味わい…とっても、美味しいじゃないですか!
青唐辛子が入っていて結構スパイシーなのも良いですね。

ココナツシチューもいいですね。
牛乳が苦手な方やヴィーガンシチューを食べたい方はぜひ、と言える味わいです。
鶏肉が入らない完全ベジ版のレシピも結構多くあるようなので、色々楽しめそうです。

2024年11月18日月曜日

コフタカレーを作るよ

子供の頃、ミートボールのCMが大好きで、毎日あれを食べたいと思いながら過ごしておりました。
なぜかCMに出て来る食べ物は買ってもらえなかったので、イシイのミートボールも大人になってからリベンジしましたっけ、そういえば。
そんなミートボールは世界共通のごちそうのようで、インドカレーにも「コフタカレー」と呼ばれる、ミートボール入りのカレーがあります。

コフタがミートボールのこと。
ミートボール発祥の地はおそらくトルコと言われており、トルコではキョフテと呼ばれています。
196ヵ国レシピで作りましたね。今振り返るとハンバーグ扱いをしているようですが。

いつかコフタカレーを作ってみたいと思っていたところ
最近発売されたカレーのアレンジレシピとしてちょうど紹介されておりまして、これはチャンスとばかりに作成です。
S&B食品クラフトカレーで作るコフタカレーです。



ちなみにこのクラフトカレー、かなり評判が良いようです。
初っ端からアレンジレシピを作っているので感想を言うのも憚られますが
スパイスがぎゅっと効いており、ガチインドではないものの欧風と呼ぶにはスパイシーな、そんなポジションのカレーですね。
ナンでも美味しくいただけるはずですが、これは絶対ご飯が良いですね。
特に今回、具がミートボールなのでご飯がいいですね。

ミートボールはひとくち大くらいの大きさ。埋もれていてあまり見えませんが。
ミートボールの中にもカレールゥが入っているので、これ自体がスパイシーです。


今回、何も考えずに合いびき肉を使ったのですが、
インドで牛豚の合いびき肉を使うわけがなく、本場は一体何肉なんだ?と調べてみたところ
そもそも菜食が多いため、じゃがいもで作られる事が多いようです。
肉ですらなかった!
じゃがいもの中にナッツやチーズ詰めたりするらしいですよ。やだそれ食べたい。

ノンベジの場合は鶏肉か羊肉が多い様子。
ラム肉、良いですねぇ。
スパイスマシマシクラフトカレーならラム肉にも合いそうなので、コフタじゃなくても普通にラムカレーとして食べてみたいかも。

2024年11月5日火曜日

レンコンのサブジを作るよ

先日見た映画「花嫁はどこへ?」内に登場するレンコンのサブジを作ります。
映画のコラボ企画で実店舗で食べれる店があったのですが、ディナータイムのみの提供らしく、ぼっちで行ける感じでは無さそうでしたので自作しますよ

レンコンはご存じ蓮の根っこなので、蓮が咲く地域にはレンコンも存在しているのですが
食用にしているのは日本、韓国、中国南部、ミャンマー、インドと限られるようです。
が、そのインドでも、こちらのサイトによると、マハラシュトラ州(インド西部の州)ではレンコンは入手できないとか。
https://www.culinarynirvana.life/lotus-root-ki-sabzi/

JAさがによると、日本ですら本格的な普及は明治以降らしい。
https://jasaga.or.jp/agriculture/nousanbutsu/renkon

あんなに美味しいものを明治まであまり食べなかったとは…

さてレンコンのサブジ。
レシピをググってみると、ヒンディー語では「Kamal Kakdi Ki Sabji」と言うらしく
トマトが入るもの、じゃがいもが入るものなどバリエーションが色々ありました。
概ね、コリアンダーをベースに味付けをする模様。

今回はインドのクックパッドを元に作ってみました。
トマトが入るタイプのレンコンのサブジです。




動画も見てみたのですが、インドのレンコンはやや細いようなので
日本のレンコンで作る時は半月型にしたほうが良いかもしれません。単純に、フライパンの中での混ぜやすさという点で。
円形のほうがレンコン感ありますが、味のムラがあったのが気になりました。

