2019年10月14日月曜日

いまさら食べるオイルを食べる話

桃屋のラー油がブームになって9年だか10年だか経つようですよ。
時の流れは速いですね。
流行していた時は実物に一度もお目にかかる事はなく
ブームが終了した今でも売ってる所を見た事が無いわけですが
食べる調味料は一過性のブームに終わらず、油とか醤油とかですっかり定番したようですね。

というわけで私が買ったのはこちら。
食べるオリーブオイル。
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買ったの去年だった気がしますけど、何に使おうか迷っているうちにすっかり置物になってしまいました。
でも開けよう。開封。


この手のレシピ筆頭はペペロンチーノなので、軽くパスタを作ってみました。
カリカリのナッツが入ってるんですが、それがいいアクセントになって大変美味しいです。
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そして
肉を。
お肉を焼いてみました。
鶏肉の油がけ。
ヒャッハー油だぁ!
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嬉々として食べてみたんですが
ソースではないという事を失念してまして。
別の味付けが必要だわ。という事がよく解りました。

サラダのドレッシングに使うのがいい感じなのかな?
まだ使い方がよく解ってないですねー、もう少し活用したい。

2019年10月13日日曜日

バットを買いに行く話

粉砕バットではなく、料理用バット。
お料理番組でよく登場する、食材を置いたり漬けたりまぶしたりするときに使うステンレス製のちょっと深さのある四角いあれ。

普通にお皿で代用可能なあれです。
むしろお皿で代用したほうがレンジ・オーブンOKで用途が広いのではと思うステンレス製のあれです。
そう思うなら何で買いに行くんだろう?
それは…使ってみたいから!

というわけで、台風の過ぎ去ったかっぱ橋道具まつりへ。
一部イベントは中止のようですが、お店は開いていて
スタンプラリーは開催していたので参加しながら散策。
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昔は調理器具をちょっとずつ揃えてて、
あれも足りないこれも足りないがありましたけど
流石に一人暮らしも長くなってくると今年の道具まつりで特に欲しいものはないかな。

強いて言うならごま油。
そう、道具まつりはなぜかよくごま油が売られているのです。
純正ごま油、薄口ごま油、濃い口ごま油、白ごま油、
何を選べばいいのかわからないほどのごま油ラインナップ。
「道具」まつりとは一体。いや別にいっか。お祭りだし。

流石にお客も少なめだったためか、香りを嗅がせてもらいました。
一番好みの香りだった薄口を買ってきました。

その隣ではなんだか面白そうな油が。
「これね、バターの香りがするサラダ油なんです。オムレツとかクッキー作ると美味しいんですよ。レシピつけておきます」
というわけでお買い上げ、バターフレーバーオイル。
これはバターの香りのシフォンケーキができるぞ!?

もう少し進むとパスタ大安売りコーナーがあるじゃないですか。
500gのパスタが200円ですって、奥さん!
「道具」まつりとは以下略。
それから恒例のスパイス大安売りコーナーではローズマリーを大量買い。
これでローズマリーの在庫を気にせず肉を焼いたり魚を焼いたりフォカッチャ焼いたりじゃがいもを焼いたりできるわ。

「道具」まつりとは……楽しいものだ!
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左下に写ってるのは柴犬のお皿。
あまりの可愛さについお買い上げしてしまいました。
他にもプードルとかシェパードとかブルドックとかたくさん種類があって、秋田犬を猛烈に探したのですが全部のお皿をひっくり返すわけにも行かず柴犬だけ買ってきました。
ただね、肉まんひとつ乗るかどうか怪しいサイズなんですよ。
何に使うんでしょうね?
ようかん買ってきて乗せようか?

