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2023年10月6日金曜日

根菜、体を温める説vs体を冷やす説

本日の薬膳は煮物。
煮物って体によさげだし薬膳料理の風格がありますわ。なんて思いながら作っておりました。
れんこんとにんじん、厚揚げの煮物です。



最近気温も下がりましたし、根菜をとって体を温めるんですね!
……と、思いきや、残暑の熱を取る料理。
れんこんは冷性の食材で、体を冷やす作用があるとか。

ウェザーニュースによると、根菜だからといって体を温めてくれるとは限らず、大根やごぼうははっきり冷性食材に分類されております。
https://weathernews.jp/s/topics/202202/030145/
体を冷やす食材似≒水分多目の食材だとすると、大根が冷性なのは納得できるかな。
れんこんとごぼうは少し意外。


そうかー、根菜とはいえ、実は体を冷やす食材だったのかーと思ったら
野菜の元締めJAは「根菜で体を温めよう」「冷え性解消に大根」と正反対の主張。
https://life.ja-group.jp/food/premama/note20

どっちなんだい。
健康界隈はこういう事多いよね。

こうなると私のような素人には証明などできようも無いわけで
どこか偉い機関が被験者に大根を食べさせて体温を測定するような実験してくれる事を祈るのみです。

薬膳料理を食べてちょっと思ったことでもあるんですが
出てくる料理、特別な素材を使っているわけでもなく、至って普通の料理ですよね。
医食同源とは聞くし、何かに効く食材なんて山程あるわけですが
もちろん薬ほど効き目が強いわけでもなく
結局のところ、食べて「なんか体が温まった/冷えた気がする」と自ら思う事が大事なのかもしれない。
都合のいい時に都合のいいほうを信じればいいじゃないというスタンス。
よし、今日の薬膳も、よくわからないけど冷えたり温まったりした気がするわ!効果バツグン!

2023年9月28日木曜日

マヨラー薬膳

薬膳の資格はユーキャンで取得しまして、レシピ本もユーキャンのものを使っているのですが
このメニュー開発したかた、マヨ好きなのかな?と思うんですよね。
言うほどでもないかな…数メニュー程度では…いや好きではサラダ系ほぼマヨでは?という、薬膳全然関係ないところで悩んでおります。
勝手なイメージですが、マヨネーズって「体に悪いので控えましょう」と言われている印象があったんですが
結構使うのね…

今回のレシピは梨ときゅうりの和え物。
ダイスカットした梨、きゅうりをマヨネーズで和えたものです。
水分の多い梨ときゅうりで残暑の熱を取ってくれるようです。


日本の果物は食事用にするには甘すぎるという話を聞きますが
梨もね、結構甘いですよね。
個人的にはもう少し甘さ控えめのほうが合ったのかなぁ…と思う感じ。
マヨネーズ味→梨の甘さと順番に来るので、味が混ざっていない感じがしました。

前に作ったかぼちゃサラダもマヨネーズ味だったし
やっぱりマヨ好きよね?

2023年8月31日木曜日

夏らしいことを薬膳で済ます

一人暮らしになってから果物はだいたい疎遠になってますが
その中で最も疎遠になったのがスイカだと思ってます。
以前にパイナップルを1玉買った私ですら、リンゴとレモンを3kg買った私ですら
1玉、いや1/2玉、1/4玉を買うのすら躊躇われる。それがスイカ。
本日はそのスイカを使って薬膳レシピを作ります。
西瓜白玉です。



切ったスイカと白玉が一緒に入っているだけの非常に簡単なレシピ。
味付けとして蜂蜜を加えております。
スイカに塩をふるとスイカが甘くなる説がありますが
甘くしたいのなら素直に糖分足しなよって言われてる気がします。
蜂蜜、ありだな。

9月になってもまだまだ暑い日が続くようですが、暦の上では秋なので
夏の薬膳ギリギリセーフでしたね。

2023年8月21日月曜日

きゅうりの炒め物の話

自炊を始めて間もないころ、会社にお弁当を持って行っていた頃がありました。
その日は野菜がどれもこれも半端に余って、まあ適当に野菜炒めにして詰めるか。と、思って色々炒めたんですが
その余っている野菜の中にきゅうりがありましてね。
きゅうりの炒め物ってあんまり聞かないよなぁ…と躊躇したものの、一度試してみるべきという結論に至り、作ってみたんですよ。きゅうり入り野菜炒め。

そしたら同期から指をさされてゲラゲラ笑われましてね。
「きゅうりを炒める人間は初めて見た!」
と。
私も初めて炒めたので、なんの反論もできず「そうね」としか言えなかったのですが
今改めてググってみると、結構あるんですよ。炒めきゅうりのレシピ。
実際やってみるとタネの部分がとろっとして悪くないですし
水分が飛んでしなびてしまったきゅうりの用途として、炒め物は候補に入る気がしますよ。


