2025年11月29日土曜日

食べる古代ギリシャの会に行ってきた

ときどきNHKが開催してくれる無料セミナーがあるんですが
このたび、古代ギリシャの食にフォーカスしたイベントが開催されたんですよ
うっかり当選してしまいましたので、行ってきました。
「食べる古代ギリシャ」セミナーでございます。


おおよそどこのレストランでも食べられなそうなものが登場するイベント、好きなんですよ〜。楽しみ過ぎます。


内容は、古代ギリシャの概要を極めてざっと紹介、
そして古代ギリシャの食事のマナー、お食事の紹介がありました。
話を聞く限り、古代ギリシャと古代ローマの文化はわりと似ており、横たわって食べるのがマナー、ワインを水で薄めて飲むといった共通点があるようです。

今回食べたのは、麦のおかゆキュケオーン、デロスのお菓子、ハーブティーの3つ。
私も196カ国レシピでギリシャのおかゆを食べたのだ。
と、余裕の顔つきで挑んだものの、今回食べたもの、甘いんですよ。はちみつ入りで。
そしてアルコールを飛ばしていないワインが入っているので、結構ワインの風味が強い。
皆様口を揃えて「甘酒」と言っていましたがまさに甘酒味。
その中にフェタチーズが入っている、とのことでしたが、塩分はだいぶ抜かれておりモッツァレラのような味わいになっており、やはり甘さのほうが勝っていました。

私が以前に作ったレモンのおかゆ、そして今回のキュケオーン、ググってみると七草粥のようなものもあるらしいので
ギリシャ……おかゆ、好きなんです?おかゆっていうかリゾット?

デロスのお菓子はクッキーのような焼き菓子なのですが、なんと甘さは無し。
というのも当時のギリシャには砂糖が無かったから。
代わりに別添の蜂蜜が添えられておりました。
蜂蜜といっしょに食べると食べ慣れたクッキーに近い味になります。
そのまま食べると小麦味。なんというか、素朴ですね。滋味があってわりと好きです。
甘さが無いバージョン、お昼ごはんの代わりとかに良いかも。

ハーブティーはシデリティスという植物のハーブティーをいただきました。
クセがなくさっぱりとして飲みやすいお茶でした。

こういうイベント、またあるといいなぁ。
楽しかったです。

2025年11月28日金曜日

大豆ミートまんを食べるよ

特に新商品というわけではないらしいのですが、私の行動範囲では初めて見かけたので買ってきました。
井村屋から出ている、大豆ミートまんです。

なんと5年前には既にあったらしい。
それがようやく近隣のスーパーに並んだなんて、最近販路が広がったとかなのかしら。

なんと、動物性原料不使用。
それで本当に旨味は出るんですか?と思うわけですが、確かにこれは味が肉まんですね。
味付けはしょうゆや甜麺醤が使われているようです。

食べかけで恐縮ですが、中身のあんが、中央に固まってるタイプの肉まんですね。


半分に割って食べるとかは少し苦戦するかも。
ただ、食感も限りなく肉まんに近く、植物性だと言われずに出されるときっと普通に肉だと思って食べると思います。

若干、後味に酸味があるような気が…?
気のせいっぽい気もするな〜

食物繊維が追加で入っているらしいのが魅力的ではありますが
私食べ物にこだわりないので、お値段的な理由でおかわりはないかな。
いまんとこまだノーマル肉まんのほうがお安いですからね。

2025年11月27日木曜日

おじさんが対人関係で苦労しながら喫茶店に通って美味しいもの食べるだけ『喫茶おじさん』

タイトルとポップな表紙に惹かれて読んだ本。
喫茶店版『孤独のグルメ』かとおもいきや、グルメレポートの裏に57歳無職の人生の苦労がひしひしと書かれていてちょっとつらくなるのがこちらの本
『喫茶店おじさん』でした。


主人公ぼ松尾純一郎は57歳、無職、離婚の危機。
家の近所の喫茶店で浅い知識をひけらかし、それに対して気分を害した店員に陰口を叩かれたことをきっかけに、喫茶店巡りを趣味にする。
それから1年間、純一郎を取り巻く様々な人と会いながら話は進んでいくのですが
会う人に必ずこう言われるんです。「あなたは何もわかっていない。」と。

