2024年10月12日土曜日

肉のありがたみがわからないアラフォーがいるらしい

以前にピリ辛福袋を買った時、和牛専用の焼き肉のタレが入っておりました。
なので私思ったんです、和牛を食べなければならない、と。

いやぁ、和牛なんて何十年振りでしょうか。
こう言うと寂しい人生ですが、メタボが太らない事を考え始めた時、肉は胸肉やささみになるので仕方ないっていうか……
時々高カロリー肉を摂取してますが、私自身が揚げ物好きというのもあり
和牛は優先順位低くなるっていうか…
豪華な霜降りよりも揚がった小麦粉にくるまれているほうが好きで申し訳ないというか……

そんなわけで、今回はかなり久々に和牛を食べるご縁をいただけたわけですよ。
本日ピクミンのコミュニティデイですし、12km歩いて和牛を買ってまいりました。



黒毛和牛焼肉用、ごはん(玄米入り)、罪悪感中和用キャベツを用意して
いただきます。




うん


うーん……………………………………………………
……………………………………………………………




今後の人生で和牛を買うことはもう無いかも。
残りのタレはもやしにかけて食べようかと思います。

…まあ、私の手が届く範囲の牛肉なんて安物なので
半端なお値段のものを買うくらいなら、鶏もも肉を買ったほうが
私の幸福値は高そうな気がします。

こんな日記で申し訳ないのですが、もうちょっとテンション高く美味しさを報告できると思ってました、和牛なら。
読みが甘かったです。

2024年10月11日金曜日

旨辛餃子を作って食べるよ

辛い物はよく食べておりますが、「旨辛レシピ100」を買う前は、辛い食べ物の自作ってあまりやってなかったなぁ…
と、餃子をこねながら思っておりました。
辛い餃子を作るのってどうすればいいのか?と考えるより以前に
辛い餃子を自作しようという考えすら持っていなかったわけですから。

私、実はそんなに辛い物好きじゃないのかな?
と、思ったわけですが
そういえばもともとは、好きだからというより辛いカレーを食べられるようになるためだった気がする。
あと市販のチャレンジ商品を買ってきて、どれだけ辛いのかをエンタメ的に消費するのが楽しいのかもしれない。

そんなわけで初めて、ひき肉を辛くする方法を学んだわけですよ。
まあ唐辛子を入れるだけなのですが。
今回の唐辛子量はこんな感じ。そこそこ入ります。


これをこねて餃子にして焼いたのがこちら。
底面パリっと、いい感じに焼けました。



まず餃子が普通に美味しい。
このレシピ、辛くなくても普通に美味しいの良いですね。

そしてひとくち目は結構辛い。ピリッと来ます。
辛い餃子って、普通の餃子に唐辛子を追加で入れれば良いだけだったのかと。
これは辛いハンバーグとか、辛い肉団子とか、辛いソーセージとか
今後色々応用が効きそうですね。

しかし2個目からは慣れてしまうのか、継続して辛いという感じではありません。
旨辛レシピ100は今までも常識的な辛さのものが多く、辛さもそこまであとを引かない気がしますが
これはレシピというより、使っている一味唐辛子の限界のような気がしてきました。

別の辛さを目指すためには、いくつか唐辛子をブレンドして作る必要があるのかもしれません。ハバネロなら簡単に入手できるので、導入を検討してみようかな。

2024年10月8日火曜日

エンパワーメント映画「花嫁はどこへ?」は面白い

子供の頃、素直であることが良しとされておりました。
年齢にかかわらず素直であることはとても重要な要素ですが、今思い返してみると、子供の頃に良しとされていた素直って、従順さだったよな。と思うわけです。
つまり親や先生のいう事に疑問も持たずに唯々諾々と従う事を「素直で良い子」と評されたのであって
自分の内面に正直であることも素直の一面のはずなのに、そっちは「我が強い」などとマイナスに評価されていたなと。

他人にとっては黙って言う事きいてくれる人が楽で都合が良いですからね。
私のように猜疑心が強く、二言目には「なんで?」が出て来る子供は「可愛くない」「減らず口を叩く」などと言われ放題でした。まあ説明コストがかかるので嫌だという気持ちは理解できます。



映画「花嫁はどこへ?」は、満員電車で二人の花嫁が間違えられるところから始まる物語なのですが
その花嫁のひとり、プールがまさにそんな従順な女性です。
プールは夫の勘違いにより電車に置き去りにされ、見知らぬ駅でひとりぼっちになってしまいます。
嫁ぎ先の村の名前も知らない、育った村にも帰れない、
事前に言われるがまま貴金属を夫に預け、警察は怖いぞと言われるとそれを信じて警察にも行かない。
世間をよく知らず、自力で打開する力も持たない人が駅のホームに残されて、一体どうなってしまうのか……?

