2024年11月29日金曜日

南インドの白いシチューを作って食べるよ

以前にも書きましたが、海外にはクリームシチューは無いらしいです。
クラムチャウダーはどうなんだという話ですが、これはシチューではなくスープ扱いなので、白いシチューは無いったら無いらしいですよ。
が、世界は広かった。
上記の「世界」は欧米に過ぎず、本当に世界中探せば、南インドにあるらしいんですよ。白いシチューが。

というわけで、Kerala Ishtu…読みはイシュトゥで良いのでしょうか。
こちら、英語のシチューが語源になっているようなので、インド固有の料理ではなく、イギリスシチューのローカライズが定着したもののようです。
日本のシチューも明治維新と共にやってきたらしいので、おそらく先祖は同じかと。

具材も鶏肉、じゃがいも、にんじんと日本のものとよく似てるんですよ
これはもう生き別れの兄弟みたいなものですね。
白く進化するところまで同じとは…不思議なものです。実は先祖のイギリスシチューがクリームシチューだったと言われたほうが驚かないです。

違いは何かというと、ミルクがココナツミルク。そしてスパイスが入ること。
作ってみたのがこちら。


本来は「薄いココナツミルク」と「濃いココナツミルク」の2種類を使うようなのですが
ココナツミルクにそんな種類ある?無いよね?薄いってココナツ成分何%よ?…という感じだったので
一般ココナツミルクを使って作りました。足して2で割ったらちょうどよくなるはず。

味は、ココナツ感が強いためかインド料理というよりタイ料理のような印象を受けました。
使っているスパイスはシナモン、カルダモン、クローブで、いつもの面子であるクミン・コリアンダーが不在なのも影響しているかもしれません。
私が大好きなラクサを思い出すような濃厚な味わい…とっても、美味しいじゃないですか!
青唐辛子が入っていて結構スパイシーなのも良いですね。

ココナツシチューもいいですね。
牛乳が苦手な方やヴィーガンシチューを食べたい方はぜひ、と言える味わいです。
鶏肉が入らない完全ベジ版のレシピも結構多くあるようなので、色々楽しめそうです。

2024年11月28日木曜日

旨辛そぼろうどんを食べるよ

最近の小さな悩みは温泉卵作成に失敗することです。
少し前に、レンジで温泉卵が作れる!という技を見かけて、1回目は確かに成功したはずなのですが
それから後はずっと失敗続きです。
同じ容器、同じレンジなのに…レンジの調子がいよいよおかしくなったかしらとも思ったり。

今回も微妙な感じになっちゃった…
というわけで、旨辛そぼろをつかったうどんをいただきます。
レシピには無いですが、豆苗が余っていたので散らしてみました。
色どりが良い~



味については文句なしの美味しさ。鶏そぼろ温玉うどんなのですから美味しいに決まってます。
そろぼの量が多いせいか、豆苗炒めよりも辛く感じました。

辛くないそぼろうどんに一味や七味を振りかけるのと、どう違うんだい?
と思うわけですが
うどんに一味や七味を振りかけると、一味・七味って溜まるんですよね…丼の底とかに。
まずそれが無い。
均質な辛さという点では一味・七味ふりかけタイプのほうが均質かも。そぼろはやはりちょっと粗い。
その分、そぼろは辛いもののうどんは辛くないので辛い口が休みやすいとも言えます。
肉の旨さと辛さが同時にやってくるので旨味と辛味が紐づきやすいのも魅力ですね。

つまりどちらも違った魅力があると。

そして、これはそばにも適用できそうなので、ぜひ、そばでも食べたいですね。
温冷どちらも行けそうですし、また適宜作ろうかと思います。

2024年11月25日月曜日

ミスドを温めて食べるだけ

ミスドのゴールデンチョコレート、温めて食べても美味しいらしいですよ。
ディグダを買う際にその情報を入手したものの、売り切れで買えなかった私、
あの日から温かいゴールデンチョコレートが頭から離れなかったので
買ってきました。久々のゴールデンチョコレートを。

さっそくレンチンしてたべます。


こちらの写真、レンジ後なのですが、写真だとレンチンしたのかしてないのか全く判別できないのが難点ですね。
時間は500Wで40秒ほど。ホッカイロくらいの温かさにはなったでしょうか。
ミスドに限らず小麦粉生地は温めると柔らかくなるものですが、ゴールデンチョコレートはなかなか硬さをキープしており、温かいのにサクッとした歯触りは健在で
本当に「温かいゴールデンチョコレート」でした。
あのゴールデンなクランチも、温まっているのに柔らかくなる気配が無くサクサクしており
一体どういう仕組みなんだと逆に不思議に思うほどですよ。

