2020年3月9日月曜日

寄らば大樹の陰の話

子供の頃、大きめの地震に見舞われました。
震源地に近かったエリアは壊滅的な被害を受けたのですが、大都市は無事だったので
「大都市は無事でした。良かったですね」
みたいな報道で終わってしまって
全然無事じゃないじゃないかと憤ったことがあります。

その時に言われたのが
人口が多いところが優遇されるんだ
でして。

まあ台風報道とか見てると、確かにこの「人口が多いパワー」をひしひしと感じることが多く
東日本大震災の時、輪番停電から足立区を除く23区が除外されたことで、少なくとも私の中では決定的となりました。

昔の人は言いいました。
寄らば大樹の陰。
そうか、これがそうなのか。

時には寄り添った大樹ごと天にメッシーな局面もあるかもしれませんが
いいんですよ。
核戦争後の世界に夫婦で取り残される映画(タイトルを思い出したくもない)とか見てると
私はまとめてメッシーされたほうがマシ。って思いましたから
大樹に寄り添ってメッシーされるなら諦めもつくというもの。

で、何の話かというと
トイレットペーパーね。
イオンが大量入荷した話は見てて、
ヨーカドーでも順調に入ってるらしい。

天下のイオングループと、震災下でも鋼の物流網を見せたセブン&アイホールディングス。流石。

一方、我が家の近所のスーパーはというと?

うん。
もともと在庫が脆弱なスーパーではあるけれど
母体が強くないとトイレットペーパーの入荷もままならないというのがよくわかりました。
やはり規模こそパワー。
でかい都市、でかい会社、バックに財閥、そしてでかいスーパーこそが強いのだ。

まあそう思ってでかいスーパー目当てで引っ越しすると
うっかり閉店とかする可能性があるのが難しいところなんですけど。
ああ、いい加減トイレットペーパーが買いたいなぁ。

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