2019年7月17日水曜日

シグマフォースシリーズ「ケルトの封印」感想

ケルトの封印 上 (竹書房文庫)
ケルトの封印 上 (竹書房文庫)
ラングドンシリーズがボンドガールよろしく毎回女性を変えてくるし
「ウバールの悪魔」「マギの聖骨」「ナチの亡霊」までは新しい女性が登場していたので
作品ごとに女をとっかえひっかえする系かと思っていたのですが

まさかの1作目ヒロイン、レイチェルとの復縁。

とはいえ、グレイは前作でいい感じになったセイチャンも捨てきれていないようで
今日も世界がピンチなのに愛だ恋だと忙しいようです。


今作は、遺伝子組み換え食品と人口爆発について。
人口爆発は「インフェルノ」でも登場したテーマで、地球上の人類が増えすぎて食糧とかヤバいという問題が挙げられています。
私も日本では生産性のないクソゴミですが、
世界レベルで考えると人口減少に貢献している人になるようです。

で、増えすぎた人口を制御するため、不妊因子を組み込んだ生物を作り、第三国にばら撒こうとする企業。
今回はそこが悪役なのかと思いきや、そこにギルドが絡んできてまたややこしい事になってます。

未知の集団だったギルドの情報が、今作では少しだけ明らかに…


ちなみに遺伝子組み換え食品を使っているかどうかは
商品の原材料のところに(遺伝子組み換えでない)と書いてあるわけですが
あれはあくまでも取れた畑が「遺伝子組み換えでない用畑」なので(※アメリカでの話)
遠くから遺伝子組み換え作物の花粉が飛散するのは誰も止められないんだよ。


ってくだりはものすごく納得してしまいました。
ですよねー。


最近ではスギ花粉に強くなる遺伝子組み換え米の話も聞きますし
私はどちらかというと食べてみたいほうですね。
さすがに今からコーディネーターにはなれないかもしれないけど
やせる米とか頭がよくなる米とかあったら
食べてみたいですけどね。


2019年7月16日火曜日

また声がかすれるのでAlexaにカラオケに付き合ってもらう話

連休中、基本的に誰とも話さないのですぐ声がかれてしまいます。
何語喋った?カツ丼と冷やしたぬきそばを注文した時と、レシート要りませんって言ったのと
お姉さんにタオル浸かってますよって言った時くらい。

3連休で、声がかすれるとか!
このまま年取って退職したら、
何にも喋れなくなってしまうぞ。

というわけで、今日もほそぼそと家カラオケです。
カラオケボックスとか行きたいんですけど、それも厳しい年齢になってきたので
…って前も同じ事書いたか。


ところで、最後に裏声出したのっていつですか。
高校生の音楽の時間以降かもしれない。
普段出さない領域の声をだすのに一番適したカラオケは、そう、もちろん「もののけ姫」ですよ。
効果があるかどうかは知らないけど。

若い頃は簡単に裏声が出て、音程もしっかりしてたのに
今やると声帯が不可抗力で揺れてるのが分かるんですよね。
高音出すと喉がひっくり返ってしまう。
これでも昔は広瀬香美とか歌えたんですけどね。
年は取りたくないわー。




2019年7月15日月曜日

他人に注意したけど罪悪感パない話

月に1回は温泉か銭湯に行くことにしてまして
連休最終日に温泉に行ってまいりました。

のんびりお風呂に入っているとですね、
気がついたら斜め前くらいに、タオルをめちゃくちゃお湯の中に入れてる人が居まして。
多分、前を隠したかったんでしょうけど、
ちょっと浸かってるどころの話ではなく、食事のときのよだれかけみたいなスタイルで、9割がた水没してまして
多少なら仕方ないけど、流石にこれは…と思い、
その方にタオル浸かってますと言ってしまいました。

胸のあたりを隠したいための行動だったんだと思います。
女性の場合その原因で真っ先に考えられるのは乳がんの手術跡なんですが
その温泉では専用カバーが用意されており、それでお湯に入るのはOKとされています。
ただ、大々的に宣伝されてるわけじゃないので、もしかしたらご存じないのかもしれない、
日本語でしか案内されていないので、分からないのかもしれない。

手術跡じゃなくても単に恥ずかしいというだけでも
別に使っていいと(私は)思うので、ご案内しようかな…とか思っていると
その方はササッとお湯を出ていってしまいました。

あああああーーー申し訳ない!