でも美味しい。
クセのない野菜はサブジにすると間違いなく美味しいですね。

2024年7月18日木曜日

キシュミシュ カジュ プラオを作るよ

ビリヤニと並ぶインドの米料理、プラオを作ります。
プラオは196か国レシピにも登場しましたが、ピラフの親戚ですね。
もともとはトルコの料理ピラウが起源らしく、プロフ、プラオ、ポロなど、親戚筋が多い料理となっております。

重ね蒸しをするビリヤニと異なり、プラオは香辛料や具材を調理した出汁で炊き込む炊き込みご飯となっております。

今回作るのは、レーズンとカシューナッツが入ったキシュミシュカジュプラオ。


ご飯にレーズンが入るのって、中央アジアあたりの食事で見た事ある気がする。
「キシュミシュ」がレーズンの事で本来ならゴールデンレーズンを指すようです。
一般的なレーズンより大粒で酸味が強めらしい。

インド料理にしては珍しく辛くなく、砂糖が入るので、すこし甘めのご飯です。
今回はバスマティライスを使っております。ビリヤニほどではないものの、軽やかな食感は残っております。
単品で食べても美味しいのですが、カレーの付け合わせはレーズン派の私、カレーが添えてあっても良いなと思います。
インド料理だけど、欧風カレーと合いそう。あとはこってりしたチキンコルマとか。

久々にBondyでお食事したくなる味わいでした。


2024年7月12日金曜日

チキン65を作って食べるよ

前から作りたかったものの、材料の関係でなかなか作れずにいたインド料理、チキン65を作りますよ。
チキン65は、手羽中を揚げ、スパイスソースで絡めたもの。
名前の由来は諸説あるらしく、1965年に完成したとか、唐辛子を65本使ったとか、65番目のレシピなどと囁かれておりますが、どれも有力というわけではなく、なぜ65なのかは藪の中の様子。

作る過程の写真は撮ってないので、完成品。


レシピは「ナイルレストランが教える初めてのインド料理」のものです。

ちょっとだけ砂糖が入った甘辛いタレ。
青唐辛子と各種スパイスでピリリと辛く仕上がっております。
めちゃくちゃ美味しい。

ずっと昔、私がまだインド映画もインド料理にも触れていない頃
会社近くのインド料理居酒屋でこれ食べたな。
その時の記憶が蘇りました。あの時もめちゃくちゃ美味しいって感動した記憶が。
思えばあれが、インド料理美味いの原点だったかもしれない。

今回、手羽中がなかなか入手できずに手こずったのですが
別に手羽中じゃなくても、普通の鶏肉でも良いようなので
今後また作ろうかと思います。



2024年7月5日金曜日

バルタラッチャチキンカレーを作って食べるよ

6月下旬、Soup Stock Tokyoでカレー祭りが開催されていました。
店内の商品がすべてカレーになるというお祭り。
その日のメニューにバルタラッチャチキンカレーがあったんですよ。
私、ウキウキで出かけたんですが、到着した店舗では冷凍スープのみ取り扱いらしく、お祭りやってなくて
食べられなかったんですよ。カレー。

悔しさを噛み締めて帰宅して、家のレシピを改めて見てみたら
いつか作ろうと思っていたリストの中にバルタラッチャチキンカレーがあるじゃないですか。
作る!
というわけで、ナイル善己さん「南インド料理とミールス」より、バルタラッチャチキンカレーです。


ご飯は雑穀米にしてます。

バルタラッチャとは「ローストしたものをペーストにする」という意味。
ロースト&ペーストの対象となるのは、ほとんどココナツのようです。

ココナツペーストのカレーと聞くとまろやかそうなイメージですが
ナイル善己さんのレシピでは結構な量の唐辛子が入り、なかなかの辛口に仕上がっております。
今作ってる旨辛レシピより辛いんじゃないかな。
改めて、エリックサウスさんのカレーのレシピって、万人が食べやすいようになっていたんだなぁと思いました。ナイル善己さんのは本格派という感じが。

