7月のマイリス消化の感想残り、ネトフリのアニメ「7SEEDS」を見ました。
私少女漫画はあまり読まなくて、中学生くらいまではむしろ「少女漫画つまらない」とすら思っておりました。
私は常々少女漫画には自主性とスケールが足りないと思っていたのです。
限られた空間(主に学校)の中で、他人(主に好きな人)からどう見られるかを死ぬほど気にして
ささやかな受け答えや反応に一喜一憂して、
散々周囲を巻き込んで最終的にはくっつくという展開が読めてる。
最近の漫画はちょっと違うみたいですが、私が文字通り少女だったときはものすごいテンプレ感があったんですよね。
常にいい子で被害者の主人公!性格悪い美女ライバル!学園の人気者の男に好かれる事に人生のすべてかけてます!みたいな。
竹宮恵子の「地球へ」を見た時は「少女漫画なのに少年が主人公で、宇宙!」と狂喜乱舞したものです。
前も似たような話を書きましたが
基本的にファンタジーが好きみたいです。
��SEEDSは文明崩壊した未来の話なので、ファンタジーに入れていいと個人的には思ってます。正式にはSFらしいですが。
原作は30巻以上あり、アニメはそのうち20巻分くらいを12話で駆け抜けるというものすごい圧縮を行っています。
圧縮度合いを考えると、ストーリーは良いと思います。
作画がちょっと……
特に白いアホ毛が飛んでるのは気になります。
原作を知らなくても駆け足感は伝わってきますが、主要キャラの特徴はしっかりつかめるし、話も理解できます。
主人公と呼べるキャラクターは複数いて、中でもナツと花がダブル主役だと思うのですが、
花はもう完成された人間なんですよね。非の打ち所がない。
一方でナツはダメダメなので、ナツの成長をもう少し見れれば良かったんですが…ここは圧縮の影響かすっかり影の薄い人になってるし。
作中で一番目立ってたのは新巻さんのような気がする。
シーズン1では、非常に気になるところで話が途切れているので
シーズン2もいずれ登場するのでしょう。
作画はちょっと改善してほしいけど、楽しみに待ってます。
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