2019年7月9日火曜日

2行でも読書!「精神科医が教える 良質読書」

実況プレイ解説が抜群だった精神科医さんの本、2冊目。
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私調べでは、頭の良い人ってものすごい集中力の持ち主です。
何やらせてもすぐ上達するし、すぐ極める。
何故なら1日10時間とかぶっ続けでやってるから。
みたいな。

が、精神科医名越さんはそうではないと。
むしろ集中力が続かず、10分読書すると飽きてしまうと。
私にとってはかなり天地逆レベルの衝撃でした。
いやいやそうは言っても、読書が嫌いだから集中しないだけで、きっと勉強はおできになるんでしょう?
と、持論に固辞したくなりますけどね。

この本は、読書嫌いが勧める読書方法という点でとても革新的です。
1冊の本だけに拘る必要はない。
2行読んでも立派な読書。っていうか難しい本はそんなスラスラ読めない。偉い人もそう言ってる。
「分かった気になる」でいい。
などなど、
今までそれでいいって言ってくれた人いた?
って事が書かれていました。

私、岩波文庫だけはどうしても読めないのですが
2行で良いと言われると読んでみようかなと思いますよね。


また著者が言う、複数の本を読み進める方法で理解が深まるというのは
私も経験があります。
ひとつの本を読み進めるほうが向いている人もいれば、
あちこちの本を読むとある瞬間に知識がつながって理解ができる人もいると。

もとから本をたくさん読む人が薦める読書法のようには読みすすめられないという人にとっては
別視点からの読書法となってよいのではないかと思われます。
自分に合う方法を見つけるためにも、こういう本はいろいろ読み散らかさないとね。

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