今回はチキンカレーでしたが、海外のレシピを見るとかぼちゃで作るバージョンもあるらしい。
かぼちゃとココナツのカレー?そんなの絶対美味しそうじゃないですか。
次はバルタラッチャかぼちゃカレーですね。

2024年5月2日木曜日

レンジで作るチキンビリヤニ

次は炊飯器でビリヤニを作ると言ったな。あれは嘘だ。というか、嘘になってしまいました。嘘にするつもりは無かったんですが
レシピみたら「レンジ」って書いてたんですよ。
というわけで、「チキンカレーultimate21+の攻略法」に掲載されている、レンジビリヤニを作ります。

ジップロックコンテナがあると便利らしいのですが
我が家のジップロックコンテナ、容量が小さいので
ガラス容器を使います。



バスマティライスを浸水させ、マリネした具材を乗せていきます。
水の中にマリネした肉を入れるのに不安があるのですが
水分は米に吸収されるはずなので、最終的にはマリネ液も米に吸われているはず……そう、信じています。

で、レンチン。
米を入れた時は、容器が大きすぎたなと思ったのですが
チキンを入れてレンチンすると膨らんで、容量1リットルの容器がパンパンになりました。倍くらいに膨らむのかな。

レンチン後、所定の時間蒸らして出来上がりです。
完成したビリヤニがこちら。



レンチンでビリヤニができた〜〜〜

レンジ炊飯自体初で、炊飯ムラになったりしないか心配でしたが
ちゃんと綺麗にできましたね。
味もしっかりビリヤニで、たいへん美味しいです。

ビリヤニ、本格的に作ろうとすると材料も複雑で時間もかかるのですが
お手軽に作ろうとするとレンジでも作れるという幅の広さがすごいですね。

2024年4月19日金曜日

国産バスマティライスで食べるスープカレー

先日買ってきた国産バスマティライス、プリンセスサリーを食べるだけ。

プリンセスサリーはインディカ米を日本で栽培できるようにした米で、
インディカ米のさらさら感とジャポニカ米のもちもち感、両方を併せ持つお米だとか。
米粒はジャポニカ米に近いかな?


以前にパウチで食べたプリンセスかおりの親で、炊くと茹でた枝豆のような香りがするそうです。

プリンセスかおり、良い香りしたもんなぁ。プリンセスサリーも期待です。
一応炊き方をググると、炊飯器調理で良さそうだったので、炊飯器で炊いてみました。

炊飯終了時にはポップコーンのような香ばしい香りが充満しております。
これこれ。この香り。好き。

インディカ米だし、インドのカレーで食べようかなと思ったのですが
サラサラの南インドカレーだと思えばそのような気もしてきたので
無印良品セットでいただきます。


良い感じの器が欲しくなりますね…

国産バスマティとのことですが、米粒を見る限り本場のバスマティのような長さは無いです。
日本米ほどの粘度は無いものの、バスマティのようにパラパラまでも行かず
少しドライで、良い香りの日本米…という印象になるかも。

香りの良さは抜群で、食べた後もしばらく部屋に香りが残るほどでした。
この香りは前に食べた「プリンセスかおり」と似ている気がします。
「プリンセスかおり」のほうが少しもちもち感があって日本米っぽさがあったかも?

こちらは後日作成したマトンチュッカとプリンセスサリー。


ドライタイプのカレーです。
プリンセスサリーは粘度があまり高くないので、汁気の無いカレーでも米粒がくっつかず非常に食べやすいですね。
味の面ではスープカレーともよく合いましたが、食べやすさはこっちかもしれない。キーマカレーとか合いそうな気がします。

プリンセスサリーはポケマルでも買えるようなので、いつかお代わりしようと思います。





2024年4月12日金曜日

異色?パクチーとミントのチキンカレーを食べるよ

インドカレー作りで参考にさせていただいている「チキンカレーultimate21+の攻略法」に変わり種カレーがひとつ載っております。
それがパクチーとミントのカレー、チキンコリアンダーマサラです。

本に、「マニア垂涎」というコメントが添えられてるんですよ。
そもそもこの本、1冊まるごとチキンカレーの本なので、どちらかとえばマニアックなほうだと思うんです。
その本にさらに「マニア向け」、しかも垂涎とか書かれているとは
そうとう沼の深いところにはまって、普通のカレーじゃもう満足できなくなった人向けの空気が漂っている気がします。

