この缶詰を見て、かすかな思い出が蘇ったんですよ。
どこで読んだか忘れましたが、中央アジアのあたりで、ズッキーニにご飯を詰めた食べ物があるらしく、
「ズッキーニを上手にくりぬいてご飯を詰められるようにならなければ嫁には行けない」とかなんとか言われていた話があったような?
それを見た私、脳内ズッキーニ米詰めシミュレーションをしてみたのですが
・くり抜くには細長過ぎる
・米を詰めるスペースが無い気がする(皮ギリギリまでくり抜くと調理時に米が膨張してズッキーニが破裂するのである程度厚みは必要のはずだしスペース足りなそう)
という2点から、脳内料理が完成しませんでした。
その茄子バージョンが今、目の前に…
というか普通に美味しそうなので買ってきました。

なお、私のおぼろげな知識も今回改めてググってみたところ、ズッキーニの中に米を詰めた食べ物は、エジプトでは「マハシ(=詰め物)」、トルコでは「ドルマ」と呼ばれる料理のひとつらしいです。
海外の野菜は大きいようなので、ズッキーニのサイズも私が思っているものより大きいらしく
”マハシマシーン”とでも呼ぶべき専用器具も存在しているとのこと。
専用器具があるならまぁ…と思っていたのですが、この茄子ドルマ、皮ぎりぎまで米ぎっしりですよ。

こんなギリギリ攻めるの?
この茄子の皮が思ったより硬くて、ちょっとした昆布くらいの硬さはありそうなので、破裂はしない模様。
中の米も日本米の米を想像すると全くの別物で、クスクスっぽさがあるというか
茄子が柔らかくて米がもちっとしているものを想像していたのですが、さすが海外、かなり違いました。
トマト味がぎゅっと効いた美味しい味わいです。
これは構成部品が日本と違い過ぎるから、再現とかは厳しそうかも。
異国の味を缶詰で味わうことができる、面白い料理でした。
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