まあズッキーニでいいじゃんって話なんですけどね。

本日の薬膳はそんなきゅうりの炒めもの入りですよ。


豆腐、きゅうり、ひき肉の炒めものです。
炒めたきゅうり、普通に美味しいです。
今回は炒め工程の最後にきゅうりを入れ、味をなじませる程度に炒めたので
食感がもろにきゅうりでした。
じっくり炒めると種の部分がとろとろになって、それはそれで美味しいらしいですよ。

豆腐を1丁使うので結構満足感があるのですが素材からしてだいぶヘルシーそうなので
これはオイスターソースにしたり、辛さを足してみたりしても良さそう。

もう笑う人と一緒に食事することも無いので、一人でひっそりきゅうりの炒めものを楽しめそうです。

2023年7月31日月曜日

夏だからそうめんでも薬膳

薬膳上の季節は、春夏秋冬に梅雨を加えた五季になるようです。なので梅雨の時期の薬膳レシピもあったんですが、素材が全く手に入らなくて。
サバの味噌煮という普遍的なレシピもあったのですが、スーパーで加工前のサバを全く見かけなくて。

そんなわけで、最近薬膳について触れていなかったのはサバが不在だったためです。
梅雨のレシピをすっ飛ばして夏の薬膳を作りますよ。
夏らしく、卵とトマトのそうめんをいただきます。



このそうめん、味付けが塩味なんですよ。
そうめんの味付けといえばめんつゆかチャンプルーしか知らない私、塩味ってどうなのと疑いの眼差しを向けつつ食べたんですが

塩味もいいですね!

トマトの酸味がいい感じにさっぱりしていて、卵の風味が酸っぱすぎずに上手くまとめており、これは箸が捗ります。
上の具材は温かいので、そこは賛否あるかもしれませんが
個人的には温+冷の組み合わせは好きなので全然ありですね。

薬膳的には、小麦とトマトはどちらも体の熱を取る効果があるとか。
夏場のそうめんは理にかなっているのですね。
…この理論で言うならピザでも良さそうな気がしますが。
私は全然いけますよ。真夏ピザ。

それにしても久々に薬膳料理を作ったな。と思っていたのですが
はたと気がついたんですよ。
なぜデブの貧血だと騒いでいたあの時に薬膳レシピを作らなかったのか。と。

「身についていない」ってこういう事なんだなぁと痛感しております。
間違いなく薬膳の出番だったよね?一番輝く時だったんじゃないですか?
まあ、デブの貧血が治っているかどうかは来月までわからないですし、気を抜いたら貧血になると分かったので、今後は取り入れるということで。

2023年4月27日木曜日

果物入りおかずでこれだけは許されている気がする

皆様、おかずの中のフルーツ、許せるタイプでしょうか。
例えば酢豚のパイナップル、例えばポテトサラダのリンゴ
この二つは苦手なかたも多そうですが
カボチャサラダのレーズンってあんまり槍玉に上がらないですよね。
かぼちゃが甘いからかな?

まあ、カレーにレーズンとかプルーン煮とかが好物の私は、レーズン入りかぼちゃサラダはむしろ好ましいほうです。
ミートボール&ジャムとか、普通に美味しいと思いますし。
許せないのはポテサラのリンゴのみですね。あれは本当に意味が分からない。

というわけで本日は薬膳レシピ、レーズン入りかぼちゃのサラダです。


身体を温める食材のかぼちゃ、若干のワインで戻したレーズン
それと珍しく、玉ねぎスライスが入っております。
生の玉ねぎはあまり得意ではないのですが
事前に酢でマリネしてあるおかげか頭がキーンとならず、おいしく食べられます。

かぼちゃサラダってひとくちめはいいけれど、食べ飽きてしまうのよね…と思っておりましたが
このレシピは酢の効果もあってか案外さっぱり行ける味でした。
そうか酢が多めだといいのか。
今日の薬膳レシピも美味しかったわ…
美味しいものって身体に悪いイメージがどうにもありますが、身体に悪くなくても美味しいものもあるんですね。

2023年4月14日金曜日

薬膳お粥を作ったら、とんでもない量ができた

春の薬膳、本日はお粥を作っていきます。
お粥は薬膳の中でも代表的なものらしく、その昔はお粥の調理法だけをひたすらまとめた本まで出ていたとか。

米およそ1合に対して、水およそ1リットルで炊いていきます。
ところで皆様、どのタイミングで料理をしますか。
冷蔵技術も温めも手軽になった現代、必ずしも食べる直前に調理をする必要は無いわけですよ。
時間が空いているときに作って、最後の仕上げを食べる直前に行う方法は、現代においてはポピュラーと言えるのではないかと。

