開始5分で感動していたと思います。
なお2作目は最初からクライマックス状態なので、前作必須ですね。

ちなみにサブタイトルの「For Good」ってどこが永遠の約束なの?と思ったら
「For Good」で「永遠」という意味があるらしく
ウィキッドの場合は「善い方向」とのダブルミーニングにもなっているようです。しかも永遠だから善い方向から二度と変化しないニュアンスがあるとか。
つまり、めでたしめでたし。ってコト?
以下ネタバレを含みますので未鑑賞のかたはバックお願いします。
というわけでウィキッドですよ。
お互い欲しいものがあり、それは自分には無いけれど相手は持っていて
その二人が最初は反目しつつも仲良くなっちゃう。
この時点でオタクの大好物(主語デカ)なのに、物語が進むと友情か?使命か?という究極の二択を迫られるとかもう。
たまんねぇなぁ!!
しかし、舞台版を観た時はあまり気にならなかったのですが
映画版のエルファバは、オズ陛下の欺瞞を暴こうとしているもののやり方が環境活動家じみているというか。
めでたい席に現れてメッセージを残していくだけという。
そのやり方は無理じゃないか〜?と思うものの、社会との関わりを拒否され続けてきた結果なのだと思うと結構苦しいですね。
そして劇中で「善いことをしてきたのにうまくいかない」と嘆くエルファバ。
そうだよね、頑張っても周囲には理解どころか聞いてくれる人もいなくて、その中でも身近な存在である妹と恩師は悪意で解釈しようとするし
孤立したコミュ障の限界を突きつけられているようで、私、たいへん苦しい。
友達多くないと詰みみたいな仕様で動くところもあるしなぁ!?
一人で戦ったら相手にならず、妹のネッサローズを頼ったら拒絶され
前作では「unlimited」と歌っていたのに2作目ではついに力尽きて「I'm limited」と言って限界を吐露するんですよ。
言葉遣いが上手過ぎるよウィキッド!この程度は理解できる英語力があって本当によかった。
一方で、皆から愛されるグリンダは、尊敬しているモリブル先生には徹底的にバカにされ、恋人だと思っていた相手にも去られ
アイドル的な愛情はもらえても本当のところはかなり孤独。
どれだけ傷ついてもみんなの前では愛されグリンダを演じる彼女も強いよ…強すぎるよグリンダ。
もともと政治的なイデオロギーの話には興味が無さそうで、今ある権威に乗っかる事に賛成だった彼女が最終的に支配者を追い払ってオズの体制を変える事になるの
運命のいたずらというか
エルファバがやりたかった事をグリンダがやって、グリンダがやりたかった事をエルファバがやってないか?という気がしております。
作中で、エルファバが「自分は本当に善いことをしてきたのか?」と歌うシーンがあるのですが
一人で考えた自分の中の「善」は、もしかしたら不完全なものなのかもしれない、と言いたいのか?と思うことがありました。
それこそ独善、というやつですね。
正反対の二人が出会ってお互い善い方向に変われた
物語開始時点ならやらなかったであろう行動をお互いした。
それで世界がちょっと善くなって「For Good」とか
物語の構成が上手すぎる…上手すぎるウィキッド!
素晴らしいところが有りすぎて全然まとめられないので、以上。ということで。
0 件のコメント:
コメントを投稿