2020年5月9日土曜日

ホワイトファング〜アラスカの白い牙〜

ホワイトファングって名前の映画多いなぁ、と思ったら、昔公開されたアニメおよび映画と原作は同じで、
それのNetflixオリジナル版だったようで
じつにもふもふしたくなる、ふんわりした頬周りが見事な作品です。
20200509 - 1.jpg
どうだこのふっくりした頬。

ホワイトファングは何度も映像化されているようですが、一番…いやわりと原作に近いか……?
少なくとも、一人の少年と犬の友情という話ではなくなっています。
とはいえ私原作エアプ勢なので原作はあらすじを見ただけですが。あとで読む。
白い牙 (新潮文庫) - ジャック・ロンドン, 佑光, 白石

IGNの番組によると、昔の作品とリメイク作品を比較して、そこに生じる差が強調したいことなのだそうで
参考:https://www.youtube.com/watch?v=bRFXppKlemA
これに準じるかどうかは微妙なラインですが、今の時代だと問題になりそうな表現はきっちり変更されておりました。

その影響で最初の飼い主がめちゃくちゃ崇高ないい爺さんになってまして
悲しい生い立ちのホワイトファングが…という原作の前提が崩れてしまってるんですよね。
そして物語の展開も変わっており
それでもまだ「原作に近い」なのかと言われると手のひら裏返りそうなんですが
原作を参考にしつつ、犬…もといオオカミは人と共に暮らすのが幸せなのか?
を突きつけてきた感じはありますね。

ちなみに私これに関しては「犬によると思う」派です。
あと飼い主にね。
上野教授に飼われていたハチ公が不幸だとは思わないし
「わんわん物語」ではトランプが飼い犬になってめでたしめでたしだし。
でもきっと「わんわん物語」は今リメイクしたら、トランプは森で、レディはタタラ場で暮らそう。になりそうな気もする。
オオカミは野生動物だからペットには出来ないけど、群れで暮らす動物だし、その群れに人間が混ざることがそこまで悪いという感覚はないかな。

動物映画だけどむやみに感動モノ路線にはせず、若干人間に理解しやすいように解釈されているけれど
人間に翻弄されるホワイトファングの犬生を描いたいい感じの映画なのではないかと。

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