…ええ、そうなんです。
朝ご飯にしようと思っていたので、夜に米を煮るところまで進めておきましてね。
翌朝起きたら、1リットルあったはずの水分を米が全部吸って、ものすごく膨らんでいたんですよ。
具を足したものの、掘っても掘っても米しか出てこない。
しいたけは発掘できましたが、1本だけ入っているはずのいんげんは完全に消失しておりました。これは…しばらくお粥尽くしになるな…



でもおいしい。
食べるラー油とか垂らすと最高なのでは?
それ薬膳レシピとしてどうなのって感じですが、最高なのでは??

数年ぶりにお粥を作り、そのすさましい給水能力を見たおかげで
お粥ダイエットの話を思い出しました。
普通に米1合なら2食分ですが、このお粥なら4食ぐらいはいける。
水分で嵩増しされているから、結果として低糖質低カロリー。

これは…痩せる!
…と思いましたが、我が家の食卓、パンとカレーがメインで、お粥が入る隙間がなかったわ

2023年4月7日金曜日

いつものものをいつもと違う味で

本日の春の薬膳は、牛肉とピーマンの細切り炒め、いわゆる青椒肉糸です。
体を温める食材のピーマンと花椒を使っております。


ところで皆様、青椒肉糸の味付けってどうされていますか。
我が家ではクックドゥ味、もしクックドゥーが用意できない時はオイスターソースなのですが、
今回のレシピ、醤油味でして。
おいしいはおいしいけれど、いつも食べているものと違う、という感覚がどうにも強かったです。

なお、本場の青椒肉糸は、酒と塩のみで調理されているらしいですよ。
さらに中国では、牛肉よりも豚肉を使うのが主流だとか。どちらもウィキペディア調べ。
地域によっては辛味のある味付けになっているようで、
いわゆるクックドゥ味は、青椒肉糸の一部に過ぎないのですね。
辛いのもいいなぁ、次は辛いのを作ってみようかな。

2023年3月17日金曜日

野菜のみの春巻きがこんなにおいしいわけがない

冬の薬膳レシピが多少残っているのですが、嬉しいことに気温も上がって参りましたので、春の薬膳レシピを作り始めようと思います。
とはいえ、まだ冷えることもある春の薬膳は、体を温めるためのレシピもあり、
本日はその1つ。ニラとキャベツの春巻きです。



これ、塩をまぶしたキャベツと刻んだニラを春巻きの皮で包んで揚げている、非常にシンプルなレシピで
レシピを見たときに、なんて不味そうなんだろうと引いたんですよね。
だって春巻きってもっと具材も調味料もいろいろ入るものでしょう?
このレシピ、一応ニラも入ってますが、その大部分がキャベツなわけで、
キャベツの千切りを春巻きの皮で巻いて食べたら美味しいのか?って話ですよ。
まずくはないだろうけれども。
「薬膳とはおいしいものという前提は何処!?」とブログの書き出しまで想像しながら作ったんですけどね。

謎の美味しさでした。
えっ………なにこれ。

サクサクとした春巻きの皮、加熱されてとろりと柔らかくなったキャベツ…う、うううううまい!!

私、レシピを信用していないあまりにチーズ入りを1つ作っておいたんですが、
チーズなくても充分おいしい。というか、むしろないほうがおいしい。
もしかするとニラすら要らないのでは…
具材とか調味料なんていらなかったと言うのか…

…いやいや、豪華な春巻きよりもおいしいわけではなく、
具材がほぼキャベツオンリーの切ない状況から一発逆転ホームランが飛んで驚いているだけで、
他の春巻きよりおいしさの絶対値が高いかというと、ちょっと冷静になる必要があるのかも。
あと、冷めると水分も出て微妙になりそうな気配はあります。

春巻きは油をガンガン吸うので、カロリー的には微妙なものの
ご予算的にはかなりヘルシー、なのに、リターンとしての旨味がなかなかなので、
これはもっと食卓に登場させるのはアリだぞ。

後日、キャベツにカレー粉を振ったバージョンも勝手に作ってみましたが、やっぱり美味しくて
これは定番メニューに加えようと思った次第。

2023年3月6日月曜日

冬の薬膳レシピ くるみの丁香杜仲煮

杜仲茶のブームは3回あったらしいです。タピオカ並みの人気ですね。
1回目は1970年。このときのブームついては私は存じ上げず…
2回目は1995年前後、痩せる!と話題になったような記憶があります。
そして3回目は2006年、このブームも私は存じ上げないんですよね…一体どんなフィーバーがあったのかしら。