一方、間違えられたもう一人の花嫁、ジャヤ。
彼女は偽名を名乗り、教えた電話番号もでたらめ、そして何やら怪しい動きをしており……?
目的は一体何なのか?
ジャヤについてはぜひ劇場でと言いたいですね。
よい映画に出会えたなと本当に思います。


物語の舞台は2001年のインド。
合理性の無い、抑圧のための慣習が女性たちを縛っているのですが
この映画、慣習が非合理であると見せるのがとても上手だと思います。
そもそも事の発端も顔を隠すベールのせいだし
捜索を依頼しているのに顔もわからないという不便さ。

そういった慣習から解放されることで物語が解決に向かう流れがとても綺麗に描かれていると思います。
男性を露悪的に表現していない(物語上ヴィランに相当する人は居る)のも良いですね。


個人的に、そして全体として人気が高そうなのが
プールを助けてくれるマンジュおばさん。
彼女は一人で生きる女性として登場するので、私としても近親感というか…おばさんほど立派な考えは持てていませんが
プールの対極にいるはずなのに、プールの考えを否定しないんですよね。
「結婚なんかやめとけ」とか「お前の夫もこうなるぞ」とか言わない。
つい否定的な言葉が出て来る私としては、このあたりもとても見習いたいものです。

「花嫁はどこへ?」は、もう2~3回は映画館で観たいですね。観ると思います。

2024年10月7日月曜日

アメコミリスペクト「ハヌ・マン」が面白かった話

今、インド映画が2本も公開されております。
インド映画の上映なんて1日1回がほとんどなのに、1日3回くらい上映されてるんですよ
そのうち1本が「ハヌ・マン」



インド神話に登場する猿神、ハヌマーンの力を宿すスーパーヒーロー。
全体的にアメリカのヒーロー映画リスペクトとなっており、タイトルが「ハヌマーン」ではなく「ハヌ・マン」になっているのも、スーパーヒーローによくある「〇〇マン」を意識しているためだとか。

ハヌマーンの事をよく知らなくても、インド映画の歌で神話を語ってくれるので問題なし、前知識無しでも見終わった頃にはハヌマーン知識がついております。

私、アメリカのヒーロー映画はあまり見たことが無いのですが
「シャザム!」だけはなぜか見た事があったので助かりました。

もともとヒーローに憧れていた少年がヴィランに……これは…「シャザム!」!
登場人物が「最高!」と叫ぶときにも「シャザム!」とルビがふられており、オマージュというかリスペクトを感じますね。
もっとヒーロー映画を見ていれば他にもパロディ要素やオマージュ要素を見つけられたのかもしれません。

なお主人公はコソ泥のハヌマントゥ。
主人公がコソ泥で、ヴィランがヒーローに憧れる男。
私がヴィランなら神様に文句のひとつも言いたくなる人選ですけどね。
映画のストーリー的にはコソ泥設定も生かされており、ヴィランのヒーローへの執着も濃いのであまり違和感は無いでしょうか。
ハヌマーン神の力は常時使えるわけではなく、ある条件が整うと一定時間スーパーパワーを発揮できるという「条件付きスーパーヒーロー」なので、いかにその条件を整えるかという駆け引きの時も器用さなどを発揮していて楽しい部分です。

そして何と言ってもハヌマントゥの姉がカッコいい。
可愛い正論系ヒロインミーナクシーが居るのですが、私の中でこの映画のヒロインは完全に姉さんです。
物語開始時点のハヌマントゥがダメ人間であると分かるのも、成長を感じるのも、ヒーローであってもなくても愛してくれるのも、全部姉さんとの関りあってこそなんですよ。
ミーナクシーが霞んでしまうじゃないの。
…と、言いたいところですが、ハヌマントゥや村が変わるきっかけを作るのはいつもミーナクシーのほうなので
やっぱり二人とも必要だなぁ、ヒロイン2名体制は強いな。などと思っております。


それにしても、日本で有名になった俳優が登場するわけでもなく、ラージャマウリ監督でもない作品なのに
けっこう力を入れて上映してるんですよね。
どうしてなのかしら?と思ったら、続編にラーム・チャラン(RRRのラーマ役)が登場する可能性があるらしいとか。
なるほどー。まぁどこまで信憑性があるかは分かりませんが、今から楽しみが増えましたね。

2024年10月5日土曜日

本場ミラノからやってきたフォカッチャを食べるよ

デパ地下を歩いていたところ、「おいしいフォカッチャがあります」という呼び込みをしておりまして、思わず足を止めて買ってきてしまいました。なんでも、ミラノから期間限定で来ているお店らしいです。
本場ミラノのレシピで仕上げたとのことなので、フォカッチャ2種、お買い上げしてきました。

直焼きフォカッチャと、トマト&オリーブフォカッチャです。



写真で伝わるかどうかわかりませんが、この直焼きフォカッチャ、部分的にとても薄くなっております。
さながらナンですね。あのインドカレー屋さんで出てくる、部分的に厚くて部分的に薄い、あのナン。
ところにより、食べるとパリパリと音がするほどのクリスピーさなので、ナンより薄いのかもしれません。