フォンダンショコラをはじめ、温かいチョコレートケーキというのは美味いものなので
温かいゴールデンチョコレートも大変美味しいです。
が、本当に「温かいゴールデンチョコレート」なので、温めた事によって香りが立つとかは無かったかな…ちょっと温めが足りないのかもしれません…ただこれ以上温めるのも危険な気がする…


一方こっちは変化あるだろう。と思って一緒に買ってきたのがハニーチュロ。


加熱しすぎると外側のシュガーコーティングが溶けてしまうので要注意です。
こちらも500W40秒で。

思ったほど生地が柔らかくなっておらず、常温のときよりも甘さを感じない…
これは、温めに、あまり向かない!
…いや加熱しすぎたかな?いずれにしろ、ちょっと予想外でした。
もうちょっと生地も柔らかくなるかと思ってた…
公式情報は正確ですね、当たり前ですが。

常温ドーナツも今一度食べて確認したい…(エンドレス)




2024年11月23日土曜日

ポケモン×工芸展に行ってきた

ようやく東京にやってきたポケモン×工芸展に行ってまいりました。
丸の内のマリオの時にも言いましたが、私が子供の頃、ゲームの地位は低かったのに
名だたる芸術家の方々がポケモンをテーマに立体物を作成し、美術館に展示されて大人から子供までわんさか押し寄せる事になるとは…時代は変わった。


館内、わりと写真撮り放題です。ダメなのは動画とフラッシュのみという大盤振る舞い。
そんなに振舞って大丈夫なの?と思うのですが、会場内のライティングは厳かですし、立体物なので360度ぐるぐる眺められるのは写真では味わえない良さですね。
でもみんなバシャバシャ撮ってて、展覧会というより撮影会です。
映り込まないようにしたいけど無理ですね。


会場に掲載されていた文書によると、作家の皆さまはポケモンで遊んだことがある方からポケモンを知らない人までいらっしゃったとか。
ただどの作品も、ポケモンを知らずに作ったとは思えないので、無から作り上げたのは誰だったのか…ちょっと知りたいところです。

展示品は色々な素材でポケモンを立体化したものが多いのですが、個人的に非常に気になったのが3部作の壺。
ソード・シールドの世界を元に、旅立ち・旅の途中・殿堂入りの3つの絵柄が描かれていた…のですが!
①の壺でサルノリと出会った主人公、ウールーに見送られ、ホシガリスが潜む草むらを抜け
②の壺では湖に到着、ここでドリュウズを仲間に加えたようです。
いよいよ旅の終わり殿堂入りの③の壺、ダンデさんに挑む…と、思ったら、サルノリ居ないんですよ。主人公の隣のポケモンがドリュウズになってる!
そりゃダンデさんのリザードンには相性不利だけど!(※ドリュウズも)ホップ君よりシビア。

作者さんの推しポケがドリュウズなのかなぁ…それなら仕方ないか。

この壺のすぐそばには立体サルノリがいました。
めっちゃ可愛い。


どんな気持ちであの壺を見つめているのだろうか…

わりとソード・シールド作品が多い気がしましたが、巡回展のポケモン×工芸展は初回の開催が2023年3月なので、作品制作はスカーレット・バイオレット発売前が多いのかな。
1作品だけスカーレット・バイオレットがありました。
あとはカントーが多いですかねやっぱり。何をやってもカントー151匹の採用率は高いですね。

ところで今更ですが工芸とは何か。
大雑把に言うと、美術的価値のある実用品を工芸品と呼ぶようです。
そのためなのか、一部の展示品はなんと抽選販売を行っているとか…
対象作品やお値段など見ずに出てきてしまったので、ご興味のある方はポケモン×工芸展へ!