レシピを見ると、普段は飾り程度にしか使わないパクチーを、カレーがパクチーで緑色になるくらい入れている、ほぼパクチーカレーとなっております。
最初はパスする予定だったのですが、申し合わせたようにパクチーとミントが余ったので
作ってしまいました。

というわけで、チキンコリアンダーマサラです。




この緑、ほぼパクチー。

一体どんな味がするのかと恐れながら口にしたのですが
思ったよりずっと普通。
確かに最初パクチーの風味は来るものの、案外早くパクチーが去り、カレーの風味で上書きされます。
ミントはほんのり、時々思い出したようにスッとする感じ。
ココナツミルク&カシューナッツのこってり系なので、時々やってくるミントが良い感じに爽やかなアクセントになっています。

垂涎と聞いて、私の中でカレーオタクが狂喜乱舞している姿が浮かんでおりましたが
私の想像は少し行き過ぎだったなと…
パクチー苦手な人にはお勧めしませんが、カレーの風味も入るので、パクチー好きな方にとっては物足りないのではないかと思います。

2024年4月5日金曜日

マトンローガンジョシュを作るよ

先日買ってきたマトンを使ってカレーを作るだけ
本日は、「ナイルレストランが教える初めてのインド料理」から
マトンローガンジョシュです。

カシミール地方の料理で、ローガンジョシュの名前の由来は諸説ある模様。
いずれにしろ、赤い色が特徴のカレーで、その着色にはアルカネットと呼ばれる植物が使われている模様です。
レシピではパプリカパウダーで代用……なの、です、が。

私が作るとどうにも、くすんでる気がしますわよー?
「ナイルレストランが教えるはじめてのインド料理」は、食材はグラム表記ではなく「トマト1個」などの表記になっているので
私が買ったトマトが小さかったとか、熟してないとか、
パプリカパウダーが古くなってて力不足だったとか、そういう理由があるのかもしれません。
いや私の腕の問題か…素材のせいにしてはいけない。

というわけで、うすーいクルミ色っぽくなったマトンローガンジョシュです。


見本のものはもっと小豆というか栗色っていうか、綺麗な赤なんですけどね。一体何が悪かったのでしょう。
レシピを見直しましたが、パプリカの量が足りなかったわけでもなさそうですし…
味は変ではないのですが、うまく作るのって難しいなと改めて思いました。

それにしてもマトンが美味しい。
羊肉は独特の風味がありますよね。野性味があるというか。
人によっては苦手と言うのも分かります。羊肉を食べると、牛ってクセがないなぁ。と改めて思いますし。
個人的にはこの独特の風味がたまらないんですけどね。
定期的に摂取したくなる味わい。

なお、写真の奥のは先日購入した無印のナン。
ほんのり甘くておいしいです。

2024年3月29日金曜日

マトンを入手したのでビリヤニを作るよ

インド料理沼と言いつつ、今まで手を出してこなかったもの。
それがビリヤニ。
作るのがかなり手間らしいんですよ。
本格的なものになるとローズウォーターとか使うし、私の腕では無理無理…
と、思っておりますが
いつまでも避けてばかりもいられません。
ついに作ります。ビリヤニ。

ビリヤニは作り方によって呼び方が2種類あり
中の具材を3/4ほど調理して、米と合わせる「バッキ・ビリヤニ」
中の具材を未調理のまま米と合わせる「カッチ・ビリヤニ」
インドのスタンダードはバッキ・ビリヤニらしく、カッチ・ビリヤニのほうが調理の難易度は高めらしいです。

肉が生焼けなのが一番怖いので、バッキ・ビリヤニ方式で作ります。
ほぼ調理済みの米と具材を鍋で再加熱しますよ



絶対焦げるだろうなと思って心配しておりましたが
案の定、鍋底がひどく焦げてしまいました。
炊飯器で作るレシピが多いのはこのためですよね…次に作る事があれば炊飯器かなぁ。

