2024年1月6日土曜日

和食展に行ってきた話

国立科学博物館で開催中の「和食展」に行ってまいりました。
もともとは東京オリンピックに合わせて開催予定だったんですが
コロナの影響で開催できず、改めての開催となります。
展示品、また集めるの大変だっただろうなぁ。開催してくれてありがたー。

和食展はその名の通り、和食についての展示。
食材について、加工品について、料理についてがまんべんなく網羅されており、和食を語るのに地質から入るあたりさすが科博。



大根の展示とか圧巻でしたし、海藻の展示は芸術の域でしたね。
っていうかこの海藻ディスプレイ普通にほしい。


中には会場の天井の半分くらいまで長々と伸びた海藻もあり
海藻コーナーは本当に見ごたえがありました。
前も書きましたが、なんで海外って海藻食べないんでしょうね。
同じように海外目線で「なんで日本人は豊富に存在しているこの食材を食べないんだ?」っていうの、あるのかな。

そんな事を考えていたらキノココーナーに、「何を食べる・食べないは国によって違います。例えば海外では高級食材とされているポルチーニ茸も日本では食べる習慣が無いですからね、生えてるのに。(意訳)」
と、書かれてましてね。
速攻で回答が得られました。
ええー日本人はポルチーニ茸をスルーしていただと!?

まあ水とか出汁とかといまいち噛み合わなかったんだろうな…焼いただけでずいぶん旨いと聞くけど、味噌汁の具にならなかったのかも…

そして「和食って何?」アンケートは興味深かったですね。
伝統的な和食ではないけれど、我々が日常的に口にしているあの料理、あなたは「和食」と言えますか?というアンケート。
これは公式ホームページで回答と結果閲覧ができます。
個人的にはカステラがそこまで和食と思われてないのが意外過ぎますね。
400年日本と共に過ごしてるのにまだ「お前違う」って言われるのかぁー…天ぷらにはそういう事言わないでしょう?
と、考えると猛烈にカステラが不憫に感じてしまいました。何を満たしていないというのか。

で、図録を購入して、大満足で帰宅しました。


図録は買い始めるときりがないので、基本的に買わないのですが
この展示は面白すぎた。
図録の情報量が多くてなかなか読み込めそうにないので、ゆっくり読んでいこうと思います。





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