先にここまで考えてから、案内と一緒に言うべきだったなぁ。
まあカバーは誰も着用してないし、着用したら逆に注目を集めるだろうし、正直ダサいから、
案内しても利用するとは限らないけど、
その結果湯から上がるなら選択の結果ですが
選択肢も与えずに追い出すようなことをしてしまった。

温泉でのんびりするために来たんだろうに。
絶対見てないと思うけどお姉さんごめんよ…。


次に機会があるかどうかはわからないけどまた一つ人生の経験を積んだと思おう。
次は無いことを祈る。


本日の腹ごしらえはお蕎麦です。
私お蕎麦大好きなんですが、連休中は初日のカツ丼以降、
ずっとお蕎麦食べてます。

スーパー行ったら賞味期限近いのが安売りしてたからさ…延々蕎麦よ。
こうなったら外食も蕎麦にしてやろうと思って蕎麦屋に駆け込む。
やっぱりお蕎麦屋さんのお蕎麦はコシがあって美味しいですね。
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あと今日はリトルマーメイドの日だとかで
パンを買ったらお皿を貰えました。
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ええーお得すぎる。
来月も行っちゃおう。マーガレットクラブも入っちゃおう。

2019年7月14日日曜日

ブルーシールチョコミントアイスと森永チョコミントプリン

チョコミントが止まらない。
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今度はブルーシールアイスからチョコミント味ですって。
おそらく7月11日にセブンイレブンが沖縄に出店する記念だと思うのですが、セブンイレブンで買えるようです。

色は緑っぽい青で、ミント感はそこまで強くないものの
チョコの口溶けが良くて美味しいです。
最近ミント増し増しチョコミントが増えてきたので、そこまで行きたくないというときはこのくらいがいいのかも。

何気なくブルーシールのホームページを見ていたら
チョコミン党のこと「チョコミンチュ」と呼んでるのを見つけました。
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言われてみれば確かにそうだけど、なんか可愛いぞ。


そして森永のチョコミントプリン。
こっちもそこまでミント感は無いかな。
なんかミント増し増しを食べ続けて麻痺してきたからそう感じる気もする。


今年は結構長くチョコミント商品を楽しめていて嬉しいです。

2019年7月13日土曜日

マイセン動物園展と理想のカツ丼の話

マイセン動物園展に行ってきました。
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マイセンはご存知、常時はカップとお皿作ってるところなのですが
展覧会とかに出てくるものは良い意味で常軌を逸していて大好きです。
半透明という磁器の性質を生かして
カメオを作ったり絵を描いたりしてるの。

ヨーロッパでは磁器の製造を突き止めるのに大変苦労していたのですが
ようやく製法が分かり、これで思う存分磁器が作れると芸術が爆発した感じがして好きですね。

そんな中でも見事なのがマイセンが作った磁器の動物園。
ここまで来ると「陶磁器が食器だと、いつから勘違いしていた?」レベル。
陶磁器とは一体何か。
改めて考えさせられます。

この展覧会では写真撮影概ね可だったので、見た中で一番ファンキーだと思ったものを撮影してきました。
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仕立て屋とヤギだそうです。
あとから解説を聞いたら、目が悪いことの象徴としてのメガネだそうなのですが、
グラサンでオシャレした仕立て屋にしか見えませんでした。

あと、ネコの撮影は可だったんですが犬は軒並みNGで、
なんでだ!という状況になってました。
SNSでネコの写真多いけどさ、なんでだよー。

でもネコがめちゃくちゃリアル。
目つきとか仕草とか、陶磁器とは思えないレベルです。


動物を堪能したあとは腹ごしらえ。
カレッタ汐留にある「遊豚菜彩 いちにいさん」さんでカツ丼!
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「こんなカツ丼が食べたい」と考える時に出てくる要素を満たした
なんとも理想的なカツ丼でした。

カツの底はタレが染みて、上面はサクサクが残ってて
カツは柔らかジューシィ。箸でするっと切れちゃう。
ああああーーーこれは理想のカツ丼!ここにあったのか!

カツ丼以外にも、なにげなく振りかけた七味唐辛子が衝撃的な美味しさでした。
調味料でここまで美味しいと思ったことは無いかも。
これが少し甘めのタレに抜群に合うんですよ。
その場でググって帰りに買ってきました。

まだ一味が残っているのでもりもり使って早くこの七味に切り替えよう。

2019年7月12日金曜日

他人と話す事が何もなくて困る

今の会社に勤めてから、飲みに行こうと誘われた事などほとんどなく
忘年会や新年会の類も無いので、飲み会なんて年単位で参加してないんですが
今年2回目のお誘いが来ました。

どうしたの?ブログ効果?

