2020年10月7日水曜日

人事考課ってほんとうに人次第だなって思うわけで

若い頃は「頑張って成果を出せば認めざるを得ないだろう」とか思ってたんですけど
そんな事は全く無かったですね。

前の部長が来たばかりのころ、50代半ばくらいの社員がうちの部署にいましてね
これが頭の固いおっさんだったんですよ。
99%大丈夫、という案件を見つけると「でも1%ダメなんでしょう?」とすかさず言ってくるタイプの頭の固い人でした。
前部長は好き嫌いが激しい人だったのですが、真っ先にタゲられたのがこの人で
部長はこの人が抱えていたすべての仕事を取り上げて放置するという
自部署内リストラ部屋を作りましてね。
権力を持つ大人のいじめをまざまざと目にしましたね。

こういう時、いじめられた側の落ち度を探して、それこそ「頭が固いから悪い」みたいによく言われますけど
それ退職するまで虐められるほどの落ち度ですかね?って思うんですよ。「嫌われていた」とか「口きいて貰えなかった」ならまあ、仕方ないよねって言いますけど、そのレベル越えてて明らかにやりすぎだと思うんですよね。
不正とかハラスメントとかで明らかに問題になった人すらこんな仕打ちされてないですよ。

なおこの部長は、ちょっとでも反論する人は異動させ、周りをイエスマンで固めてました。
この部長のほうが、会社を私物化しているという点で悪だと思っています。

当時私が異動させられなかったのは、ひとえに誰もやりたくない仕事ばかり押し付けられており、
私が異動すると代わりにハズレくじを引かせる人が居ないという、それだけの理由だったと思います。
もちろん人事考課では一切評価していただけず、いつも能力が足りないと言われておりました。

それがですよ、部長が変わった途端に褒め言葉が飛び交いだしましてね。
私は何も変わってないんですけど、「いつもおかしな事を口走っている奴」が、「鋭い視点の意見を言う」とか言われてて
それを聞いた私が絶句ですよ。
今の部長はなんでもポジティブに捉える人だけど、感想真逆と言っていいレベルじゃないですかと。
ちなみに貶されるべきところはしっかり貶されていましてさらに絶句です。

そんなわけで、昇進までは行かないですが会社内での地位がちょっとだけ上昇しました。

まあ何を考えてそう仰ってるのかはわかりませんが
人生の序盤でこう言ってくれる人と出会えていたら
もっと違ったんだろうなぁって、思ってしまいます。

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