インド映画ならすぐに「踊る◯◯」になりがち。とか。
そこにきて今回の映画は、最初に日本で公開された時の放題が
『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』
日本の公開が1999年で、その頃私はインド映画は見て無かったので、当時の反応は分からないものの
映画館内で漏れ聞いた話によると、結構邦題に反発があったとか。
その映画が邦題を新たに、『DDLJ 勇者は花嫁を奪う』として1週間限定公開。
これ、見たかったんですよねぇ。

で、見た結果。
…………これは、『ラブゲット大作戦』、そんなに悪い邦題じゃなかった気がする…
というのも、主人公のラージ(シャー・ルク・カーン)がけっこうなお調子者で、あまり力に頼るタイプではないので、私はあまり勇者ってイメージ無いかも。
運動ができる事がアピールされていたけれど勉強はからっきしで、不良…と言う程でもないもののちょい悪で、
ああー90年代ってこういう主人公多かった気がするーーーーー
という、妙に懐かしい気持ちになりました。
ただこのヒーロー像、当時はたいへん斬新だったらしく、
DDLJが売れに売れて王道になってしまったために普遍的に見える現象が起こっているようです。
ストーリーは、ロンドンで暮らすインド人のシムラン(カジョール)は親が決めた知らない人との結婚が決まり、結婚前に1ヶ月間、ヨーロッパ旅行に出かける。
その旅行でラージと出会い恋に落ちてしまい、親が決めた結婚を阻止しようとする。
ラブストーリーは割と長期間楽しめるものの、30年前の映画を今見ても十分楽しめるって凄いですね。
と同時に、2020年を過ぎても新作インド映画の中に、頑固オヤジや親が勝手に結婚を決めて知らない人と結婚する話が登場するのも凄いというか。
社会があまり変わっていない事も思い出させてくれますね。
初見で今見ると、興奮というより王道ものを見たなぁという安心感のほうが強いんですよね。
これがインド映画のゾルトラークかぁ〜
という気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