そしてスタンプラリーを済ませてスポンジを貰う。
嬉しい、これが一番今欲しいものだったりしますわ。
あー満喫、満喫したー。

…と、かっぱ橋を後にしたときに、私は気がついてしまいました。


バット買ってないよね?
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1分くらい立ち止まって迷ってしまいましたが、引き換えしてバットを買いに行くことに。
本当にどうでも良いんじゃないか?バット。
でも買ってきました。
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バット購入と一緒に見つけたこの小皿、
この、にんにくやしょうがのみじん切りとか乗せるのに丁度いいこの小皿!
君を探してたんだよ!
こんなところに居たのか。

あ、もちろん引き返してまで買ってきたバットも。
しばらく使ってどんな感じか確認してみないといけませんね。


2019年10月12日土曜日

台風なので家で映画を観た感想とか

今日は予定通りポップコーンを作って映画を観てました。
この間観たジョーカーが面白かったので、坊っちゃんのほうも観ないとね。
ということで「バットマン ビギンズ」
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あくまでこのバットマンの話ですが、坊っちゃんは大変な努力をしております。
犯罪者の気持ちを知るために犯罪に手を染めてみたり、
決死の訓練をしてみたり。

改めて考えたらアーサー(映画「ジョーカー」の主人公)行動力なかったもんなぁ、受け身というか。
まあ行動力だけあっても身につかないと仕方ないので、
坊っちゃん才能に溢れてますね。

さらに坊っちゃんには人を見る目がある。
父親が残した会社には役員がぞろぞろいるんですが、その中で悪いことしてる奴には気を許さないんですよ。
そして警察に行けば良心の塊であるゴードン警部補をピンポイントで見抜くし。

加えてバットマンスーツを作るために近づいた科学部署にはめっちゃ頼りになるモーガン・フリーマンが居て、坊っちゃんのためにあれこれ尽くしてくれるんですよ。
ああー恵まれている、恵まれている!


ビギンズは結構楽しく見れました。


その後は「バットマン ダークナイト」も鑑賞。
でもこっちはね、幼馴染でヒロインのレイチェルと付き合っている、そういう意味でのライバル(最初はそう見える)のデントが登場して
坊っちゃんとレストランでマウント合戦を始めるんですよ。
坊っちゃんがことごとく格の違いを見せつけるんですよ。
あれー?坊っちゃんこんなに厭味ったらしい人だっけ?嫉妬か?嫉妬なのか?などと思いつつ、
そのあたりで寝てしまいました。
気がついたら相当ラストのシーンだった。

こっちにジョーカーが出てくるのに。
最初の銀行強盗のシーンはかっこよかったなぁ。




3作目「カメラを止めるな!」
カメラを止めるな!

散々話題になった映画ですが、邦画かつゾンビということで観ていませんでした。
ゾンビものは趣味ではないのですよね。
でもこれはゾンビだけどゾンビじゃなかった。面白かった。
ネタバレになってしまうので何も言えないのですが
面白かったです(小並感)


夜は長いのでもう1作くらいなにか見るかしらね。


2019年10月11日金曜日

スーパーに食べ物がない

出遅れたとは思ってましたが見事にカラでした。
でも仕方ないね。今日の今の時間しか買い物に行けなかったですからね。

スーパーがあまりに空っぽで、東日本大震災の日を思い出すほどでした。
あのときは生鮮食品乳製品のきなみアウトで、保存が効くものはぼちぼち残ってたりしたんですが
今回は保存が効くものは結構売り切れてて、生鮮食品は一部残ってたりしましたね。

………刺し身盛り合わせとか。
冷たくて日持ちしないやつ。

あと何故かお菓子の棚が空っぽだった。
家に籠もってお菓子食べるのね。いいなぁ。出遅れたなぁ。

キャベツも買えず、かぼちゃも買えず、豆腐も買えず、ささみも買えず、
こりゃまいったなと。

困ったなー何も売ってないなーって思ったんですが


チョコミントアイスは売ってました。
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10月の台風を前にして買う人は居ないよね。わかるわかるー。


まあ我が家には豆と、この間カルディ大量買いで保存してあるトマト缶があるので
飢えるほどでもない。
おやつを買えなかったならポップコーンを作ればいいじゃない。
というわけで、明日はポップコーン片手に映画三昧ですかね。停電しなければ、ですが。

2019年10月10日木曜日

インドのバナナチップスが使い勝手良い

ナマステインディアで買ってきたバナナのスパイスがけチップス。
甘いと思って買ってきたら全く甘く無くて、
どちらかというとピリ辛だったのですが
これ、料理に使うと大変使い勝手が良いです。
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まずバナナと表記はありますが、おそらく調理用バナナで
果物としてのあのバナナの風味は全くありません。
味と食感はたいへんじゃがいもに近いです。
でもチップスの厚みのわりに、じゃがいもよりは軽い食感。