この薄さで上にトッピングがあると、ピザと区別がつかない気がする。

調べてみると、フォカッチャはイタリア全土で食べられている平パンの総称なのでバリエーションも大変多いようです。
私が好きだと言ったフォカッチャ…表面にオリーブオイルが塗られ、高さのある平パンは「フォカッチャ・ジェノベーゼ」であり、ジェノバのフォカッチャとのこと。
狭義のフォカッチャと言えばこのジェノバ版らしい。

他にも、トマトとオリーブが乗った惣菜フォカッチャ、フォカッチャ・バレーゼ
イースト菌発酵を行わないカルキオラ
コショウがたっぷり入ったストラッツァータ(とても美味しそう)
さらにはどう見てもパネトーネにしか見えないベネチアのフォカッチャ
砂糖が入りすっかりケーキになっているフォカッチャ・デ・スーザ
などなど!

……フォカッチャめちゃくちゃ種類あるじゃないですか……
私が知っているのはほんの一握りだった……
正式名称は不明ながら、クリスピータイプももちろん存在している模様。

フォカッチャ概要のほうが長くなってしまいましたが、こちらのフォカッチャ、石窯の香りがしてとても美味しいです。
高級な食品って香りで差がでる気がします。良い香り。

クリスピーな部分はけっこうしっかり硬めなので
個人的にはやはりジェノバ版?のフカフカしたのが好きですが
これはこれで美味しい…イタリア版ナンとして美味しい…
上にチーズが乗っているともっと美味しい気がする。そうなるともうピザですけどね。

もっと色々なフォカッチャが食べたくなりますねー

2024年10月3日木曜日

シャヒハリームを食べるよ

パキスタン食材店で缶詰のカレーを買ってきました。
以前に196カ国レシピで作った「カラヒィ・ゴシュト」の缶詰が売られており、答え合わせをしなければならない……と、思って買ってきたつもりでしたが
家に帰って見てみたら、「シャヒハリーム」って書いてあったんですよ。
あれーーーー?
まあ美味しそうだからいいか。



シャヒハリームは、中東〜中央アジアのシチュー「ハリーム」の一種で
ひよこ豆と穀類、お肉が入ったもののようです。
かなり長時間煮込み、さらに具材を砕いて作られるということで
完成したシチューは具材ごとペースト状になっております。

そう、シチューなんですよね。カレーとシチューの境目はなにかと言われると困るのですが
お供に添えるのはパンのほうが良いようです。
ご飯にかけてしまったのでこんな感じに。



見た目ぇ……

お肉は若干、繊維っぽさを感じるときがありますが、ひよこ豆などは完全にスープの一部になっています。
味付けは一瞬、なかなか薄めに感じました。
栄養豊富そうだし、ペースト状になっている食べやすさといい、胃腸が弱っている時などに良いのかな?

……と、考えたそばからやってくる強い辛味。
ダメだ!胃腸が弱っている時にこの辛さはダメだ!

これ、巷の大辛カレーよりも辛いですよ。
日本なら「※非常に辛さの強い商品ですので〜」って注意書きが付いていてもおかしくないレベルの辛さしてます。
それなのに、食べた瞬間は全くと言って良いほど辛く無いのは不思議ですね。

2024年10月1日火曜日

ぬって焼いたらクイニーアマンを食べるよ

カルディのぬって焼いたら〇〇シリーズに新商品が登場しました。

ぬって焼いたらクイニーアマン。



これねぇ、巧いなぁと思ったんですよ。
クイニーアマンはブリオッシュ生地の表面がカラメル状になった砂糖でコーティングされたパンです。
作成の工程は少し複雑なものの、使う素材はシンプルなので
砂糖のパリパリ感とバターの風味があれば良いので、「ぬって焼いたら」シリーズには最適だなと。

焼く前は少し塩気があるように感じますが、焼くとしっかり甘く感じますね。
テイストとしては「パリパリするキャラメル味」が近い気がします。
しっかり焼くと少しねっとりした食感になるのもまたキャラメルっぽさを感じるところかもしれません。



うーん、美味しい。
砂糖とバターをパンに塗って美味しくないわけがない。

なおクイニーアマン、日本では1998年にブームになったようです。
最近はパン屋で遭遇する事も少なくなったので、若い方はもしかしたら知らないのかも…と思ったり。

ブリティッシュベイクオフにも登場しておりましたが、その時にベイカーたちがクイニーアマンを知らないそぶりでした。
Wikipedia情報によると、日本で局地的に流行した様子。

その後2010年ごろ米国に伝わり、2014年からはインドネシアのスターバックスで提供されるなど
局地的な流行がぽつぽつとあるようです。

日本のクイニーアマンは平たく焼かれるのに対し、ブリベイのクイニーアマンは日本で見るものとはだいぶ違う見た目ですね。
写真はBBCのレシピサイトより

他に、ホールケーキのような大きな円形に焼き、切り分けるタイプもあるようです。
差異が出ているのは面白いですね。それぞれの地元で流行する形状に進化しているのかしら…

最近本当にパン屋さんで見かけなくなりましたが、久々に食べたくなってしまいました。



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