でも美味しく完成。


マトンを一番美味しく食べられるのはビリヤニなのでは?…いやジンギスカンも美味しいし、196カ国レシピで作ったファスリーエもかなり美味しかったし、薬膳で作ったラムチョップだって…

つまりマトンは最高ということで。




2024年3月22日金曜日

プーリーで食べるチキンコルマ

チャパティの存在を知ってから、カレーのお供にはチャパティになりました。
もう何年になるのか分かりません。
材料、全粒粉のみ、短時間でも作れる(※本当なら寝かせる)というお手軽さだけでなく
味が美味しいんですよね。
派手な美味しさは無いのですが、滋味ってこういう事だなぁ…としみじみ感じる素朴な味わい。
粉の味を感じる、とはこういう事だなと思う、ほんのりとした香ばしさと甘さ。
空気を含んだ軽い食感も良いです。

そんな美味しいチャパティをですよ。
揚げることもできるらしいんですよ。
カロリー的に危険なので封印してきましたが、いろんなインド料理を作るなら一度は通過しておかないと。
という高尚な目的のために作るんですよ。
決して油を摂取したかったわけでは…いや摂取したいんだけど…ほらせっかく作るわけだし…

というわけで、プーリーです。揚げパンです!油です!!
テンションMAXでチャパティを油に突っ込んだんですが
これが案外難しくて。


油に入れるとぷくっと膨らむ……はずが、うまく膨らまない。
生地に穴が開いて空気の逃げ場が出来てしまうと、膨らむための空気が外に逃げてしまう
揚げることで表面の生地が固くなって膨らみにくくなっている?
の2点が失敗原因でしょうか。

油に突っ込めばいいだけだからむしろチャパティより簡単だろうと思っていたのですが
これは難易度高いぞ……?
そういえば似たような原理で膨らむポムスフレ(別名ポテトボンボンとか風船ポテトチップスとか)も難易度高かったっけ。

若干せんべい状になってしまったプーリー、完成です。


合わせるカレーはキチンコルマ。
カシューナッツが入ったこってり系カレーです。
せめてもの罪滅ぼしにキャベツの千切りを添えてみましたが、千切りでは償えない油分な気がします。
でも美味しい。





2024年3月15日金曜日

ヒングで作るキャベツのポリヤル

先日イスラム横丁でヒングを購入しました。
インド料理には欠かせないスパイスらしいですが、私が今まで見てきたカレーレシピでは使われているケースは少なかったかと。



ヒングとは。
別名アサフェティダ、和名はアギ。
その強烈な匂いから、「悪魔の糞」という不名誉な別名を付けられております。それ、食べ物に付く別名でいいんですか。
アサフェティダの「フェティダ」部分はラテン語で「悪臭」の意味らしい。
どれだけ臭いのを強調したいのか。

なお「悪魔の糞」は英語圏での別名らしいです。
インドでは浄・不浄を重要視すると聞いておりますので、食べ物にそんな名前をつけるイメージは無かったので、なるほどという感じが。

このプラスチック容器は簡単には開かないようになっているので、カッターで蓋の一部を切り取って使います。アイスピックで穴を開けたりしても良いらしい。


なお、この粉末スパイスはそこまで匂わないのでご安心ください。
言われてみれば若干硫黄っぽさを感じる程度。
これを加熱すると、焼きたまねぎのような香ばしい香りに変化するようです。
そういえばたまねぎの香りも硫黄化合物でしたっけ。

早速これでキャベツのポリヤルを作りますよ。


スターターはマスタードシードと唐辛子、スパイスはヒングの他に若干ターメリックを加えております。

いつものポリヤルと……そんなに変わらないかも。

こういうのは食べ比べしないと分からないですね。





2024年3月8日金曜日

チキンジャルフレジを作るよ

それまで5個入りで売られていたピーマンが4個入りに減ってました。
シュリンクフレーションで溜息出ちゃう。
というか、ピーマンって可食部少ないですよね。タネとワタを取ってしまうと、中は空洞で外側のちょっと厚めの皮?しか残らないし。
ピーマンじゃなくてナスを買ったほうが良いのでは?
だいたい私、ピーマンそんなに好きじゃないし。

