最初に食べたものがいまいちだと、その食べ物が嫌いだ。という認識になってしまうの、ありますよね。
私の場合、いちご大福がそれでして、長年、いちご大福の良さなど微塵も理解せずに暮らしておりました。
だって、いちご大福って酸っぱくない?
レモンのような酸味とは違って、舌にビリビリくる謎の酸味。
というかイチゴが持つ酸味に炭酸が加わったような感じのやつなんですが
いちご大福を美味しく食べられる人に言っても
「は?何シュワシュワって?こいつ頭おかしいの?」
みたいな反応をされて、もう全然わかってもらえなかったんです。
なぜいちご大福はシュワシュワするのかを研究した記事があって
ちょっとだけ救われました。
やはりいちご大福シュワシュワするじゃん。
あんこと酸味+炭酸、アンマッチすぎると思います。
いちご大福なんて、美味しくないわ!
……そんな時、心の中の山岡士郎が言うのです
「やれやれ、本物のいちご大福を知らないんだな」
や、山岡さん!まさか
「明日またここに来てください。本物のいちご大福を食べさせますよ」
などと心の中で思ってみるものの、
非実在山岡士郎なので本物のいちご大福とやらは自分で探さなければなりません。
そして、稀に見つけるんですよ。
死ぬほど美味しいいちご大福を。
こちら鈴懸さんのいちご大福です。
全くシュワシュワしないのはもちろんのこと、
きわめてみずみずしいイチゴと、同じくみずみずしいあんこ、限りなく薄いもち層が三位一体ハーモニーでございます。
これには海原雄山先生もにっこりに違いありません。
なお、これを食べて「なんだ、いちご大福美味しいじゃない!」と認識を改め、
それじゃあ別のお店も。と手を出してみたんですが
やっぱりいちごとあんこがちぐはぐなんですよね。
スカイベリーを使ったいちご大福も食べたんですけど
いちごが美味しいのと、いちご大福が美味しいのは若干の違いがある印象でした。
いちご大福うまー
0 件のコメント:
コメントを投稿