2019年9月25日水曜日

歴史をつくった洋菓子たち

歴史をつくった洋菓子たち―キリスト教、シェイクスピアからナポレオンまで
歴史をつくった洋菓子たち―キリスト教、シェイクスピアからナポレオンまで

歴史の中で洋菓子が果たした役割みたいなエピソードを期待していたのですが、
どちらかと言えば「洋菓子の歴史」。
とりわけ、洋菓子の誕生とネーミングの信憑性を議論する本でした。

食べ物の発祥を巡る議論は最近もティラミスとかロールケーキとかで見かけたので、
昔からある話だったんだなぁってしみじみ思いますね。
うどんも話題になったしね。


お菓子に限らず、有名になればなるほど、ドラマチックな誕生秘話が好まれる傾向があります。
例えば王侯貴族が一度食べて絶賛したとか
敵国との争いの中で手柄を立てたとか
また、天才パティシエが考案したメニューだとか
後世になって紐づけられるケースが非常に多いようで。

そういうのを全て信じて行くと、14歳の天才少年料理人が王族の前で新作料理を披露したとか
天才パティシエが生まれる前にケーキを作ったとか
そんな話になってしまうようです。

かといって、洋菓子に関して詳細な歴史を記した本は少なく、
エビデンスを伴う反論をするのも難しい状況のようです。
そういったエピソードは、話半分で聞いたほうが良さそうですね。

とはいえ、売上に響く売り手側にとっては、話半分とは言えない真剣な話なのは確か。
そのために何十年も裁判で争うケースもあり、
有名なお菓子ザッハトルテは2度も裁判沙汰になっているんだとか。

たかがお菓子、されどお菓子、恐ろしい…。
まあお金が絡むと恐ろしくもなりますね。

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