この杜仲茶、ググってみたら、腸活だのデトックスだと謳われておりますが、
薬膳の効能的には、温性の助陽類で体を温めるお茶とのこと。
本当かどうか知りませんが、足腰の痛みにも良いことになっております。
足と、腰の痛みに!
もちろん速攻で買ってきましたとも。

で、今回はその杜仲茶をクローブと一緒に煮出して黒糖に加え
くるみに煮からめたお菓子を作ります。
若干、半端に余っているカシューナッツも加えて作ってみるなど。

料理は炒めるだけなので簡単にできました。


お茶を10分も煮出し、クローブを3つも投入しているので、
もしかしたら薬っぽい風味になるかと思いましたが、そこまで風味が出るものでもなく、
食後にほんのり杜仲茶の香りを感じる程度でした。
クローブはもっと香りがきついと思っていましたが、今回はホールのまま砕きもしなかったので、ちょうど良くなったのかな?
個人的にはくるみよりカシューナッツの方が好みの仕上がりでした。

これ、杜仲茶ではなく、ほうじ茶でもいけそうですね。
なんなら、白砂糖とアールグレイとか、コーヒーとかでもかなり美味いのでは…
薬膳どこいったって感じですけど、おいしいのでは!?

くるみはパン作りでも使うので、よく買ってくるんですが、
使い切るのにてこずって、風味が落ちてしまうことが割とあるので
使い道はどんどん増やしていきたいところ。
また作ろうと思います。

2023年2月10日金曜日

冬の薬膳レシピ サケとキャベツのスープ

高校生の頃、クラスの人が「ブルーベリーの効果は24時間」と主張しておりました。その根拠は「兄ちゃんがそう言ってたから」とのこと。
さて皆様、この話を聞いてどう思いましたでしょうか。
思ったより長いor思ったより短い

私は前者でした。
例えば、辛いものを食べて体が温まっている時間、コーヒーを飲んでトイレが近くなる時間を考えたとき、
24時間は長い。と。

とはいえ、食物繊維をとってお便りが届く時間を考えると、効果が長期的に現れる場合もあり、
冒頭の話では、そもそも効果とやらが定義されていないので、聞いておいてなんですが、答えがあるわけではないなと。
じゃあ薬膳は。薬膳はどうなの。
体を温める薬膳はどのくらいの時間体を温めてくれるのでしょうか。
どのくらいの間隔で食べれば良いのでしょうか。

唐辛子の例を考えると、うっすら答えが見えている気もしますが、
前のラム肉からずいぶん時間が空いているし、こんな思い出したように作って大丈夫なのかしら。(多分大丈夫じゃない)

というわけで、本日も体を温める薬膳。サケとキャベツのスープです。


サケは温性の食材で体を温めるとされています。これに、体を温める生姜の千切りと、同じく体を温めるにんじん。
ほんのりとろみがついたスープも、とろみなしより心なしか熱がキープされているような感覚になります。
こちら、材料にぎんなんがあり、その影響で先日のラム肉よりも作成が遅くなってしまったのですが
ぎんなん以外の材料は揃えやすく、作りやすいスープになっております。
後日作る分には、ぎんなん抜きでもまぁ…
と、怠け癖を大発揮しそうです。

2023年1月23日月曜日

冬の薬膳を作る ラム肉のソテーバルサミコソース

いよいよ薬膳レシピを作っていきますよ。
初の薬膳レシピは、わりと材料が揃いやすい冬の薬膳、ラム肉のソテーバルサミコソースです。

冬に何を食べるかというと、まぁ体を温める食べ物ですね。
薬膳では、食材が体を温めるか覚ますかの性質によって、熱・温・平・涼・寒の5種類に分類しているのですが、
ラム肉はその中でも「大熱」と言う、めちゃくちゃ体が温まるものに分類されております。
唐辛子でさえただの「熱」なのに。
私、ラム肉は大好き人間ですので、温まっても温まらなくてもどんどん食べていきたいと思います。

本来であればラムチョップを使うのですが、頼りのハナマサに売ってなくて。
代わりに厚切りラム肉がありましたので、そっちで代用しています。


これね、見本よりおいしそうにできたんじゃないかと私は思っておりますよ。

付け合わせは温性食材のかぼちゃ、にんじん、ししとう。
かぼちゃとバルサミコ酢がまた会うんですわ。
うーん、とってもおいしい!

どこかで見かけましたが、薬膳はおいしいが前提らしいですね。
「体に良いものだからまずくても我慢」って言うなら薬を飲んでおけば良い。
という説を見たことがあり、
子供の頃散々こういうこと言われてたんだけどなぁと、何とも言えない気持ちになりました。
まぁ子供の頃は苦いのとかあんまり食べられないし、多少はね。

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