…と、迷いまくったのですが、レシピに忠実に作るため、結局ピーマンを買ってきました。
可食部とか考えだしてるの、限界を感じますね。

本日作るのは「チキンカレーultimate21+の攻略法」より、汁なし系カレー、チキンジャルフレジです。


ジャルフレジは余った食事を炒めて作る料理らしく、レシピの振れ幅が非常に大きい料理の模様。
さながら「冷蔵庫に眠ってる野菜の在庫一掃炒め」とか、そんな感じでしょうか。
やっぱりナスでも良かったんだ。次はナスにしよう。

でもカレーとピーマンって相性良い気がします。
ピーマンを一番美味しく食べられるのはカレー味ではないだろうか?
私がしっかり火を通した野菜が好きなのもあるのでしょうけれど
加熱して苦みが少なくなったピーマンは美味しいし、ほんのり残る苦みとスパイスの相性も良い気がします。

2024年3月5日火曜日

ヨーグルトのカレー モールコロンブを作るよ

作れば作るほど、インド料理は色々な作り方があるものだとしみじみ思います。
今回参考にしたのはナイル善巳さんの「南インド料理とミールス」
色々なカレーが登場しているのですが、いくつかのカレー作成手順に
ココナツファインと水をミキサーで混ぜて粉砕し、それをカレーに加えたものが登場しておりました。
ココナツミルクとはまた違うのですが、これはこれでココナツの風味が付き
ミキサーで粉砕するとはいえ溶けてしまうわけではないのでココナツ自体も若干残る
なんとも絶妙な塩梅のカレーのようです。面白い。

今回はそんなココナツペーストを使ったカレー、モールコロンブを作りました。


レシピでは里芋となっておりましたが、本来は食用バナナや現地の芋を使う料理とのこと。
が、里芋を全力回避したい私、レシピの隅に書かれていた「じゃがいもだと煮崩れしてしまうので里芋で」の記載に飛びついて、じゃがいもにて作成いたしました。

近所のスーパーで売ってるじゃがいも、硬いから煮崩れしないのよ。平気平気。
…と、冗談のように思っていたものの、本当に硬くて煮崩れせず完成しました。ちょっと微妙な気持ち…。

ヨーグルトがベースになっているので少し酸味のあるカレーですが
これまた大変美味いお味。
前にヨーグルトレシピで作った、豆腐に塩ヨーグルトをかけて焼いただけの料理を思い出しました。
ヨーグルトに塩入れて加熱すると美味しいんだな…
よく考えたらホワイトソースみたいなものか。そりゃ美味しいか。

2024年3月1日金曜日

インド?のレシピで豆腐ティッカマサラを作る

まだ見ぬインド料理を検索していたら、「豆腐ティッカマサラ」が出てきました。
インドっぽいサイト名だったものの、全体が英語だったのでアメリカ向けのレシピかも。

日本ではあまり豆腐カレーって聞かないですが
合わないというより、スパイシー豆腐部門に麻婆豆腐がいて満足しているのでは?と推測しております。
でももしかしたら合わないのかもしれない。
美味しければ麻婆豆腐とは別で支持されそうだし……

それを確かめるためにも作ってみましょう。

まず、豆腐は冷凍させるとのこと。
豆腐カレーと、冷凍した豆腐のカレーでは受ける印象がずいぶん違うので
このひと手間だけで安心感が増す気がします。
しっかり水切りして、スパイスとヨーグルトで一晩マリネ。
(写真撮り忘れました)

で、作ったものがこちら。


…………思ったより麻婆豆腐に近い見た目になってしまいました。

食べてみたところ、さすがに麻婆豆腐ではなくカレーの味で大変おいしいです。
脳が麻婆豆腐と錯覚するかなと思いましたが、全然そんなことなく
柔らかめの高野豆腐状になった豆腐の食感が麻婆豆腐とは全然違っていたので平気でした。
結構食べ応えもある感じ。

今回、木綿豆腐を使っております。
絹豆腐を冷凍させるとまた違う食感になるとのことなので
これは絹でも作ってみたいし、お財布とカロリーに優しい料理として全然ありですね。

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