2023年11月17日金曜日

学校で嘘を教えられた思い出話

時々、食の安全や健康に関わる話題が出てきた時に
「一般常識」「学校教育の敗北」などの言葉が並ぶわけですが
それを見るたびに、学校の先生から嘘を教えられた時の話を思い出します。

小学校2年生の時の担任の先生が、自然派に似たような何かでして。
その先生が何度も言っていたのが
「コーラの原材料は石炭、石炭からコーラを作るんだ」
でした。

先生的には、だからコーラは体に悪い、と繋げたかったようですが
そこは無知な小2、「石炭を砕いて水に溶かしたらコーラになるのか!」と目を輝かせておりました。
私にもう少し行動力があって、近くに石炭があれば食べていたかもしれません。

なんで先生がそんな荒唐無稽な嘘をついたのか、今まで分からずにいたのですが
改めてこれを書くためにググってみたところ、石炭から炭素成分だけを取り出したものを「コークス」、特にイギリス英語でcokeと言うらしく
まさか健康のための嘘ではなく本気で勘違いを…?という気持ちになっております。

これは嘘が派手だったので、成長と共に「そういえばあんなデマあったな」と思えましたが
もっと巧妙な嘘をつかれていたら、それを信じたまま成長していたかもしれないなと
なんなら、当時嘘ではなかったのに、新事実の発覚や常識の変化により
結果的に間違っている事を信じている可能性だってあるよなぁ。と、いつも思ってます。

だから無知や誤ったままでも許される、と言いたいわけではありませんよ念のため。
なので自分の蓄えている知識は完璧と思わず、日々アップデートする必要があるなと思っている次第です。

バターマーガリン論争だって、私が子供の頃は動物性だからバターは不健康、植物性のマーガリンが健康。という流れだったのに
マーガリンはトランス脂肪酸を含むからバターのほうが健康。が常識になり
最近では企業努力によりマーガリンのトランス脂肪酸が減少したので相対的にバターのほうがヤバい。になっているとかいないとかなので
日々常識のアップデートが必要ですね。

……まあ、何を信じればいいのかわからなくなるような情報も多いのが困ったところ…

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