2021年3月1日月曜日

塩+醤油+オイスターソースで塩分濃度を0.8%にするには

料理にはいくつかの科学的な法則があるようです。
その法則によると、人が美味しいと感じる塩分濃度が決まっているとか。
ほうほう、じゃあどのくらいの濃度なの?
と、思ってググってみたら、サイトによって言ってる事がバラバラでしてね。どうしたもんかと迷った結果
私は勝間和代さん…が参考にされている本を信じる事にしました。

勝間さん自身は0.6%らしいですが、参照元の本は0.8%となっているらしいので
塩分量は0.8%を目安にしていこう!

…で、何でこんな話をしているかと言うとですね
今回作る196か国レシピに、水分量が書いてないんですよ。
今回の料理はバクテーです。
食べたことは無いけれど見たことはある。あれはれっきとしたスープなので、今までのように水分表記が無いからといって水を入れずにカピカピに仕上げるのが間違いだというのはわかる。
でも一体どれだけの水を入れればいいのか。
塩分量は調理のキモよ。ここを間違うわけにはいかない。

というわけで、計算します。
塩小さじ1 塩分量 5g
醤油 大さじ1 塩分量 2.7g
オイスターソース 小さじ1 塩分量 0.4g
総塩分量8.1g

そうかそうか、それじゃあ計算すっか。
と、思ったんですが
調理中に蒸発した水分どう換算するんだ?という大きな疑問にぶち当たりましてね。
逆もまた然りよね。素材から出た水分はどう換算するのか。
うーん…………


……………………………………相殺でいいかな(適当)

いやいや、でも計算しようが無いですからね、
どうせ私しか食べないんだから、多少誤差っても平気平気。
というわけで、蒸発とか無視して水分量出しますね、はいはい1010ml。

面白いもので、お水を入れるとちょうど素材がかぶるくらいの分量になったんですよ。
この素材に対してこの水分でこの調味料量…覚えておければ応用が効くんだろうな。覚えておければ。

無事、バクテーの完成です。

肝心の塩分量は、ちょっと少なかったかなという感じも。
塩辛くなってしまうより良いし、全然許容範囲内です。

香りがとにかく強くてアジアン薬膳って感じ。八角パワー恐るべし。
八角はちょっと香り強すぎますよね。
あまりに香りが強すぎるので、ビニールに入れて封をしたうえでジャム瓶に詰められ、他のスパイス置き場から隔離されております。
サフランは無くなるのに八角は無くならない謎。

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