2024年11月22日金曜日

歯が痛い話

歯が痛くてしばらく歯医者に通っていたのですが、治療が終わってもまだ痛くて悩んでおります。
事の発端は、物をかむと左上奥が痛く感じたこと。

遡ること高校時代、左上奥がめちゃくちゃ腫れた事があり、歯科医で切開して膿を出してもらった事があるんですよね。大学時代にも1回やったので、計2回。
その後しばらく左上奥から時々膿が出るのを繰り返したものの、やがて症状がなくなりました。

これは…あの時の膿だ、そいつの再来だ。
と、直感したので腫れる前に歯医者に行く事に。
そしたら歯科医が言うんですよ
「この歯、神経抜こうとしたようですが半分残ってますね。それで処置がダメになってて、膿んでるのかな。」
と。

なにぃ!?!?
神経を半分取り損ね処置をし損なったたヤブ医者と、根本原因も調べずに切開して済ませたヤブ医者が居たって事ですか!?
切開は本当に痛かったので恨みも倍増ですよ。

しかし、いつから神経が残っていたのかは不明ですが
ここ15年ほどは腫れも痛みも無い状態で過ごしてきたので、虫歯処置が杜撰で膿んでいても、案外大丈夫なのかもしれません。若いうちは。
年とってくると「心当たりはないんだけど…」と疑問に思う古のダメ治療が顔を出してくるんだろうな…

でも痛くなったし、原因も判明したので
残りの神経を取ってもらい、膿を綺麗にして新しくフタしてもらいました。
「最近は白い歯(※セラミック)も保険適用なんですよ。白い歯でいいですよね?」
と言われたので何も考えずにYESと答えると1本7000円も取られたりして。
ななせ……

なお、2年間のワイド保証付き。
最近の歯って家電みたいな事になってるのね。

無事に治療を終えたので、新しい白い7000円の歯で元気よくパンをかじったところ
痛ぇんですわ。
何も改善してないどころか悪化してる気がするんですわよ。

慣れれば痛みも無くなるのでは?と思ったのですが、日に日に痛みが増していったため
ワイド保証書を握りしめて再び歯医者へ。
歯科医からは「歯に負担かかってるのかも」と言われ、ちょっと削って終了。
そうかー負担かー、なら仕方ないかー。

と、納得しきれない納得をし、傷む歯を削ってもらったものの、全く治る気配が無く、
このまま一生…いや入れ歯になるまでこの痛みと共に生きるのだろうかと思って鬱になっているところです。
1年経っても治らなかったら別の歯医者に行こうかな……

なおその時歯医者からさらに衝撃の事実が。
「ところで下の奥歯も膿んでますよ。これ放っておくと隣の歯もやられるので治しましょう」
下の奥歯……

私、これにも思い当たる節がありまして
アゴからやや左付近を押すとなんか痛いな、と長い事思ってたんですよ。
押さないと全く痛くないので普段は忘れてましたが
ああ、あれか、あれも膿だったのか。
「治療、お願いします」
「分かりました、では」
と言って削り始めた歯が、私が思っているのと逆方向の奥歯でして。

まさかの右。
え?じゃあ左アゴ痛いの何???
と、混乱しながら帰ってきました。
左アゴも膿なんだろうな…

一気に歯の存続に危機感を感じました。
このタイミングで歯医者にかかれてよかったと思う事にしよう。

2024年11月21日木曜日

黒いチョコミントを食べるよ

一気に気温が落ちたこの季節に、チョコミントの供給があるなんて!
というわけで、赤城乳業から発売された「黒いチョコミント」を買ってきました。ローソン限定です。

しかし色どうしたんですか。チョコミントって青いのが良いんじゃないですか?
なぜわざわざ黒くした?と思ったのですが
ブラックフライデーにちなんだ商品だから黒くなったようです。



まっくろ。

外側は薄いチョコレートコーティング、中は黒いミントアイスとチョコチップが入っています。
色こそ黒いものの、味はしっかりチョコミント。
ミント感もほどよく、チョコチップも程よく、バランスの良い味わい。
この時期に食べられるなんて、ありがとうブラックフライデー。

本家ブラックフライデーがなぜブラックなのか、起源は諸説あるようですが、最近はおおむね「商品が売れる=黒字になる」の意味が一般的らしいのに
日本に入って来ると「黒いもの」になってしまうのか…
3年後くらいには「ブラックフライデーには黒い食べ物を食べると無病息災」説とか誕生してるのかもしれない。

ところで木炭は食べられないのに、なぜ竹炭は食用として流通してるんでしょうね?
疑問に思って確認してみたところ、
燃料として使えない竹炭を食用に展開し、成功した。というのが経緯らしいので
もしかしたら木炭も食べられなくはないのかもしれません…木炭は食用の安全確認が取れたわけではないので食べないで欲しいのですが、くれぐれも。

さらに海外では炭を食べる「チャコールダイエット」も存在しているとか。
もしかして炭ってヘルシーなの?
と、思って調べてみると、カロリーは100gで378 kcalとなっておりました。
や、結構カロリー高くない?
…と、思ったのですが、一方で、焦げ=炭素は消化吸収されないからほぼ0kcalという説もあり、どちらが正しいのかは不明です。

「チャコールダイエット」は、炭の吸着力が働き体内の老廃物や脂肪分を吸着し、身体の外に排出してくれるダイエットだそうです。
ということはつまり、このチョコミントは実質0kcal!

