2020年4月12日日曜日

2011年からのパンデミック予言映画「コンテイジョン」を見た

ここ最近、アニメや映画の感想が増えています。
今回はコロナが流行り始めた時にパンデミック映画として名前が上がっていた「コンテイジョン」を見ました。
20200412.jpg
見終わって、まず公開当時についた評価コメントを見に行ったんですが
「地味」「エンタメ性がない」といったものが目立ってました。
そう、確かにエンタメ性はないんですよね。
マット・デイモンがウィルスから娘を守るために危機一髪!でもないし
マット・デイモンがウィルスを利用して稼ぐ製薬会社の闇に立ち向かう!でもない。
淡々と、パンデミックが訪れた人々の暮らしが描かれてるんですが
結構今の状況に近いものが。

ウィルスが生物兵器では?と疑われ
○○が特効薬だ!と吹聴する人が現れ、
病気になってもいないのに「俺は病気だ」と言い出し、特効薬が効いたから治ったと言い
薬局にはその特効薬を買い求める人が溢れ、
売り切れるや否や暴徒と化し
街から人が消え、
州境は封鎖されて移動できなくなり
WHOは製薬会社とズブズブだ!と非難されるも、実際は非難してる側がズブズブだったり
これはコロナウィルスの映画化か?と思うような感じが。

なお作中ではワクチンが完成しております。
が、誰が最初にそのワクチンを手にするのか?という所でまたしても揉めるんですよ。
ここはまだコロナ未体験ゾーンですね。
疾病予防センターの偉い人とその家族は優先的にワクチンを投薬されるんですが
ちょっとした不正を見逃す変わりに、別の人にワクチンを横流ししてワクチンを打ったと嘘をついたり…
なるほどこれが未来か。という感じですね。

アジアでは、香港はワクチン入手の「最後尾に並ぶことになる」という懸念を抱えた一派が、ウィルスの研究者を誘拐してワクチンを要求することに。
こういう誘拐事件や強奪も今後あるのかしら…そうならないことを祈るばかりですが。

でも香港がワクチン入手の「最後尾」は、今の感覚だとちょっと違和感ありますかね。
テドロスさんなら最前列にしてくれますよきっと。


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