2020年2月2日日曜日

劇場版メイドインアビス「深き魂の黎明」が度し難い

よくもこんな度し難い映画を!!!
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完成したあと、レーティングがR12+からR15+に変更になるという偉業?を達成した映画です。
私的には「言うほど残酷かね?」って感じだったんですけど
原作未読だと確かに衝撃すぎる展開だったかもしれない。

ほとんどマンガを読まない私ですが、メイドインアビスは何度も読み返してまして
完全に慣れてしまっていたんですね、慣れって恐ろしい。

一方で、ボンドルドのセリフは音声がついたせいか、活字より浸透度が高いというか
残酷な描写よりも、その残酷性の根源になっている思想に触れるほうがヤバいのでは?という気がしました。
ボンドルドは完全にあちら側のサイコパスなんですが、彼なりに思想に筋が通っていて
しかも方向性がおかしいだけで愛あふれるお方なので
プラスの面しか言わない善人(メイドインアビスにはそういう人居たかどうか定かではないけれど)よりも、なんだか真理を言ってるような気がして
発言に対して「そうよなぁ」って頷くことも多いんですよね。

喜びしか知らない人から祈りは生まれないとか
そうよなぁ。
生きるって大変よね。人生には呪いと祝福の両方があるよね。
そうよなぁ。

でも狂気の沙汰だけどなぁ。


早くゆっくり見返したいので、Blu-rayが今から楽しみです。

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