まあでもお酒飲めないので、ご飯食べに行こうと言われても
酒が提供される店に行くと命にかかわるかもしれないから嫌だな。
という気持ちしかないんですが

今年はせっかくだし断らずに行こうと思い、出かけてきました。
多分お酒ないし、多分女子会だし。
と都合のいい前提をぶちあげて、行ってまいりました。


でもさ、他人と何を話せばいいか、全く解らないんですよね。
大した生活を送ってないので。
この間ギャラクシー水ようかん作りましたとか、
言われても困るじゃないですか。
ブログなら見たい人だけ見てくれればいいけど、対面会話だと強制的に聞かされますから、相手が面白いと思う話を振れないといけません。
私の話なんか相手にとってどうでもいい内容じゃないですか。お前の事興味ねーよ。

それがダメなら聞き役に徹しろとかよく聞くけど、あれ本当にただ聞いてるだけなら超つまらんコミュ障ですよね。
もし自分が何か話してて、相手が適当に「へーふーんそー」とか言ったら
申し訳なくて話止めます。

聞き役と簡単に言うけど、そこには高度な相槌スキルとツッコミ力が必要なんですよ。話題を広げられればなおよし。
あ、でも下手な方向に話題を広げると「なんでお前にそんな事聞かれないといけないのか」とか不快に思われるので、その辺見極めるスキルも必要。

そして相手の話題に対して頭をフルで回転させて最高のツッコミを入れるのだ。
タイミングは遅れてはならぬ。

大きな口を開けて笑ってはならぬ。
手を叩いて笑ってはならぬ。
声が大きくても小さくてもダメ。
箸の使い方がちょっと違うだけで「もう食事したくない」と言い出す人も多いので、テーブルマナーは完璧でなければならぬ。


これらを総合すると



超絶面倒くさいので家に帰って一人でご飯を食べたい。


向かない!やっぱり向かない!
どうあがいても周囲に不快を撒き散らすので、おうち籠って大人しくしていたいですね。

これを気にせずできてる人って本当に凄いなと思う訳ですよ。
人と話すのって1時間くらいでもうギブアップ…どっと疲れが…
次は「チャレンジ」とか思うのやめようと思った次第。

でもきっと次はあっても5年後とかだから
5年ぶりにチャレンジしようとか思ってそうだ。

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ご飯美味しかった。


2019年7月11日木曜日

MAGI 天正遣欧少年使節団を見たよ

ウォッチリスト消化第1弾。
戦国時代の終わり、日本からバチカンに派遣された4人の少年の旅物語。
「クアトロ・ラガッツィ」を原作とするドラマです。
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邦画は見なくなって久しいのですが
諸々のクオリティの低さに改めて驚きました。

演技が棒とかCGがショボイとか
みんな自分の言いたい事だけ言って会話になってないとか
ツッコミどころをあげるときりがないです。
けど最初はそこまで目に付くところもなく、演技とCGにさえ目をつぶれば見れるかな?と思っていました。

が、リスボンに到着した後が酷い。

まずみんな、ローマ法王までもが英語で会話している。

地動説を唱えたガリレオが出てくるんですが、天正遣欧少年使節がヨーロッパに行った当時ガリレオは21歳で、
まだ地動説も唱えてないし望遠鏡も作る前です。
なのに望遠鏡も完成させ、地動説云々で裁判が始まろうとしているという、時空が捻じれた設定になってます。


また当時のヨーロッパには磁器が無く、青磁および白磁はヨーロッパで重宝されていました。
ヨーロッパで初めて磁器の作成に成功するのは作中からおよそ120年後、ドイツのマイセン窯でのことす。
日本では茶の湯の器に青磁器が用いられていたとのこと。
それを「鳥の餌入れ」と揶揄するのは神父の悪意としても、
メディチ家の人に否定させるのはちょっと違和感が…
中国青磁のレプリカを一生懸命作ってたの、メディチ家だったはずなんですけどね。

「西洋から見下される日本」を演出するために、無理やりやった感がどうも感じられてしまう。

原作者は美術のプロ中のプロなので、
果たして原作ではどうなっているのか、これは早急に確認する必要がありそうです。


このドラマを見て、何故邦画がこんなに苦手なのかを改めて考えたのですが
コミュ障脚本で大げさに感情的だからかな。と思いました。
登場人物は自分の言いたい事を一方的に言ってるんですよ。会話してないの。
マンショとかミゲルとか沸点が低くて王相手でもすぐケンカするし。

バチカン入りを拒否された少年のために、隊の一人がバチカン前で情に訴えるシーンがあるんですけど、
そこでもただ言いたい事を、文字通り喚くだけで
衛兵に取り押さえられても暴れて「遠くから来たんだ!」と叫ぶのみ。


こういうパフォーマンスだけ派手な無駄行為を「よく頑張った」みたいに評価するの、そういうとこだぞ。


あとやりたい事が断片的にあって、それを繋ぐために脚本がアクロバティックになっている印象がありますかね……

もちろんそうじゃない邦画もたくさんあるとは思うのですが
最近の邦画は邦画というだけで少し尻込みしてしまうくらいにはなってる気がします。

と、書いたら文句だらけになってしまった。
良い所も…良い所も…

えーと…
オープニングの音楽は良かったです。
あと中浦ジュリアン関連の話は良かった。演技も上手いと思いました。

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