2021年1月16日土曜日

ルパンも現代版になる。Netflix「LUPIN」見たよ

シャーロック・ホームズが現代版になるならこっちも、と言わんばかりの現代版オマージュ作品。
Netflixの「LUPIN」シーズン1を見ました。
結構面白かったです。


SHERLOCKはシャーロック・ホームズ本人が現代に生きている設定ですが
LUPINのほうは、小説「怪盗紳士ルパン」をバイブルとしている別人、アサン・ディオプがルパンの手口を模倣しているので、SHERLOCKとは少し違うものの、
もしルパンが現代に居たらどう活躍するのか。という仮定の想像を満たしてくれる作品なのは一緒です。

LUPINの主人公は、バツイチ?のアサン・ディオプ
25年前、大富豪ペレグリニ家の運転手をしていた父は、窃盗の濡れ衣で投獄され、獄中で自殺。
この時父が窃盗したと言われているのが、ルパン原作最初の話にも登場する「王妃の首飾り」
25年の歳月をかけてペレグリニ家は首飾りを取り戻したと言われているのです、が。
この話には裏があり、アサンの父は無実。
アサンは真実を追うために奔走する。

結構毎回「そういう方法で人を騙すのか!」と膝を打つシーンがあってなかなか面白いです。
しかしアサンがちょっと孤独に感じるかな。
親友で器用担当のベンジャマンとはそこまでコンビ感ないし
アサンを執拗に追い詰める刑事ゲディラは刑事の中でも地味なポジション。
でもシーズン2では刑事ゲディラとアサンのやり取りが増えそう!という、ものすごい良いところで終わっています。

またアサンは黒人男性で、怪盗としての稼ぎは知らないけれど社会的な地位は低い。
ので、全編通して上流階級と下層、白人と黒人の待遇の差みたいなものが随所に溢れていて、今って本当に階級社会なんだなぁってしみじみ思います。
フランスはもとより階級社会だと聞きますが、アメリカで作ったJOKERも韓国のパラサイトも格差の話じゃないですか。世界的にもう格差社会が進むところまで進んでるんですね。

なお、アサンは刑事に自分の携帯からSNS?メール?を送ったりしてるのに何故か警察は発信元を追わないというツッコミ場面も若干あったり。
まあ、探偵はともかく現代で怪盗は大変そうですよねぇ、防犯システム進化しすぎて…


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