厚みがあるのでわりと水分に耐える。
厚いけど固すぎないので程よい食感。
薄めの味わいのなかにほんのりとした辛味。とはいえ辛く感じるほどでもない。

という絶妙なバランスのものでした。


例えばクルトンの代わりにスープに、サラダに、炒め物にも。
粗く砕いてまぶせばお好みのカリカリ食感が加わります。
チリコンカンに入れてみたり

豆のスープにクルトン代わりに入れて、ちょっと辛みを足したり
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絶妙。これ絶妙。
もちろんそのまま食べてもいいし
ポテサラに加えちゃおうかな、とか、
色々夢がひろがりますね。

ただインド食品のお店でも、通販は取り扱っていないみたいで
これが食べれるのはまた来年…いや来年はオリンピックで中止の可能性があるので、再来年になってしまう可能性が…!

辛い。インド行きたい。


2019年10月9日水曜日

どら焼き御三家どれが好き?

先日のどら焼きの続き。
前も書きましたが、東京にはどら焼き御三家があります。
上野「うさぎや」、浅草「亀十」、東十条「草月」
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たい焼き御三家については、正直そこまで大きな差は無いんですが
どら焼きは方向性が全く違っております。
私の感想では
・うさぎや :弾力のある皮、甘さ控えめでみずみずしい餡
・亀十:他に類を見ないふわっふわ皮。白あん黒あんあり、
・草月:ふわふわ皮で黒餡風味、あんこみずみずしい

特に亀十のふわっふわ度は、持った瞬間驚くほどで
どら焼きの概念が変わる気がします。

どれが一番好きかなー?私は
日本橋の清寿軒ですね。

御三家じゃないのかとツッコミが入りそうですが
はちみつの風味が溢れる香ばしい皮と、濃厚でしっかりした餡が最高です。若干黒糖が入ってるのかな?と思われる濃厚さ。
御三家っていつ誰が決めたんですかね?
私なら絶対清寿軒入れますけどね。
(※あとで調べたところ清寿軒を御三家とする説もあるっぽい)

あと子供の頃はどら焼きと言えば三笠山でした。
しっとりしてキメの整った皮、粒ぞろいのつぶあんが絶妙。
生地に関してはさすが文明堂って感じの美味しさですね。

個人的な御三家を決めるなら清寿軒・三笠山・草月かなー
思い出補正込みで。

あとまだ食べていないどら焼きの名店も残ってるので
そこも巡らなければという謎の使命感に駆られてます。

2019年10月8日火曜日

金持ちヒーロー、貧困ヴィラン 映画「ジョーカー」感想

他人に許されている事が自分には許されないと気が付いたのはいつの頃だったか。
なぜ対応が違うんでしょう?顔か?服のセンスか?まあ大体顔かもしれない。
された側にとっては不公平極まりないですが、ほとんどの人が自らもやっていることで
例えば若者は軽く見られがちで歳をとると落ち着くとか、
部長と同じ権威をヒラ社員は与えられないとか
ブスにも美女と同じ対応をしろ!なんて言い出したら袋叩きに遭いますし?性別逆もまた然り。

そういう事に対して、世間はいつだって「努力しろ」って言うんですよ。
年齢は無理としても、努力して出世すればいい。努力して容姿を整えれば良い。努力して見た目をきちんとしろ。などなど。

じゃあその努力は報われるのかというと、まあ大体の場合報われないです。
そうすると世間は「努力が足りないからだ」と言う。
もっと努力しろ、人の何倍も努力しろ、死ぬ気で努力しろ、努力の方向性が、やり方が、どうのこうの。
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アーサー(映画「ジョーカー」の主人公)に対しても、努力が足りないねー、と言おうと思えば言えなくはない。
彼はコメディアンになりたいとは言うものの、ショーの練習をしている様子が全く出て来ないし、ネタも暗記できていない。
その割に、おそろしく都合のいい妄想ばかりしてて、
突然有名コメディアンに見いだされ、自分語りをしたら観客から拍手喝采、ショーは大成功だ。君のおかげだアーサー。息子と呼ばせてくれ。
みたいな。
エレベーターに乗り合わせた女性も、妄想内で突然彼女になってるし。
妄想の中ではみんなアーサーに優しくて、尽くしてくれて、彼が望むものを与えてくれる。

