本を読み終わる前に映画の話をちょっとさせてください。
この映画は、エンタメ性が高いわけでもなく、アクションが見ものなわけでもなく、感動のストーリーでもなく、
面白いのか?と言われるとちょっと考えてしまうのですが
私はかなり好きな映画で、受けた衝撃度で言うとショーシャンクの次くらいに来てしまうかもしれません。
インドの青年パイが家族とカナダに移住する際に
嵐に遭遇して船が沈没してしまい
救命ボートに残されたトラと共に太平洋を彷徨うというのがあらすじです。
あー、虎と心の友になっちゃう感動話?
とか思ってたんですが、
どうにも様子がおかしいんですよ。
虎との友情をはぐくむ話ではないようです。
かといって、漂流の限界サバイバルを演出する映画でもない。
なんかね、やけにぬるい漂流してるんですよ。
虎がいるのに食事には困らないし、怪我もしないし、景色は綺麗だし。
挙句到達した島がおかしいんです。
なんじゃこりゃ?
って思ってたら
ものすごいどんでん返しが待ってまして
最後は金田一少年の推理を聞く剣持警部みたいな感じになってました。
どういう事なんだ金田一!
この映画は色んな方が考察されてるんですが、その考察がまた面白いです。
ものすごく含蓄のある映画です。
インド人が主人公ですがインド映画ではないのでダンスはないです。
私はダンス好きなんで、無いのは残念なんですけどね。
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