2020年2月4日火曜日

Netflix「ウィッチャー」は面白い

Netflixのドラマ「ウィッチャー」がたいへん面白いです。
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Netflixで最も再生された番組になるかも、って話らしいですが
それも納得の面白さ。

ゲラルト、イェネファー、シリの3人のパートが交互に繰り返される形式になってます。
ゲラルト視点では主に他種族と人間のかかわりが、
イェネファー視点ではこの世界にどんな国があって魔法とどういう関わりなのかを知ることができます。

ただこのイェネファーのエピソード、
ドラマオリジナルらしいんですよね。
骨格が曲がり、親から愛情を受けられなかった少女だという点は変わらないようですが

ゲーム版ウィチャーは、私は3しかやったことがなく
主人公はゲラルトなのでイェネファーについてはあまり深掘りされていなかったのですが
ドラマ版のイェネファーは過去がしっかり深掘りされており、
また彼女が何を求めているのかもはっきりしています。

誰かの大切な人になりたい、誰かから必要とされたい。

ただシーズン1でその役割を果たすのはゲラルトではなく、
どう見ても学長のティサイアでしたけどね。
2話の終わりで無表情なティサイアがイェネファーをみてほんの少しだけ微笑むシーン、
ツンデレかよぉ!最高過ぎない!?って思ってたら
やっぱりイェネファーにとってもあれは最高の微笑みだったとわかるシーンがあり…
これぞ師弟愛。いや、親子愛かもしれない。


過去が深掘りされたイェネファーに対して、ゲラルトについてはほとんど語られないんですよね。
ゲラルトがどういう人かというのは劇中の彼の行動が全てなんですが

めちゃくちゃ良い人。

やむを得ない場合を除き、目につく人みんな助けてるんじゃなかろうか。
あれ、ウィッチャーってこんないい人でしたっけ?
イェネファーが他の男といるだけで明らかに嫉妬するし
あれ?イェネファーが居ながら他の女性と浮気するほうではありませんでした?

まあこれは多分ゲームのほうで、死ぬってわかってたらその選択肢は選ばなかった。みたいな選択肢を選んだことが多々あるせいで
必要以上にゲラルトをシビアな人にさせていたのかもしれない。

イェネファーがどういう経緯で魔法使いになったのかが知れると、「じゃあゲラルトはなぜウィッチャーになったの?」が気になってきます。
シリーズ後半でちょっと語られるんですが
その時にゲラルトの口から絶対に出なそうな衝撃の言葉が出てくるので二重にびっくりです。

あれ原作ではどうなっているんでしょう。
これは早急に原作を確認する必要がでてきました。

とはいえ、途中で止めてる作品が多分4シリーズくらいあるので
今年はそれも順番に片付けないと。

シリに関しては目下逃げているだけ、
とはいえ彼女も、お嬢様育ちのはずなのに、生きるためにネズミを食い盗みを働き、
従者が主人を殺す場面を見ても怯えず、追われる事に対して泣き言ひとつ言わず。
あまつさえ追っ手に対して「殺して、殺さないなら私がやる!」と、逞しさを通り越した姿を見せているので
今のところゲラルトが一番モラルのある人ですかね。

通が見たら気になるところがあるようですが
私はどの話も面白く鑑賞できました。
ゲームオブスローンズほどとはいかなくても、比較対象としてゲームオブスローンズが出てくるほどには素晴らしい出来栄えだと思います。

ただ、ヤスキエルの歌の和訳だけは酷い。
もう少し何とかならんかったのか。
歌自体は素晴らしいです。
特にToss A Coin To Your Witcherは必聴。
TOSS A COIN TO YOUR WITCHER (Jaskier Song) - Netflix's THE WITCHER (OST) Official Soundtrack Music

シーズン1が非常に気になるところで終わっているので
シーズン2が待ち遠しいです。

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