ダメじゃんアーサー、なんもしてないじゃん。それは努力以前に行動が足りないよ。
と、思わず言いたくなってきます。

じゃあ努力さえすればどうにかなったか?というと、
アーサーは無理だと思うんですよね。

得意な事というのは、そこまで努力してないのに思いのほかリターンが返ってくる事だそうで。
ならば不得意はその逆、努力しても全くリターンが返ってこないものですね。
これ、好き嫌いとは別次元の話なのが辛いんですが。

アーサーは病気があり、笑うべきではない所で笑ってしまうし、笑いのツボも多分人と違う。
そのせいで努力とかそういう次元ではなくコメディアンは「不得意」なんですが
自分の夢を諦めてお金稼げる別の仕事で働こうと割り切ることもできずにいる。

コメディアンになることと並ぶもう一つの夢であり、軸にもなっているのが、他人から受け入れてもらうこと。
ハグしてほしい。と言ってました。


アーサーは、自身が病気というだけにとどまらず、母は要介護、家は貧乏、働けば不良に絡まれ、クビになり、カウンセリングは打ち切られ、薬も出してもらえず
人生ハードモードで生きてます。
「僕が倒れていたら踏みつけるだろう?」と作中で叫ぶわけですが
そうだろうなって思います。
というか、全編通してアーサーは他人に期待を持ちすぎ感があるんですよね。
私が倒れたらみんな踏みつけて行くと思うんですよ。
「自力で立てない奴は殺せ」とか言い出す人も出るでしょうね。
他人なんて所詮そういうもの、っていう諦めがアーサーには無いんです。
相手に期待して、でも期待通りの反応が無いと傷ついちゃって、怒っちゃう。


ある日アーサーは、ピエロの仕事の帰りにサラリーマンに絡まれ、そのサラリーマンを撃ち殺してしまいます。
それが何故か上級国民を許さない運動として支持され、ピエロの姿でデモを行うムーブメントになり、
アーサーはその中心人物として担がれます。
(このムーブメントに関しても警察から「お前のせいだ」と言われるんだけどアーサーはただ殺しただけ、そこにマスコミが意味を加えて炊きつけて市民が乗っかってる、でも自分の影響だと言われたアーサーは嬉しかったのかも。)

アメリカのほうで、この映画はジョーカーを英雄的に描いている、と批判があったようですが
私はそのようには思えず、
どちらかというと「(俺らはやらないけどお前は)やれ!立て!」と
味方のフリした民衆に煽られているように見えました。
まあ英雄に対してもそんなもんだってワイルドアームズ2がやってたけど。

祭り上げられてはいるけれど、彼が欲したハグをしてくれる人はおらず、
一定の距離を取って遠巻きに見られてるんですよね。

アーサー、それ、君が真に受けて実行して捕まったりしたらそいつら喜んだり、手のひら返して批判するやつだぞ。
娯楽として消費されるんだぞアーサー。
いいのか。そういうピエロになるのか。
そうか。


ちなみに今更ですが私、バットマンを観た事がないです。
映画でやけにフォーカスされていた少年が居て、
彼が将来のバットマンなんだろうなと思って調べてみたら
プロフィール欄に「大富豪」と出てきて思わず舌打ちが出ました。
しかも彼にはアーサーが欲しくて仕方なかった父親と、彼のために尽くしてくれる執事まで付いてるんですよ。
生まれながらに。
倒れても踏まれないほうの人間。「大丈夫?」って駆け寄ってもらえる人間。

だからといって、目の前で両親を殺された苦しみやバットマンになるための努力が嘘だったことにはなりませんが
そりゃー坊ちゃんなら金に物を言わせて世界中回って最高の知識を得られますわな。
なんて思っちゃうんですよ。
最近よく言われる格差社会の努力の差ってこういうのかな、と、思わざるを得ません。

もう完全にジョーカー視点になってます。
いやほんと、無尽蔵の富とか言うならコストカットされた福祉の予算に充ててあげて。
そしたらジョーカーは誕生しなかったかもしれないんだから。

私この先ちゃんとバットマン観れるんだろうか、ちょっと心配になってきた。

あまりに評判が良くてどうしても観たくなって映画館に駆け込んできたわけですが、
ジョーカー、本当に面白かったです。

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