もしかして196ヵ国レシピの残り…だとしたらだいぶ古……
という気がしておりますので、せっせと消費します。
今回は、コーンミールで作るパン、アレパを作ります。
アレパとは。
コロンビア・ベネズエラでよく食される、とうもろこし粉から作る平パンのこと。
おいおい、私は196ヵ国レシピを経たから知っているんだ。
とうもろこしの粉に水を混ぜても、グルテンが入っていないからパンみたいに伸ばせないということを!
……と、思っていたのですが
アレパに使うのは「ホワイトコーンミール」と呼ばれる粉で
これは通常のコーンミールとは異なり、「ニシュタマリゼーション」と呼ばれる措置を施したものなので
小麦粉みたいな運用ができるんですって!
もしかしなくても、196ヵ国レシピで散々失敗したとうもろこし団子シリーズ、ホワイトコーンミールを使え案件でしたね。
今回はコーンミールの消費が目的のためホワイトコーンミールを別に買ってしまうと意味が無いので
デリッシュキッチン版のコーンミール+強力粉で作ります。
温めた牛乳を注ぐことでコーンミールに火が加わったような状態に………?
と、期待したのですが、全くそんな事は無く
私が購入したのは、粒は小さいけれどトウモロコシであって小麦粉ではないのだと思い知った感じです。

別に不味くはないですが、パンを期待して食べるとちょっと違いますね。
粟団子の粟、っていう感じがします。
これが……ニシュタマってないコーンミール……!!
ちなみに「ニシュタマリゼーション」は、オルメカ文明の頃から伝統的に行われているトウモロコシの”あく抜き”…石灰などで煮込むことで
この処理を行う事で栄養素の吸収率もアップするんだとか。
特にトウモロコシに含まれるナイアシンは、ニシュタマリゼーションを行わないと吸収されないので、トウモロコシを主食運用するなら必須の処理のようです。
トウモロコシ以外にも灰で煮た食べ物いっぱいあるんでしょうけれど
糖質がいっぱい摂れる穀物を、たまたま灰で煮たらパン状にしやすくなって栄養素もアップしちゃった。とか、うまくできてますよね、世界。
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