…だと良いんですけどね。
炭の吸着力があるとして、都合よく脂肪分や老廃物だけ吸ってくれるものなんでしょうか…
食物繊維は多そうですが、それも焦げたら意味無いのかな??
などなど、竹炭への疑問は尽きないです。

まあ着色料として使うのは微量だから、あまり気にしなくていいようなんですけどね。
チョコミント、ありがとうございました。

2024年11月19日火曜日

ベーグルに失敗するので原因を究明してみた

ムラヨシマサユキさんレシピに則ってベーグルを焼いているのですが、表面がボッコボコになる失敗が続いておりました。

おかしい。私、昔はベーグルをまあまあ焼けていたはずなのに。
一体なぜ失敗するようになってしまったのか。

まぁ…よく考えずにパン作ってたからだよなぁ…と、自己解決するんですが
ではどうすればベーグルが焼けるようになるか?
これが問題です。だってこの答えが解っていれば問題なく焼けてるはずですからね。

答えが解らないときはトライ&エラーを繰り返すしかない。
というわけで、ベーグルを色々作ってみるなど。



①ベターホームのレシピ
料理教室で成功事例あり、ライ麦が入る。
加水率  58%
茹で温度 記載なし(沸騰しない程度で茹で実施)
茹で時間 片面15秒

結果:焼けた


発酵時間が各30分と短く、メモ書きで「2次発酵は控えめに」との記載あり。

②富澤商店のレシピ 基本のベーグル
加水率56%
茹で温度 沸騰した後弱める、ぐつぐつ煮ない
茹で時間 片面30秒

結果:焼けた


発酵は1回のみ。こちらも問題なく焼けました

③ムラヨシマサユキさんのレシピ きょうの料理バージョン ふわもちベーグル
加水率55%
茹で温度 沸騰させない程度の火加減
茹で時間 片面1分30秒

結果:焼けた


こちらも発酵は1回のみ。茹で時間は片面1分30秒とかなり長めで心配しましたが特に問題なし。


以上3回作ってエラーは出なかったものの
作ってみて、どれも発酵時間短くない?という事に気が付きました。
失敗した時はレシピを読み間違えたのかな?と確認してみましたが
やはり1次発酵40~50分、2次発酵同じく40~50分としっかり記載されておりました。

今まで一時発酵の時は35度くらいのお湯を保冷バッグに入れ、そこにボウルを入れる、
二次発酵はオーブンの発酵機能を利用していたのですが
それらを止め、こねる時に加える水も冷水にして、発酵時間を各40分、かつ11月の室温で再挑戦した結果

焼けた!


なおレシピの加水率は60%
茹で温度 記載なし
    (静かに揺れるくらいの「火加減」の指示あり、沸騰しない程度の弱火で茹でてみた)
茹で時間 片面30秒

原因:おそらく発酵のしすぎ


私、自作パンはあらゆるものが足りないと思っていたんですよ。捏ねも、発酵も。
凝ってる人は発酵器を買っているし、それが無い場合は発泡スチロール等で自作したりするので
一次発酵も二次発酵も、しっかり温度をキープする必要があるんだと思っておりましたが
あまりやりすぎても良くないのが分かったのは収穫でした。

茹で温度や茹で時間の長さは、多少ブレても大丈夫そう。
表面がボコボコする場合は発酵具合をまず疑ったほうが良さげに感じました。

ベーグルは茹でる工程が入る関係上、成型~発酵後、生地を一旦オーブンシートから剥がす必要が生じるのですが
加水率が多いと剥がしにくいので
「シンプルでおいしいおうちパン」のレシピは簡単・初心者向けそうに見えて
結構難しいのかも。という気がしております。
初心者は、面倒でも手順と計量はバキバキに決まってるほうが、余白が少なくて失敗しないと思います。


さて無事にベーグルが焼けた事ですし、これからベーグル編に入って……行くはずなのですが
ちょっと最近ベーグルを焼きすぎたので、少し別のパンを挟みたいと思います。




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