一体何が「わかっていない」と言うのか、気がつく人はすぐ気がつくのかもしれませんが、私はしばらく何を言われているのか分かりませんでした。
書評では、純一郎にいらっとする、との意見があるようですが、私はこのおじさん、めちゃくちゃ性格良いなと思いました。
「何もわかっていない」って、他人にかける言葉としては、かなりきつい悪口の部類だと思うんですが、純一郎はそう言われても怒らないんですよね。
言われてモヤモヤとした気持ちを抱えることがあっても、喫茶店巡りでおいしいコーヒーやパン、スイーツなどを食べて流して、後に引きずらない。
誰かに当たるでもなく、いつまでもくよくよしているわけでもなく、非常にメンタルが安定しているように見受けられます。

半分くらい読んだところでようやく、何がわかっていなかったのか、1人の口から語られるのですが、トータルで「俺の私の苦労を純一郎は理解しない」という指摘なんじゃないかと思うわけですよ。
まあ純一郎、57歳無職離婚の危機と書いたものの、元々一部上場企業に勤めていたイケメンで早期退職で5000万円ももらい、埼玉に土地付き家有り、お金と健康を気にせず喫茶店はしご三昧なので確かに恵まれてはいるんですが。
それでも純一郎に「何もわかっていない」と言葉をぶつけた人たちは、純一郎のことを何かわかっていたのだろうか?という怒りが、私は湧いてくるわけですよ。
特に純一郎の妻に対して。アンタがそれを言うのはおかしくない?と思うんですけどね。

この本に登場する人の誰が最も良い人生なのか、そこは議論の余地があるところだと思います。
でもそこに議論の余地があるってことは、良い人生って答えが一つとは限らないから。
完璧な人生を送っている人は居ない。誰しも何か問題があり、不満があるのに
純一郎だけが「わかってない」をぶつけられるのは結構理不尽に感じますし
そう言われ続けてもなお、「誰も自分の事をわかってくれない」と腐るのではなく喫茶店で美味しいものを食べて幸せを噛み締める純一郎はやはり性格が良いなと思うわけですよ。

かつて「悩みなんてないんでしょう?」と言われた事を思い出しますね。
この文章の中に、お前の人生は楽、という決めつけ、それに比べてこっちの人生は大変、という不幸自慢、それでもやりくりしてるんだぜというタフ自慢、こっちの事情を考えようともしない共感性の低さなど諸々が詰まってるんですよね。
「あなたは何もわかっていない」も、とても似た言葉だなぁと思うわけです。

物語のラストは賛否ありそうな終わり方ですが
どちらかというと私も純一郎のような老後を過ごしたい気がするので、個人的には良かったねと思いますね。

2025年11月25日火曜日

デュカを作って食べるよ

道具まつりで買ってきたコリアンダーホール、これを使ったインド料理がなにかあったと記憶しております。
が、コリアンダーホールを買った後に色々レシピをググってみると、なかなか出てこないんですよね不思議なことに。
それじゃあせっかく買ったコリアンダーホールどうしようかしら。というわけで、デュカを作ってみる事にしました。

デュカとは。
ナッツ、スパイス、塩などを混ぜ合わせた中東・エジプト発祥のミックススパイスのこと(by geminiさん)
今回はミックスナッツを使って作ります。

ミックスナッツとゴマ、コリアンダーホール、クミンシードをローストして
あとは粉砕するだけ。


とっても簡単。

そのままパンにつけて食べても美味しいらしいのでパンで。


実は市販のデュカスパイスも家にあるんですけど
それと比べると香りが段違いで良いですね。
作りたてだからかもしれません。だとすると自家製のメリットですね。
市販のものは、自前で揃えられないスパイスとか入ってて、こっちはこっちで面白い風味を楽しめます。

