2022年7月14日木曜日

宗教団体の集会に行ってお引取りを願われた思い出話

私レベルになると宗教団体のほうからお断りされるんです。
孤独を救ってくれるのが宗教ではないのでしょうか。
なんなの、その「そうだけどお前は別」みたいな対応は。
社会からの断絶を感じますよ。
…と、昨今のニュースを見て思い出した話がありましてね。ちょっと聞いてください。
結論から話すと私が全面的に悪いです。


新卒の時に勤めていた会社の同期に、とある宗教の信者がおりました。
決して団体名を明かしてはくれず、私もしつこく聞く事は無かったのでどこの団体かは存じ上げませんが、
その団体によって何歳の時に結婚しなさいと定められている、と聞いたのでまあカルト認定して良さそうで
そのことで別の同期がたいへん怒っていたのを覚えています。

そんな信者同期からある日お誘いが来まして。
内容まるで覚えてないんですけど、宗教の集まりに来ないかというお誘いでした。
よく覚えてないんですけど二つ返事で了承しましてね。
何考えてたんでしょうね。信者同期が悪い人ではなかったのとか、別の同期が行くからみたいなのもあった気がしますが、よく覚えてません。

連れて行かれたのはやや古めのマンションの一室で
私と信者同期、もうひとり同期、そして4人くらいの見知らぬ男女がおりました。
そこで、1ミリも記憶にないありがたいお話を聞かせていただいたような気がするんですが

あったんですよ。
壁に。
私の背中の壁に。

リビング用非常ボタンが。

そのボタンって、わりと強く押し込まなければ作動しないはずなんですけど
怠け度MAXな私、ボタンがついてる壁に向かって思いっきりもたれかかりましてね。
起立した姿勢なので全体重はかかっていないはずなんですけど十分だったようで
まあ鳴りましてね。
メタボの面目躍如とでも言うべきでしょうか。

宗教団体のかたに、管理会社および警備会社に平謝りさせてしまいました。
私も謝りました。
今でももう一度謝りたいです。本当に申し訳ない。

「大丈夫大丈夫。」
という心温まるテンプレ回答をいただいたのち
家に帰るように言われ、その後二度と声をかけられることはありませんでした。

宗教団体ってわりと無作為・無差別に勧誘しているイメージがありましたが(偏見)
とはいえ無能はいらない、というのがどこの団体にも共通した認識なのでしょう。
意図して非常ベルを押した人なら洗脳すればワンチャンあるかもしれないですが、うっかりで押してるのはただの無能ですからね。


…と、書いたところで、全くの偶然ですが
「最近ネットでカルト撃退話が増えている」という話題を見かけました。
これは撃退に含まれないとは思いますが
そもそも近づいているのは非常に危険なので
その点にも反省しつつ、改めてカルトには近づいてはならないと心に刻んでおきたいと思います。


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