ゆでた胸肉にふりかけるだけでゆで胸肉がワンランクアップした気分に。


クミン・コリアンダー・ナッツなので、トマトソースパスタに合うだろうと思ってふりかけてみたのですが写真をすっかり忘れ…
大変美味しかったです。

こういうスパイスって意識して使っていかないと忘れてしまうので
今後も色々ふりかけてみようと思います。


2025年11月22日土曜日

噂の『落下の王国』を見てきた

すごい評判が良いと聞いて、『落下の王国』見てきちゃいました。

映像がびっくりするほど美しかった。
公式のPVによると「映画史に残るカルト的映像アート体験」らしいのですが
それも納得の美しさです。

ネットの情報によるとCG不使用だとか。
だとすると、どうやって撮影したのかちょっとわからないレベルのロケーションとかありましたね。そのくらいの美しさでした。

ストーリーは、スタントで重症を負った青年ロイが、病院内でとある目的を果たすために、少女に作り話を聞かせてその目的を果たそうとするもの。

この作り話部分が劇中劇になっているため、主人公2人は病院の中でも圧倒的スケールの映像美が繰り広げるようになっております。

…とまあ、映像美映像美と言っておりますが
ゲームで言うと”雰囲気ゲー”っぽいなと感じるところもあり
ストーリーとしてはささやかというか、少し分からない部分もあったりして…ロイの元カノと彼女の今カレ?揃ってわざわざ病院に来てロイに会ってないっぽいの何?とか…
少女も問題抱えてそうだけどそっちは?とか…

しかし色々な人から大切にされる映画としての貫禄は確かにありましたね。
たまにはこういう映画も良いですね。

2025年11月21日金曜日

テプラを作って食べるよ

えっ、テプラを食べるんですか!?
と、私が驚いたんですが、ご安心ください。食べられるテプラです。
英語名ではThepla、インドはグジャラート州のフラットブレッドを「テプラ」と呼ぶようです。

今日作るのはカスリメティのテプラですよ。

見た目や作り方はほぼチャパティと同じなのですが
Wikipediaによると、チャパティはアタ粉、テプラはそれに雑穀を加えて作られることが多いようです。
特にひよこ豆の粉…ベサン粉ときびが入るとか。
我が家にはベサン粉しかないので、ベサン粉+アタ粉で作りますよ。
そして乾燥カスリメティを使います。


カスリメティは乾燥させたフェヌグリークの葉のことで、ほろ苦い味わいと甘い香りが特徴。
一説によると「カラメルのような香り」がするらしいです。

と言っても乾燥しきったものはほとんどにおいはしないよなぁ〜…と、思っていたのですが
テプラにすると、確かにパンから香ばしい香りが漂ってくるじゃないですか!


カレーに加えた時はカレー香の中に混ざって気が付かなかっただけかも。
これは良いですね。

一緒に作ったのはシンプルチキンカレー。

カスリメティの効能について調べてみると、
腸活、消化促進、血糖値の調整、抗炎症作用、呼吸器の調子がよくなる、髪に効く
などなどの素晴らしい効能があるとか無いとか、サイトによってバラバラの事が書かれておりました。

……まあ、本当に多少でも効果があるなら今頃サプリとか出てると思うし
いつもの「効いてる気がする」精神が大事ですきっと。
うおおおお!小麦粉の塊を食べているが血糖値が調整されている……気がする!


2025年11月18日火曜日

地獄の担々麺を食べるよ

先日、塩ラーメンを買った時に辛そうなラーメンが隣に売ってたんですよ。
こちら
サッポロ一番 地獄の担々麺


およそ食べ物とは思えない骸骨パッケージのラーメンとなっております。
どうして激辛って骸骨イメージなんですかね?
キャロライナ・リーパーから来てるのかな?と思いましたが、ハバネロの時点で骸骨だったような気もする。

作ってみたのがこちら。


わりと太めの麺でしょうか。

こちらの担々麺、パッケージに「濃厚激辛」と書かれているわりに
スープは案外透き通ってスッキリしてるな〜担々麺とは思えないくらい…
と、思っていたのですが
なんだか底のほうにスープになるはずだったものが固まっていたらしくて
かなり薄味の麺をすする事になってしまったようです。
結構かき混ぜたんだけどなぁ?

しかし辛さは後から追加するラー油が担っているらしく、スープが薄味でもしっかりはっきり辛かったです。
食べたあと、シャープな辛さがグサグサくる感じですね。痛さが鋭い。
辛辛魚の辛さはもう少しズシッとくる印象があるので、どちらが辛いかと言われると少し迷うかも。
辛さの種類がなんか違う。
でもあのくらいの辛さだと思って良さそうな気がしますよ。

冬に向けて辛い商品食べていきたいですね。温まりたい。



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12月になったものの…